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治療レポNo.1 ▼とにかくひどい生理痛に悩まされていた私

私の生理痛との戦いは、13歳〜最も辛い思いをした25歳くらいまでと、実に10年以上に及びました。
今も完全に攻略したわけではないのですが、以前のことを思えば格段に楽になったので、少しずつですがそのレポートを書いていきます。

生理中の具体的な症状をあげれば、とにかくまずは当たり前にお腹が痛い。
2日目と3日目は凄まじい痛みが始まるので、必ず鎮痛剤(それも市販のものではなく処方薬)を飲まなければいけませんでした。薬を飲んで痛みがひけばかなりマシな方です。大抵効きません。

婦人科医師(後に初めてピル治療を勧めてくれたお医者さまでした)の処方通り、生理が始まったら痛みを感じる前にとにかく一日3〜4回、6時間置きにボルタレンを飲むという方法で乗り切ろうとした時期もありました。
が、全く意味がないどころか、症状はどんどん酷くなる一方でした。
私の体やホルモンバランスが、年齢を重ねるにつれて変わっていったせいだと思います。

更に私は出血量も多く、二日目や三日目などの出血量の多い日は日中でも夜用のナプキンを使っていました。
寝る時はつたい漏れを防ぐために夜用と昼用のナプキンを縦に並べて二枚重ねて使用したり、どうしても不安なときはオムツタイプのナプキンを使ったりしなければなりませんでした。

それでも布団を汚してしまうことはしばしばで、時にはトイレに行くのが間に合わずに外出先で服を汚してしまったこともあります(家に帰ってからお尻が血で汚れているのを見つけて、一人で青くなったことも)。

大人になって自分で生理用品を買うようになってから気づいたことですが、経血の量が多いというのは面倒なだけではなく、非常に不経済なことです。使い心地のいいナプキンはどうしても割高ですが、ただでさえ不快指数MAXの生理中、少しでも快適な思いをしたい私は泣く泣く割高のナプキンを買っていました。

加えて、生理一週間前から始まるPMS症状が23〜25歳あたりでどんどん深刻なものになり、

・みぞおち(胃のあたり)にチクチクと痛みがあり、生理が始まるまで胃薬や鎮痛剤を飲んでも治らない。胃の膨張感もあるので食欲がなくなる。

・胸がパンパンに張り、胸に当たると、青あざのあるところを再度ぶつけてしまったような激痛。走ったりすると揺れて痛いので走れない(ジムに通っていた時期だったので、生理前はまともにトレーニングもできませんでした)

・とにかくナーバスでイライラ。自分でも「まさに生理前の女のイメージの体現だな」と笑えるくらいイライラしていました。当時付き合っていた人(今の夫)は私のヒステリーによる多大な被害を被っています。

そのほかにも頭痛、倦怠感(特に腰から膝上にかけて)、精神的なものから身体的なものまで上げていけばきりがないほどの症状に悩まされていました。

これらの症状は毎回「きたか…」とわかるくらいほぼきっかり生理一週間前に現れていました。

月に一回、一週間、痛みと精神不調を堪え、家に一人でいる時はベットから出ることもできず手負いの獣のような状態になることが続きました。

「今までも十分ひどかったけど、最近はさすがにちょっと異常すぎる。だいいち、PMSも含めたら半月も生理のために自分も周りも振り回すような生活になっている。これは十分病気と言える状態なのでは?」

と気づいたのが25歳の時でした(遅い)

次のノートでは、私が婦人科にかかるまでと、かかってからのことを書こうと思います。
 → 治療レポNo.2 ▼婦人科へ行こう
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