屋根裏

フランスで活動しています。言葉を書くことが好きなので、日頃考えること、旅のこと、芸術や映画、音楽や本のこと、言葉のことなどを書きたいと思います。

自分を責めてしまうあなたへ:八方塞がり

(前回の記事はこちら)

媒体の仕事をほとんどすべてひとりでするようになって実感したのは、この媒体に対しての強い思いがないと続けられない仕事だということでした。
記事がアップされているか、抜けはないか、表示の不具合はないか…サイトを自分の子供を見るように日々ケアしなければならないし、何百人もいるライターさんからいつクレームやメッセージが届くか分からない。
それに毎日対応することができるのはよほどの

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不義理と後回し

自分主導で動くことが苦手な私は、いつでもきっかけや出会いやチャンスを友達にもらっている気がする。
いつかそのお返しをしたいとその時には思うのだけれど、どれだけのことで報いなければならないんだろう、と呆然としているうちにまた再びお世話になってしまう、そしてまた「恩返しもできぬうちにまたして頂いてしまった…何をお返しできるだろう…」と呆然としているうちに、今度は違う方に助けられ、そうして助けられの渡り

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ピナ・バウシュの命日に

30日はピナ・バウシュの命日だったので各所に追悼の記事やビデオが載っていた。
フランス語の勉強がてら、記事を読んだりインタビューを聴いたりする。

(リンク先でたくさんの作品のダイジェストが見られます。ニュースの映像だからほんのさわりだけれど)

自分の心の中にある大事なことを、なにかしらのかたちにしてみること/見せること、そのやり方を教えてくれたダンサーがいて、その人のことをいまでも世界で一番素

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ただこれは焦りです

パリにいると、パリにいるということだけで連絡をくれる人もいてそういう人は家に泊められないと言うと途端に連絡が途絶えたりする。
そういうことにいちいち傷ついたり腹を立てたりするほどもうナイーヴではなくて、ああ、人間は自分が得をするために必死になってしまう時期というのがあって、そういう時期は自分にもあったし、ある。というふうに、なんだか閑散とした気持ちになってしまう。
私も誰かにこうして不義理をしたり

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『遠い朝の本たち』 須賀敦子

たいせつなエッセンスがつまっていた。
星野道夫さんの本で知って読みたいと思っていたアン・モロウ・リンドバーグのことが再び出てきたし、テグジュペリの飛行機から見るひとのいとなみの話も。

ある断片がこころに残っているときに、そこにすっと繋がるなにかが訪れるようになった。
このことはもっと耳をすますことで頻繁に起こり、はっきりと澄んでくるんだろう。
もしかして、積む前にわかるようになるのかもしれないと

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自分を責めてしまうあなたへ:友達に会うのが怖い

(前回の記事はこちら)

友達に会うのが怖い

シェアハウスはWi-Fiがしっかりと繋がったので、毎日ネット上での仕事をこなすことができました。
それまでは毎日マクドナルドに通って日本との仕事をしていたので、Wi-Fiに接続してメールチェックや、SNSでの反応などの確認ができる環境はありがたかったです。

SNSには、恋人の浮気相手がしょっちゅう登場しました。
もう私は彼女をリフォローしていたので

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