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脚が太く(見える)理由を考えてみる

こんにちは、みほです。

先日Twitterで、
リクエストを頂いた内容があります。

完全にわたし個人の意見になりますが
書いてみたいと思います。

今回はこの中の「部分痩せ」について
考えてみましょうか。

結論

さきに結論からお伝えすると
部分痩せはしません。

減量を目的として、
特定の部位のメリハリをつけたい場合も

身体をひとつのユニットとして捉えると
一定の場所だけが痩せたり太ったりは
まずないと言っていいと思います。

しかし、今回の質問をみると
太ももの辺りだけが太い
という状態が記されています。

実際にお目にかかったわけではないので
想像の範疇を超えませんが、

人間の身体において
特定の筋肉が(他よりも)発達する
ということは起こりえます。

言い換えると
特定の筋肉の使いすぎ
です。

太ももの太さが気になる場合
「(特に)脚の外側の筋肉の使いすぎ」
がひとつ改善点として上がってくるでしょう。

ですので、今回のテーマは
「どうして脚の筋肉が発達してしまうのか?」
に絞って、進んでいきましょう。

脚が太くなる理由

この話を進めるにあたって
まず明確にしておきたいのが、

脚が太くなった現象を
どの視点からみているのか?
です。

もちろん、
食べすぎ運動不足による
脂肪の蓄積が原因の場合もあります。

が、

今回は
「筋肉の使いすぎで
発達して太くなっている場合」
からフォーカスしてお伝えします。

では、参りましょう。

わたしが考える、脚が太くなる理由は
大きく3つあります。

1、背骨を支える腹筋群の機能低下

私たちの背骨(頭)を支えてくれるのに
大きな役割を果たしてくれているのが
腹筋群ってやつです。

具体名を上げるとするならば
・横隔膜
・腹横筋
・腹斜筋
・骨盤底筋
のよっつでしょうか。

人間の身体は筒状になっていて、
その筒が安定している状態を
「背骨(頭)が安定している状態」
と位置付けます。

上記のような腹筋群が
しっかり仕事をしてくれると

背骨が安定し、
さらにはその上下にある
身体にとって重要な
頭と骨盤も安定する。
といった仕組みです。

この辺りは、脳のしくみとも
関わってくるので
深掘りはしないでおきます。

腹筋群が機能していると
いわゆる『体幹が安定』した状態が
作れるのですが。

体幹が安定することによって
何より受けられる恩恵は何かというと…

「手足が自由に動けるようになる」

ということなんです。

ここで、
まだ立って歩く前の赤ちゃんを
想像してみましょう。

彼らは、歩いていないので
脚の筋肉を発達させる為に
まだスタートを切ったばかり。

それなのに、脚を高く持ち上げて
自分の口へ運んだり
手足を伸ばしてバタバタさせたり

ダイナミックな動きが
できていますよね。
(下手したら成人より)

なんでそんなことが出来るのか?

それを考えることにヒントはあります。

そう。赤ちゃんは、
お腹の力で脚をあげることができるから
なんです。

前述した腹筋群がきちんと機能して
背骨を安定させて
お腹の圧を高めることによって
自らの脚を持ち上げているのです。

このことから
なにが言えるのかというと

成人して立って歩くときに

脚の筋肉だけを使って
脚を前に振り出していると
筋肉の不必要な発達が起こってしまう

ということです。

※お腹の力が上手に入らない原因は
ここでは割愛します。


2、お尻の筋肉がサボっている

つぎに考えたいのが、お尻の筋肉について。

私たちが持っている筋肉の中に
普段身体を支えるときや
歩行の際に使いたい大きなやつがいます。

それが、ケツ筋です。

「歩行」という動作は
簡単なようで複雑でありますので
このnoteを読んでくれた方は

まず自分が
「ちゃんと」歩けているのかどうか
に気を配ってもらえると嬉しいのですが…。

そんなことはさておき、
お尻の筋肉を使って前に進んだり
身体を支えたり動きをスムーズにしたり
そんな風に使えたらとっても優秀。

だけど、それが何らかの理由で
うまく働かなくなってしまう場合が多いです。

すると、お尻の代わりに股関節を支えたり
歩くときのブレを補正したりする為に
他の筋肉たちが頑張って仕事をしようとします。

よく言えば頑張り屋
悪く言えばでしゃばり
の筋肉が不必要に発達しても
脚は太くなります。

なぜならその筋肉のひとつが
大腿の外側に付いているからです。

先程同様、
腹筋群が働いていない場合も
前腿がやたらと張ったりしてきますね。

ずっと座っているとお尻が痛いとか
何かするといつも腿前が疲れてきちゃう

そんな人はお尻がポイントかもしれません。

3、足の指が浮いている

最後に注意したいのが、足の先です。

結果的に、
足の裏がどうやって地面についているのかが
体幹部の安定にも関わるので

全ては繋がっている…
と言ってしまえばそれまでなんですが。

あなたの指先はどうですか?
床にきちんと休められていますか?

立ったとき、歩いたときに
どんなふうに足の裏を使っているのか
気を配ったことがありますか?

足の指が浮いているということは
地面を蹴って前に進むことに
難しさを覚えている状態です。

蹴れれば、身体を移動させるのに
余計な力はいらないはずです。

階段を登る時もそうです。
足の裏全体で踏ん張ることで
お尻に力が入ります。

また、動いていた身体を
止める時にブレーキをかけますが

足の裏で
地面を捉えることができていないと

ブレーキをかける時に腿の前ばかりが
頑張らなければいけなくなりますので

結果的に脚が太く(なったように)見える。
ということですね。

脚をすっきりさせる方法

初めにも申し上げた通り
予想の範疇を超えませんが

こういった原因をひとつひとつ
解消していくことが
脚をすっきりさせる
秘訣なんじゃないかと思います。

つまりは

使いすぎを抑制して
サボっているものを活性する

ということです。

こればっかりは、
文章で説明するのも大変だし
読んだだけではわからないので

機会があれば
直接お伝えします。

セッション受けに来てくれたら
いくらでもお伝えします。

こちらより
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2019.07
日々精進



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