治療レポNo.4 ▼初めての婦人科検診〜子宮筋腫発見

◆前回までのお話…

医師との問診の結果、私の月経困難症は歴も長く(なにしろ中学生からなので、ほぼ生理が始まったと同時のお付き合い)、症状自体もなかなかひどいので、健康のためにもすぐに治療を考えて欲しいとのこと。
まずは決定的な原因(内膜症や子宮筋腫など)があるのかないのかを調べるために、初めて婦人科での内診を受けることになりました。

◆検査の概要

私が受けたのは、

・医師による触診(お腹を触ってしこりや張りなどがないかをみる)
・内診(医師がゴム手袋をつけて膣内の様子をみる)
・細胞診(綿棒で細胞を採取し、がん細胞などがないか検査する)
・超音波検査(膣内に細い超音波計を挿入して内部の状態みる)
・血液検査

こんなところだったと思います。
尿検査もやったかもしれないのですが、失念してしまいました。
この時私は25歳だったので、医師の勧めでついでに初めての子宮ガン、頸ガン検診も並行してやってもらいました(どちらも今回の検診とやることはほぼ同じ)

虚弱な子供時代をすごし、大人になってからも何度もいろんな検査や医療行為を受けてきた私ですが、陰部の診察というのは初めてだったのでさすがに少し緊張しました。医療行為で他人に陰部を見られるのは、子供の時、看護婦さんにトイレで浣腸された時以来だったかも…。
その数年後に虫垂炎で緊急手術をすることになり、女性看護師さんに陰毛を剃ってもらったり、術後の洗浄を体験をする羽目になったりはありましたが、それはまた別のお話(笑)

◆いざ、内診

下着を脱いで、カゴに備えてあるゴムウエストのタオル(小学生が水泳に持っていくのと同じ)を巻いて、足をガバッと開くようになっている例の内診台の上に上がります。

お腹から先がカーテンで見えないようになっているし、相手は女医さんだし、思ったより恥ずかしくない。
というか、医師は一日何人もこうして内診しているでしょうし、第一死ぬほどしんどい思いをしていてそれを治療しにきているので、もはや気にしてはいられません。

膣に器具(クスコという銀色の、アヒルの口みたいなあれ)を挿入された時は、痛くはないけど「ぬぅ…」となる異物感とひんやり感があったものの、概ね痛みや不快感はなく終了。

超音波計も、実物を見たわけではないのですがおそらく細〜い管なので、検査している何も感じませんでした。
診療する医師にもよるのだとは思いますが、こんなにあっけないならさっさと来ておけば良かった…。という感じです。

◆内診の結果

結論から言うと、私の子宮には筋腫が1つありました。

「子宮筋腫」という言葉に馴染みのない方にそれが一体何なのかを説明しておきますと、早い話が、子宮内に出来たコブです。

ガンなどの悪性の腫瘍とは違い、子宮内にできるオデキやイボのようなもの(厳密には全然違うと思いますが、一つの例えです)なので、場合によっては放っておいても大丈夫なのです。

出来た位置や大きさによってはそれこそ月経困難症を引き起こしたり、ひどい時は不妊や流産の原因になったりするので、その時は手術によって切除する場合もあるそうです。

私の筋腫は超音波検査の最中に見つかりました。
「あ、やっぱり筋腫がひとつありますね」
と言われ
「もしかしてそれが原因ですか!?手術ですか!?」
と身構えたのですが、医師によるとその筋腫は出来ている位置も大きさも、月経や生理に影響するようなものではないとのこと。

つまり、このまま放置しても何の問題もない筋腫だったのです。
ただし今後筋腫が大きくなっていくようなら問題なので、何もなくても今後は定期的に(年に一回程度は)検診に来るよう勧められました。
ガン検診のついでに出来ますしね。

筋腫はあった。でもそれが原因というわけではなさそう。
じゃあ私の生理がこんなに重いのは何故…?

次回の記事は、再び問診に戻り、今後の治療法を相談していく内容です
→ 治療レポNo.5 ▼治療方針のお話
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