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ミスiD2021にでます浅井心晴です

はじめまして浅井心晴と申します

「はじめまして」という言葉を言う機会が多くなり少しうれしいです。


私は現在AV制作会社のアシスタントプロデューサーとして働いています
そしてAV女優としても活動しています。

2019年6月28日10時18分
私は生まれて初めてSEXをしました
AVに処女を捧げたのです。
捨てるのではなく捧げたのです。

私は人を信じること、自分を見せることが本当に苦手でした。
内気な性格や変なところにど真面目な性格が原因でいじめやDVに合い「おはよう」の代わりに「死ねば?」といわれる学生時代。

人が正直嫌いです。


だから20年間私は一度も人と付き合ったこともないし、人前で服を脱ぐことなんて考えられませんでした。
自分をないものとして生きることが生きやすい道だと思っていました。

他人が望む理想の自分を作り出しては何度も失敗し、人格という服を毎年のように着込んでいくようになりました。

しかし本当は変えたかった
心のどこかで自分として生きたいと思っていました

19歳の時に行ったAV女優さんの写真展で衝撃を受けた

「物理的に脱いだら心も変われるかも」
そう本能で感じ気が付いたらAVに出ていました。
あれだけ心の服を脱いだら自分は何もなくなるんじゃないか
私の存在なんて意味のないゴミになるんじゃないか

そう思っていた私がAVに出ていました。


「AVに出演したい」
この一言は私が初めて出したSOSの言葉でした。
痛さと緊張で訳が分からなかったが人のぬくもりだけは今でもはっきり覚えている

出演してみると自分が見ている世界に色がつき、笑う事が増えました
なにより息をすることが楽になりました
人と人とのつながりは私にっとって悪いことばかりではないんだなと感じました。

しかしまだ残る引っかかり……
脱ぎきれない何か
私が私である意味それはなんなのか

人と人とのつながりでどれだけ前向きになれるか分かりたいのです。
それを発信することで人の心を動かせる人間になりたいのです
"生きづらい "
そう思ってる人達の支えになりたいのです

AV女優という今ではアイドル的存在でもある身でありながら暗い部分を見せることはあまりよくないかもしれません。
ましてや、さほど有名ではない私がそれをしたらミスiDで結果を残せなかったとき
居場所なんてなくなっているかもしれません。

それでも私が見てきたもの、救えるはずの人たち、同じ性格の人を見て見ぬふりをして…
すべてを忘れてヘラヘラ笑うことはできません。
だから多少犠牲を払ってでもミスiDにかけたいのです。

私はAV女優になって有名になることがゴールではありません

伝えたい事を、伝えたい人に、伝えるためにここにいます。

それが私にしかできないこと
闇も光に変えてやる

やっと色付いた世界に今度は光がさしてくる
そんな日を夢みて

浅井心晴という人生ドラマが誰かの人生の1部になれる日が来るといいなと思っています

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