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【デレマス】"アタシガルールをくれた桐生つかさ担当Pたち"へ、最大級の感謝をこめて。【よまつり感想】

あの日の夜、桐生つかさは確かに"そこ"にいた。

シンデレラガールズ大阪城公演『燿城夜祭』。この公演は、桐生つかさのソロ曲『アタシガルール』FULL・新ユニット曲『Night Time Wander』の初お目見えとなった。

そこでの桐生つかさ役・河瀬茉希さんのパフォーマンスはまさに圧巻だった。歌唱力・演技力・仕草……どれを取っても実在性の高いつかさを映し出していたからだ。


以前から桐生つかさに限界オタク感情を抱いていた僕は、当然のようにこの公演で感情をぐちゃぐちゃにされた。
それもそうだろう。数少ない現地参戦の機会で、大切な推しがスタンドからの注目を一身に集めていたのだから。そして大切な楽曲が会場全体に放たれていたのだから。

その一方で、僕は会場で別の思いも感じていた。

ああ、これは『桐生つかさ担当の方たちが必死に築き上げた努力の結晶』なんだなと。
桐生つかさが供給する圧倒的な感動を享受できるのは、あなたたちがいてくれたからなんだと。




今でも覚えている、第一回ボイスアイドルオーディション。

当時の下馬評では、つかさは候補枠の1人ではあれど本命枠ではなかったはずだ。
実際にここまでの選挙レースで一度もランクイン経験はない。彼女の躍進を予想できた人はほとんどいなかったと思っている。

それがどうだ。
結果発表の日、辻野あかり・砂塚あきらといった追加加入アイドルとともにリザルト入りしていたアイドルは、他でもない桐生つかさだった。


桐生つかさの担当プロデューサーたちはあまりにも強すぎる。あの時もそうだし、今でもそうだ。


担当サーチ能力・専用Wikiの情報量と更新スピード・企画力・担当discordの活気・結束力…….挙げていくとキリがない。
これらは「VIA開催が決まったから」ではなく、つかさに声がつく前からずっと担当Pの方々が草の根から行っていた行動だ。

総選挙とVIAの同時並行で各界隈が対応に苦慮する中、VIAを戦略的に戦い抜いて見事ランクインに漕ぎ着けたのは、紛れもなくプロデューサーさんたちの熱意の結晶だろう。


そして迎えたVIA曲。デレステファンのほとんどが知るであろう名曲、Brand new
初めての楽曲となるステージ上には、圧倒的な歌唱力・表現力で見るものを虜にするアイドル桐生つかさがいた。

VIA前から気にかけていたアイドルが、予想の遥か上をいくアイドルパワーを振りまくその姿。
曲の最初から最後まで、スマホを持つ手が震えっぱなしだったのを鮮明に覚えている。


桐生つかさはルックスと性格の両面で強烈な"引力"を持つアイドルであり、一回の出番で数多くのファンを虜にする能力に長けたアイドルだ。それゆえ、つかさの出番のたびに数多くのオタクたちが"沼に沈んで"いき、つかさ推しになっていく姿を見てきた。

それらを見るたびに、桐生つかさの魅力や熱をとても効果的に伝えてくれるつかさ担当の方々がいたことにも気付かされた。

担当イベント・ダイマ・ファンアート・オリジナルグッズ………
桐生つかさがフォーカスされるたびに、彼女と共に歩み彼女を押し上げる""相棒""たちがそこにはいた。

桐生つかさ本人が持ち続けるエネルギーと同じくらいの熱量で、つかさに狂いつかさを信じつかさを愛し続けた担当がいたからこそ、今日まで僕も桐生つかさに限界感情を抱けられている

彼女を”プロデュース”し、彼女のアイドル活動を"パートナー"として同じ目線で支え続けている方々。
常につかさに本気で向き合っている方々。
彼(女)らこそつかさの"最高の相棒"なんだ
と日々思わされる毎日だ。




少しだけオタク語りをすることを許してほしい。


ボイスを獲得してからの桐生つかさは、それまでにも増して全身から「アタシの魅力に気づけよ」と言わんばかりの最強JK社長アイドルになっているとしか思えない。

普通に考えて、「格好良さ・頼れる性格・"強い女性"」と「キュートな年頃の女の子」を両立できるアイドルなどそういない。多くの場合、キュートさと格好良さは相反する概念だからだ。

桐生つかさは最強だ。そんな難しいハードルを一瞬で乗り越えるアイドルだから。

例えば『レッド・ソール』。イントロの歌い出し部分は、世間が抱える桐生つかさのイメージをそのままストレートにぶつけている部分と言っていいだろう。

一方で7周年楽曲の『MOTTO!』の桐生つかさは別の顔を持っていた。そこにいたのは"JKアイドル・桐生つかさ"の年頃の高校生らしい表情だった。

普段は強気でかっこよくて頼れる女の子がこんな表情をしてきたら、沼に落ちないオタクなど存在しないだろう。

それでいて、どちらの面の顔を見せていても、聞くものを引き込む歌の上手さで一瞬でオタクを虜にしてしまう。
これほどアイドルとしての地力が高い女の子はいないはずだ。そして何より、そんな最強アイドルが社長もやっているのだ。

考えれば考えるほど意味がわからない。陳腐な言葉かもしれないが、"最強"なんだ。


それを可能にしているのは、つかさの担当声優である河瀬茉希さんの実力あってこそなのは言うまでもない。河瀬さんの演技あってこそ僕らはつかさに新たな限界感情を植え付けられ続けている。

そして、僕らがその感情を共有できるのは、ここまでつかさを支えてくれたプロデューサーがいてくれたから




U149の第8話。第3芸能課のアイドルたちとともに予告映像に映る桐生つかさの姿があった。

結論から申し上げると、「桐生つかさってどんなアイドル?」という問いへの答えが20分間で凝縮されている回だった。

自信満々なつかさ、完璧に見せかけてそうではないつかさ、覚悟を決めた裏で内心は相当揺れているつかさ、可愛いつかさ、かっこいいつかさ。

桐生つかさのスターターセットとしてこれ以上ない最適解だったように思えた。


そこで唐突に披露された新曲。

タイトル・歌詞・歌い上げ・曲調。
これまでの桐生つかさの総決算であり、集大成だ。曲を聴くたび、そんな思いが脳内を駆け巡るようになった。

手元には大阪公演のチケットがある。そこでは河瀬茉希さんの出演も決定している。
つまり、今回の公演でソロ曲が発表されるのは確定。


チケットを持つ手を震わせながら、僕はライブ会場に向かっていた。




ライブ2日目。ついに"その時"が来た。

特徴的なブラスバンドの音が聞こえた瞬間、思わず目から涙がこぼれかけていた。

初めて生で見る推しのソロ曲披露。
たった4分間。でも、ずっとずっと待ち望んでいた4分間。


最初の河瀬さんの掛け声からまさにそう。

自信満々な表情と、年頃なJKの笑顔と、「アタシの女になれよ」と言いたげな妖艶な表情も。
歌の途中でダンサーの肩に手をかけて"アタシの女"にしていくところも。
自分の出せる声量をすべて振り絞ってパワフルな女を演じる歌唱も。
時にプロデューサーを煽るような声をかけるところも。

それでいて、Night Time Wander初披露のタイミングでは急に年頃の女の子みたいな表情を浮かべながら自分のパートではいつもの社長クオリティで圧倒してくる。

あの日の夜、桐生つかさは確かに"そこ"にいた。



このライブを通してつかさ社長を担当に加えたツイートをたくさん見かけた。
それはそうだろう。あのステージ上の姿を見て惚れない人間など、おそらく誰一人存在しないだろう


桐生つかさに対してVIAの少し前から特別な想いを抱き始めた僕だって、あの時のつかさを見て感情爆発して本気で泣きかけていた。

僕ですらそうだ。
だからこそ。
VIAのずっと前から桐生つかさを真摯に支え続けた人たちにとって、この瞬間は言葉にしがたいほどの最高の瞬間だったことは想像に難くない。


最後にもう一度だけ伝えたい。

つかさの最高の感情を会場で共有できたのは、ここまでつかさを応援し続けた人たちあってこそなんだと。

本当に、本当に、ありがとう。

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