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【10/11振り返り分析】重要なトレンドラインをあっさりブレイク。次なる重要ラインはどこか

『COINTANK Daily Trade Tips』は前日のチャートからトレードのポイントを振り返るコンテンツです。

※基本的にテクニカル分析に必要なツールを用いて解説していきます。

【使用したテクニカルチャート】
BTC/JPY(bitFlyerの価格) TradingView

トレンドラインはあっさりブレイク

上図(図1)を見てください。これは4時間足のチャートです。11日、重要なトレンドラインがあっさりとブレイクされてしまいました。反発するそぶりも見せず、一気に下落していったことがわかります。

そして、長期にわたり意識されている70万円のサポートラインに到達し、現在はサポートライン付近でのレンジ相場になっています。

・たった30分間で出来高急上昇。まとまった売り注文による下落か。

今回の急落は、たった30分間で引き起こされました。出来高の推移をみると、この30分で出来高が急上昇しています。これは一個人または団体がまとめて売り注文を浴びせた可能性を示唆します。

まとまった売り注文だったため、トレンドライン付近での買い支え圧力を受ける隙も与えず、一気に60万円台へと突入していきました。

この急落をとらえるのは難易度が高い

たまたま今回はトレンドラインをブレイクしましたが、通常、トレドライン付近での反発や反落の可能性を考えてトレードします。そのため、ブレイク前に焦ってブレイク方向にトレードするのはお勧めできません。 そのため、ローソク足がトレンドラインをブレイクしたことを確認してからのエントリーが無難な取引となります。しかし今回は、ブレイクを確認している間にも価格はどんどん下がり、エントリーをするタイミングをうかがい辛い非常に難しい相場でした。

ビットコインは出来高が少ないため、急な大口注文で価格が一気に変わってしまします。その点、相場では急落、急騰が起こりやすいのです。

大口注文がくるタイミングを事前に予測するのは困難ですので、急落を予想してエントリーするのも難しいです。

このような相場に備え、損切ポイントを決めておくことは非常に大切です。賢く損切をして資産を守れるようにしましょう。

69万円のサポートライン付近での値動きに要注意

図3は、2017年後半から現在までの日足チャートです。

このチャートより、69万円のサポートラインは非常に強く、ここをブレイクして下落したことはありません。その分、もしブレイクすれば、勢いよく下落していく可能性があり、注視する必要があります。

ここ数日で相場の方向感が決まる可能性があるため、損切設定をしっかりと行うか、チャートを細目に確認すると良いでしょう。

■Writer■
まっつん
14歳のころから株式投資を始めており、FXトレード歴は3年。トレードビギナー時代には3か月で全財産70万円を失う経験を経て、プロトレーダーのもとでトレードを学び始める。3年以上トレードをして得た実経験や、バカラやブラックジャックの仕組みを研究したことで得た知見、大量の書籍から得た有益な情報を掛け合わせることで独自のトレード方法を開発。仮想通貨には2016年(当時1BIT=4万円)から投資しており、当時はリップルに集中投資を行う。また、100本以上の仮想通貨にまつわる記事を作成していた経歴をもち、仮想通貨に対する知識も経験も豊富。現在は、ビットコイン、ビットコインキャッシュ、リップルを保有中。

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