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コーラ小林がいく!「トラベラーズファクトリー」

◎この記事は伊良コーラの大学生インターン「古川さん」が書き起こした記事になります。

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伊良コーラはクラフトコーラ専門メーカーとして、全国の飲食店さんや小売店さんに取り扱いをいただいております。

伊良コーラのテーマでもある「伊良コーラに出会った人が少しだけハッピーになる」。
そしてこのテーマは我々の代わりに、全国の方々に伊良コーラを届けていただく様々なお取引店さんあってこそだと思っています。

全国のお取引店さんのご紹介や、そこに至った様々な出会いやストーリーをお伝えすることを目的としたシリーズ「コーラ小林が行く!」第5弾となります。

今回お話を伺ったのは、中目黒駅近くの路地にひっそりとたたずむお店「トラベラーズファクトリー」の青山香菜子さん。旅するように毎日を過ごすための道具をテーマにトラベラーズノートをはじめ、オリジナルプロダクトや世界中からセレクトした雑貨、旅を感じる書籍などが販売されているこちらのお店では、すぐに飲める瓶タイプの伊良コーラを置いていただいています。
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小林:
本日はよろしくお願いいたします!ざっくばらんにいろいろなお話をお聞かせください!

青山:
はい!よろしくお願いします!

小林:
トラベラーズファクトリーさんのことはざっくりと知っているのですが、細かなところをお聞きできればと思っています。

このお店はトラベラーズノートの世界観を広める基地のようなお店という認識であっているでしょうか?お店を始めて何年くらい経つのですか?

青山:
はい、そのとおりです。
中目黒のお店は今年で11年目になります。
もともと私たちの会社は文房具のメーカーです。メインは「ミドリ(MIDORI)」というブランドで、事務文具ではなく個人使いのデザイン文具を作っています。
そんな中で飯島・橋本・石井の3人が「本当に自分たちが欲しいと思えるプロダクトを作りたい」という思いから生まれたのがトラベラーズノートです。

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トラベラーズノート:牛革素材のカバーと自由に入れ替えができるノートリフィルが特徴

青山:
自社のオリジナル規格である「A5スリムサイズのノート」というテーマのコンペで、今のトラベラーズノートの原型となる、一枚革を使用して中のリフィルがカスタマイズできるというアイディアを彼らが出したんです。お客様の反響も大きく「自分たちの“好き”を信じていいんだ」という彼らの思いからトラベラーズノートが生まれました。

製品として発売されたトラベラーズノートは、既存の取引先である文房具や生活雑貨を扱う店舗に卸していました。
ただ、文房具売り場って機能別に分かれて置かれることが多く、なかなかトラベラーズノートの世界観全体を伝えることが難しいというのが悩みでした。

そんな中、少しずつトラベラーズノートが認知されて、青山のスパイラルなどでポップアップを通じてユーザーさんと触れ合うことで、自分たちのお店が欲しいと思うようになりました。その後会社を説得して、お店ができたのが、トラベーズノートが生まれてから5年目のことです。
現在はトラベーズノートが誕生してから16年が経ったことになります。

小林:
5年間ほどポップアップなどで販売する期間を経て秘密基地を作ろうとなった時、中目黒以外にも候補地がたくさんあったと思います。
また、路面店ではなく商業施設の一角を借りるなどの選択肢もあったと思うのですが、様々な形態がある中でどうしてこの場所にお店を構えることになったのですか?

青山:
この中目黒という街のサイズ感や、昔ながらの商店街と個性ある小さなお店が点在しているところが魅力的だったのです。トラベラーズは、「長く愛してもらう」「古いものを愛でる」ということを大切にしています。この場所は当時築50年くらいの、お菓子の箱やパッケージの工場でした。ここは、中目黒でも路地を入っていかないと見つからない場所にあります。もともと旅がテーマのノートでもあるので、迷いながらたどり着ける場所がいいという思いもあり、あえてこの場所で、昔ながらの古い建物を自分たちらしくアレンジしたという感じです。

小林:
この場所は路地にあるので、借りるときも不動産屋さんに載っていないのではないかと思うのですが、どうやってこの建物と出会ったのでしょうか?

青山:
飯島たちがこの辺のいい物件ないかなと探しているときにここを見つけて、看板に書かれていた会社名を調べたら偶然その会社とつながりがあり、オーナーさんを紹介してもらったという経緯です。

小林:
私たちは今、第2工房を作ろうかなと思っているところなんです。
総本店はもともと祖父が漢方工房として使っていた10坪くらいのスペースなので手狭になってきているので、もうちょっとスペースがある西武線沿いの練馬あたりに行きたいなと思っています。
とはいえ、いわゆる普通の場所というよりは、できれば倉庫みたいなところを自分たちで買って自分たちで好きなように改装したいのですが、なかなかいい場所が見つからないんですよ。

トラベラーズファクトリーさんは、自分たちの足で歩いて良いなと思ったところというのを大切にされているんですね。

青山:
そうですね。そしてその感覚は今でもすごく大切にしています。
広告など目に見えないものにお金をかけずに、自分たちの足で見つけたものを信じて突っ走るということを大事にしています。トラベラーズですしね!

小林:
なるほど、そういう感じなんですね!

話は変わるのですが、トラベラーズファクトリーさんの1階はわくわくするような製品がたくさん並んでいますよね。文房具などは自社の製品を置いているのですか?

青山:
6〜7割は自社の製品で、残りは仕入れ商品という感じです。

小林:
オープンしたときからトラベラーズの製品が多かったのですか?

青山:
お店が始まるまで5年間で、ある程度製品は確立されていたかな。

小林:
ある種ロングセラーとなっているんですね。

一方で面白いなと思ったのが、同じ文房具でも、トラベラーズ製以外の文房具も置いているところです。
どういう考え方で他社の文房具を取り入れているのですか?

青山:
何度も来てくれるお客さまも多いので、ロングセラー品以外にも彩りを加えて、お店全体の魅力につなげたいと考えています。

うちはトラベラーズノートなどの紙製品は豊富だけど、筆記具や画材などはそれほど作っていないので、例えばトラベラーズノートに絵を描くのにぴったりの水彩絵具やマーカーとかペンなどを、さまざまな文房具のブランドさんから選んで置かせてもらっています。

あとは、お店を続ける中で増えていった出会いもあります。
「TO&FRO」という、石川にある繊維メーカーさんのオリジナルブランドとコラボしてオリジナル製品を作ったりします。


青山:
こちらは、東洋スチールさんとコラボしたオリジナル品です。

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青山:
通常製品は色塗装がされているのですが、素材感を生かしたいので、色塗装していない無垢なままの製品を作ってもらいました。
クリアラッカーを塗っているだけなので、使っていると質感が変化してくるんですよ。素材そのままを楽しんでもらえると思います。

小林:
これを買った方はどういう風に使われるんですか?

青山:
シューケア製品を中に入れて、下駄箱に置いている方もいますよ。
あとはやっぱり、トラベラーズノートと一緒に使って欲しいので、マスキングテープなどのトラベラーズノート関連のアイテムを入れてくださいね、とお客さまにお伝えしています。
お客さまがどういう風に使いたいかを聞いて、提案していきます。

小林:
こちらでは「こういう使い方がおすすめ!」みたいな感じでポップなどを書いたりはしていないですよね。

どういう風に使えばいいか提案があれば、「こういう風に使えばいいのか」とイメージできるというメリットがあると思います。
一方でそれをやってしまうと、お客さんにとって自由さが損なわれるという懸念もあります。

小林:
伊良コーラも同じなんです。シロップで売っているのですが、シロップだけだと「どうやって使えばいいんだろう」と悩んでしまいます。
そこで、炭酸で割ってコーラにしたり牛乳で割ってミルコーラにしたりという提案があると、お客さんはやってみようと思うんですよね。

青山:
トラベラーズノートもそうなんですけど、使い方は10人10色です。それでよくて、好きに使っていいよと言うと自由にいろいろと遊んでくれるんですよ。

最初は皆さんどう使うか悩まれるので、ヒアリングをしたりします。「普段何したい?」とか「どう使ってみたい?」などを聞いて、オフィシャルガイドブックもあるのでそういった例も参考にしながら、お話を聞いていきます。

小林:
いろんなことに正解があると思いがちなのは、日本人の特徴ですよね。
海外だともっと自由で、DIY精神をたくさん持っているように感じます。
日本の場合は型にはまりがちなんですかね。

青山:
制限のある自由というのも大切だと思います。
でも、トラベラーズでは制限のない自由を楽しんでもらいたいです。
伊良コーラもそうですよね。

小林:
トラベラーズファクトリーさんって、お店全体が宝箱とかおもちゃ箱のようなわくわく感がありますよね。

青山:
そういっていただけてうれしいです!
すてきな表現ですね。

小林:
これはなんですか?

青山:
トラベラーズノートを買ってくれた方、自分のノートを持って遊びに来てくれた方が押せるスタンプです。カスタマイズできるというところがノートの最大の特徴なので、周年ごとにスタンプの種類を増やして楽しんでいただけるように工夫しています。

トラベラーズノートは、最初は中に無地のノートが一冊入っているだけ。組み合わせてカスタマイズしていき、自分の味を出していくことができるんです。
アイデンティティのように持ってもらえる文房具であるというところも、海外にファンの多い理由にもなっているのだと思います。

小林:
カバーもカスタマイズできるんですか?

青山:
そうです!
スタッズつけてみたり、ペイントしちゃうなんてお客さまもいらっしゃるんですよ。
SNSのコミュニティなどでお客さま同士が「私はこんな使い方してる」って共有していて、とても楽しそうです。
トラベラーズノートを使うと、「自分で手を動かすことが楽しい」ってみんな童心に帰ってくれます。

小林:
お店に来る方はどういう方が多いんですか?

青山:
中目黒の場合は、特にトラベラーズノートのユーザーさんがこのお店を目当てに来てくれます。中目黒に遊びにきてフラッと立ち寄る方や、目黒川の散策にいらしたカップルも多いですね。最近は、東京以外から遊びに来てくれる方が徐々に戻ってきました。

小林:
ユーザーさんは、イメージ的には旅好きの女性が多いですか?

青山:
そうですね、女性に限らずですが、旅が好きな方に響くのだと思います。他にも、絵を描くのが好きな方、写真を撮るのが好きな方など、自分の軸がはっきりしている人が多い印象です。

万人にウケるアイテムではないんですよね。カップルで来て、彼女はハマっているけど彼氏は興味ない、みたいなことはあります(笑)。

小林:
そうなんですね(笑)。
トラベラーズノートってギフトにもいいですよね。

青山:
たしかに、プレゼントに選んでいただくことも多いです。
ユーザーさんたちの熱量がすごくて、お友達にたくさんおすすめしてくれるんです。
後日、プレゼントされた方と二人でお店に来てくださったりすると、すごく嬉しいですね。

小林:
お店を続けていて、変わらない部分と変わった部分ってあったりしますか?

青山:
変わった部分としては、ユーザーの輪が広がったことによって、さまざまなお取引先やお客さまが増えたという変化があります。あとは、コロナ前の話にはなりますが、インバウンド需要も相まって海外のお客さまにも足を運んでいただけるようにもなりました。

小林:
台湾や香港の方に人気ですか?

青山:
そうですね、台湾のユーザーも多いです。日本人と感覚が近く、文房具が好きな方も多いんですよね。

伊良コーラを世界に出すとしたらどこに出したいですか?

小林:
最初は台湾・香港・シンガポール・中国・韓国から始めて、最終的にはアメリカに行きたいと思っています。

今後トラベラーズさんが海外を視野に入れたときに、やっぱり目指すところはアジアですか?ヨーロッパやアメリカも視野に入れているのでしょうか?

青山:
ユーザーはアジアの方が多いのですが、トラベラーズノート自体は、アジアだけでなく、ヨーロッパやアメリカでも販売をしていて、それらの地域では出店という形ではなくて、各地域にあるパートナーショップを広げていき、よりお客様との接点を深くしたいと考えています。
国内では自分たちの目の届く範囲でお店を続けていきながら、パートナーショップや共感できるブランドさんとのコラボレーションや、イベントを通じて、ユーザーの輪を広げていきたいです。

小林:
話は変わりますが、伊良コーラってさりげなく日本アジア代表の主張をしているんです。たとえば、ラベルに「TOKYO」って入れたり日本のマークを入れたりしています。

それに比べると、トラベラーズファクトリーさんにはあまり日本っぽさが見えないですよね。
日本人の方が来たときには無国籍だけどヨーロッパ・海外っぽさを感じてわくわくする一方、ヨーロッパや南米の人が来たときにテイストが若干自分たちと似ているように感じ、懐かしさやノスタルジックな感じがするのではないかと思います。
こういうデザインはアジアの人たちに刺さる一方、もう少し日本っぽさがあればより西洋の方も魅力を感じるようになるのではないかと思いました。

一方で、日本っぽさを入れることがトラベラーズさんの個性と反発してしまうのであるなら取り入れない方が良いのだろうなとも思います。

青山:
そうですね、私は日本っぽさやアジアっぽさというものは表にメインで出なくていいかなと思う。
ノートカバーはタイで作られている革なんですけど、これを製造している工房との出会いがノートを生み出す大切なきっかけになっています。今でもここのご夫婦に作ってもらって、トラベラーズノートの広まりと共に一緒に大きくなってもらっている工房です。

そして、メイドインジャパンの空気は中に全部詰まっています。ノートの使い心地の良さや、書き心地の良さは使ってみればわかってもらえます。
だからあえて表に出さなくても、緻密なものづくりの素晴らしさが伝わると信じています。

小林:
裏側にほんのり香れば、それだけで魅力は伝わるということですね。

小林:
そして、そろそろ本題に入らせてもらいます!
このお店をやっていく中で伊良コーラを置いていただいたきっかけは何だったのでしょうか?

青山:
お店の2階がフリースペースになっていて、そこで飲んでもらえるようにコーヒーやビールを提供していたんです。それらが飲めない方向けにソフトドリンクを増やしたいというタイミングで、前任者がちょっと気になっているクラフトコーラを入れたいという話になりました。

当時からコーラ小林さんのストーリーがはっきりしていて、クラフトコーラの中でも伊良コーラさんが浮きだって見えたんです。

自分たちのもの作りでは一切の妥協をしたくないし、自分たちがおいしいと思うもの・信じられるもの・嘘偽りなく発信できるものを取り入れたいという思いがあったので、そこで伊良コーラを仕入れさせていただくことになりました。

小林:
お客さんとしてはどういう方に買っていただけるのか知りたいです。

青山:
うちではドリンクはコーヒーをメインで扱っているので、コーヒーが飲めない方や、スタッフがおすすめしてクラフトコーラに興味をもってくれた方が飲んでくれています。

小林:
そうなんですね。
伊良コーラをカフェとかにも少しずつ卸していけたらいいなと思っていたんです。

ファーマーズマーケットで開催されるコーヒーフェスティバルというイベントがあって、そこにも出店するのですが、コーヒーのフェスなのに伊良コーラがよく売れるんですよ。
コーヒーフェスに友達の付き添いで来たけどコーヒーが飲めないという人が買ってくれたり、コーヒーをたくさん飲んで味変にコーラ飲む人もいます。
こういう現場感がビジネスに生きてくるので、現場感って大事だなと感じますね。

青山:
売れる場所に置くっていうのが大事ですよね。コーヒーフェスの中で伊良コーラは目立ってそうですね。

小林:
コーラだし、フードトラックで移動販売しているので、結構目立っています。

これからは卸としてのパートナーも増やしたいし、
フードトラックであるカワセミ号を無料でそのままお渡しして、そこで伊良コーラを売ってもらうというのをしたいと思っているんです。

青山:
どういうところに貸すイメージですか?

小林:
地場で飲食店をしているところや雑貨店など、どこでもありという感じです。
相手側に飲食のノウハウがなくても、カワセミ号が営業の許可を取りオペレーションも組んである状態で、ワンパッケージでお貸しします。つまり、カワセミ号があって人がいれば営業を始められるというスタイルです。

青山:
とてもいいですね!それぞれのお店はイベント的なものを求めているだろうし、普段置いていないものを置くとお客さまも遊びに来てくれるのでいいかもしれないです。

小林:
あとは、すでにオリジナルで自販機も作っています。現在は5台あって、それぞれ別の場所に置いてもらっています。
無料でお渡しから設置までして、あとは弊社は商品を送るだけ。貸している店舗の方に注文・補充をしてもらい、お金の回収もお店がやる、というビジネスモデルです。
カワセミ号でも同じように、弊社は商品を卸すだけという形で、国内で広くやっていきたいと思っています。

青山:
認知という面で、いろんな人に触れられるといいですよね。
すでにさまざまなメディアに取り上げられていると思いますけど、もっと認知を広げていくタイミングなんでしょうね。

小林さん、目がキラキラしています。
楽しそうな仲間が集まっているんでしょうね。

小林:
そうですね、毎日文化祭みたいです。
その上で、世界を目指せるプロダクトだとも思っています。最近では、香港でお店を出したいという話があったり、韓国で卸したいという話を進めていたりします。

青山:
気になったんですけど、おじいさまとは何歳くらいまでご一緒だったんですか?

小林:
祖父が亡くなったのが、私が27歳くらいのときでした。
社会人3年目くらいのときですね。

青山:
まさか自分が工房を継ぐなんて思ってもいなかったんでしょうね。

小林:
まったく考えていませんでした。

青山:
コーラが好きっていうのは、漢方師であるおじいさまの存在も意識していたんですか?

小林:
自分では全く意識していませんでした。でも今考えるとすべてにつながりがあって、潜在意識の中で計算してわくわくしたんだと思います。

コーラっていうのはジョン・ペンバートン博士という人物が開発したものなんですけど、この博士は漢方の薬剤師だったんです。だから東洋の要素が入っているし、漢方という意味では日本の文脈と近しいところがあります。
そして、祖父の工房があり、自分は農学部で勉強していたということもあり、いろんな要素があって今があります。

コーラというのも、だんだんとアルコール飲料がシュリンクしていく中で、ノンアルコールが成長しているという背景があります。

コーラを始めるタイミングで分析していたわけではないのですが、意識はせずとも頭のどこかで感じ取っていました。それも含めてわくわくして、「これは作らなくちゃいけないな」と思いました。

青山:
おもしろいですね。

クラフトコーラを取り扱うと決めた時点で、いくつかの商品を試したみたいなんです。
うちの製品って少し男っぽいというか、ユニセックスなアイテムなので、かわいらしいパッケージだと置きづらいという懸念がありました。その点、伊良コーラはデザイン性の面でもうちと一致していると思います。
女性が見たらきゅんとするデザインだし、男性が持っていてもおかしくないというのは、トラベラーズとも近いですよね。

小林:
それはありがたいですね。

伊良コーラはクラフトコーラの分野を作ったと言っていただける存在なんですけど、これからはゼロからイチを作りだすことの力強さを証明したいなと思っています。

青山:
そういった意味では、トラベラーズもゼロからイチを作ったんです。ゼロイチって苦しいですよね。そして、ゼロイチでい続けることの難しさを感じます。

ただ、トラベラーズが最初だっていうことや、伊良コーラが最初だということをわかってくれている人には、そこがちゃんと愛すべきポイントとなると思います。

小林:
大変ではあるけど、一方でそこがもの作りの醍醐味でもありますよね。

本日は貴重な話をたくさんお聞かせくださりありがとうございました!

青山:
こちらこそ、ありがとうございました!

小林:
今後ともよろしくお願いいたします!