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Giverny, La Maison de MONET §2

Le Jardin d’eau

MaisonとLe Clos Normandを見たあとは
睡蓮のある《Le Jardin d’eau》へ。

直訳すると水の庭になりますね。
その名の通り、有名な、大きな池があり、
そこに睡蓮が植えられていて
周りにもたくさんの植物が生い茂っています。

お家とは道を挟んだところにあるので
地下通路を通っていきます。

とても見応えのある庭園ですが、
池の周りの道しかないのと、
人が多いので流れに乗って歩いていると
簡単に一周できちゃいます。

池にたどり着くまでの道は小川に沿っていて、
向こう岸には竹がさわさわと揺れています。
6月はオレンジ色のお花も咲いていました。

ほんと、どこを見ても絵。
恍惚の中にいるというモネの言葉にも納得。

Nymphéas

睡蓮の池はこんな感じ。
午後に行ったので咲き誇る感じではないですが
ピンクの睡蓮の花が彩りを添えてくれてます。

ここもまた、モネの絵を実写で見ているよう。
彼はここであの絵を描いたんですから、
そりゃそうなんですけどね。
それでもやっぱり感動しちゃいます。

日本好きのモネが作った太鼓橋。
睡蓮の絵にも度々登場していますね。

日本の太鼓橋はもっと角度が急で赤のイメージ。

100年前のフランス人が作る太鼓橋も
こちらの雰囲気や風景に馴染んでいて
これはこれで素敵。
橋好きとしては新しいインプットでした。

竹、柳(かな?)、もみじなんかもあって
フランスと日本の折衷の塩梅が素敵です。

モネが描いた絵の通りの写真を撮ろうとすると
水の上に小舟を浮かべないと無理なのかな?

Boutique et Librarie

帰る時はもう一度地下通路を通り、
お家の方に戻ります。
出口には結構大きめなお土産屋さんもあります。

モネの図録や、ポストカード、Tシャツ、
スカーフ、カットボードなどなど
モネの絵をモチーフにしたグッズが
たくさんあります。

ジヴェルニーはノルマンディー地方なので
ジヴェルニーのシードルや
カルヴァドスも売られています!🍎
そんなに高価ではないので気軽に買えますが
シードルは750mlサイズしかないので
持って帰るのはまぁまぁ疲れます。

シードル好きなのでトートバッグに入れて
頑張って持って帰ってきました。
まだ飲んでいないので味は分かりません。
(飲んでも批評出来る味覚は
 たぶん持ち合わせておりません!)

という感じで、睡蓮の池を別で書いたものの
こちらは短くなりましたねぇ。

とにかく人が多いです、
バスでのツアー客もどんどんやってきます。
モネの世界を見にきたのか?、
それともモネを背景に自分を撮りにきたのか?と
思ってしまうような人たちもいらっしゃるので
もういいやと思ってしまう忙しなさです。笑

朝早くに行くとツアー客もまだ来ず、
人が少なくてゆっくりできるみたいですので
モネ好きの方は朝早く行ってみてください。

余談ですが、
虫嫌いにはなかなか落ち着かない場所です。
蜂に蝿に、なんでも飛んできます。
これもまた、
早々に庭園を見終わってしまった理由のひとつ。

§1でも書きましたが、
わたしはLe Clos Normandの方が好きでした。
ジヴェルニーの庭園を題材に描いた絵はもちろん
『日傘の女』や『ひなげしの丘』なども
彷彿とさせる景色でした。

たくさんの植物たちの間の小道を見ていると
19世紀の人たちが歩いている様子が
目に浮かびます。

モネの家のあるrue Claud MONETを
家とは逆方向に歩いていくと、
モネの眠る教会もあります。

静かで小さな教会ですが
これもまた別に記録に残そうと思います。

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