屋根裏

屋根裏から見た事をかきます

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■なにをするサークルか 眠れない夜に、ひとりごとを投げ込むサークルです。 ■活動方針や頻度 こころの中に秘めている事や、とっておきのエピソード、普段は誰にも言えないようなこと、胸のつかえになっているようなことを、ここに置いていきませんか。 そこには誰かからの返事が来るかもしれない。(来ないかもしれない) けれど、少しからだが軽くなって、眠れるかもしれない。 ご参加はどなたでもお気軽に。 ※心に重く乗っかっていることを投げていただいてかまいませんが、どなたか特定の方を傷つけるような内容は避けてください。

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  • ヨーロッパの旅

    2006年にヨーロッパに3ヶ月滞在した時のこと。 ベルリンを拠点に、各地へ職探しに行きました。

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    つくるということに関して大事だなと思って書いた記事をまとめています。それから、見に行った展示や舞台の感想もここに。

最近の記事

「眠れない夜に」

サークル「眠れない夜に」を作りました。 https://note.com/colibri/circle 眠れない夜に、あなたの言葉を聞きたいと思いました。 胸につかえていることや、とっておきのエピソード、今日のできごとや、今まで誰にも言えなかったこと、ここに置いていきませんか。 そこには誰かからの返事が来るかもしれない。(来ないかもしれない) けれど、少しからだが軽くなって、眠れるかもしれない。 王様の耳はロバの耳、の穴みたいに、秘密や言葉を投げ込める場所。 ※サーク

    • 無縁でよかった世界のこと

      仕事で関わった方の価値観が私とまったく違っていて、うんと疲れてしまった。 価値観が違う、ということ自体はもちろんそれはそれで構わないのだが、私自身が大事だと思っていないこと…どちらかというと忌避したいと感じていることをそのひとはなによりも大事にしていて、2日間隣でその話ばかりを延々とされたので毒気に当てられたようにぐったりしてしまった。 彼が大事にしているのは、お金と異性にモテること、それから社会的名声だった。 彼はもう70代後半だったが、二十歳そこそこの彼女が5人ほどいる

      • 立体交差の議論

        すっかりnoteをお留守にしてしまった。 以前は何でもかんでも書きつけていたけれど、今は「書きたい」という衝動が実際に画面に向かわせるあいだにいくつかの紆余曲折があって、つい遠のいてしまう。 単純に書く時間がなかったり、 今はまだこれについて書く時期じゃないんじゃないかと疑ったり、 他の誰かの文章を読んで、書くという行為の中にエゴを見出して書くことに気後れしてしまったり、 アウトプットよりもインプットにかまけてしまったり、 …そんなところ。 パリで行われたイベントのお手

        • 自分を責めてしまうあなたへ:嫌な思い出を反芻してしまうあなたへ

          ひとりでぼおっと無意識に作業をするような時…考えなくても自然に手が動かせるような単純な作業の時に、嫌な思い出を反芻してしまうことがあった。 例えばお皿を洗っているとき。 お風呂で髪を洗っているとき。 髪を櫛でといているとき。 ひとりでにまたその悪夢の中に引き返し、繰り返し味わっている。 こんなことやめなければ、と思うのだけれど余程意識的にならないと自分をそこから引き剥がせない。 嫌な思い出を繰り返し思い出してしまうたぶん催眠とか瞑想とかと同じように、こういった単純な動作をし

        「眠れない夜に」

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        記事

          自分を責めてしまうあなたへ:八方塞がり

          (前回の記事はこちら) 媒体の仕事をほとんどすべてひとりでするようになって実感したのは、この媒体に対しての強い思いがないと続けられない仕事だということでした。

          自分を責めてしまうあなたへ:八方塞がり

          不義理と後回し

          自分主導で動くことが苦手な私は、いつでもきっかけや出会いやチャンスを友達にもらっている気がする。 いつかそのお返しをしたいとその時には思うのだけれど、どれだけのことで報いなければならないんだろう、と呆然としているうちにまた再びお世話になってしまう、そしてまた「恩返しもできぬうちにまたして頂いてしまった…何をお返しできるだろう…」と呆然としているうちに、今度は違う方に助けられ、そうして助けられの渡り歩きをしているうちに、最初の人へのお返しがどんどん遠くなってしまう。 だからいつ

          不義理と後回し

          ピナ・バウシュの命日に

          30日はピナ・バウシュの命日だったので各所に追悼の記事やビデオが載っていた。 フランス語の勉強がてら、記事を読んだりインタビューを聴いたりする。 (リンク先でたくさんの作品のダイジェストが見られます。ニュースの映像だからほんのさわりだけれど)

          ピナ・バウシュの命日に

          ただこれは焦りです

          パリにいると、パリにいるということだけで連絡をくれる人もいてそういう人は家に泊められないと言うと途端に連絡が途絶えたりする。 そういうことにいちいち傷ついたり腹を立てたりするほどもうナイーヴではなくて、ああ、人間は自分が得をするために必死になってしまう時期というのがあって、そういう時期は自分にもあったし、ある。というふうに、なんだか閑散とした気持ちになってしまう。 私も誰かにこうして不義理をしたり不誠実だと思われているかもしれない。 時間や心に余裕のないときほど、不義理をはた

          ただこれは焦りです

          自分を責めてしまうあなたへ:友達に会うのが怖い

          (前回の記事はこちら) 友達に会うのが怖いシェアハウスはWi-Fiがしっかりと繋がったので、毎日ネット上での仕事をこなすことができました。 それまでは毎日マクドナルドに通って日本との仕事をしていたので、Wi-Fiに接続してメールチェックや、SNSでの反応などの確認ができる環境はありがたかったです。 SNSには、恋人の浮気相手がしょっちゅう登場しました。 もう私は彼女をリフォローしていたのですが、共通の仲間がたくさんいたため、話題に登場したり直接会話しているのを目にすること

          自分を責めてしまうあなたへ:友達に会うのが怖い

          自分を責めてしまうあなたへ:入国審査の失敗と別居

          (前回の記事はこちら) 入国審査での失敗 入国審査でお決まりの「何をしにきたのですか?」に対し、やはりお決まりの「観光目的で来ました」と答えました。 カナダは観光目的でもビザが最大6ヶ月間もらえるため、簡単に終わるだろうと思っていたのです。 しかし審査官は「6ヶ月も何を観光するのですか?」と聞いてきたのです。

          自分を責めてしまうあなたへ:入国審査の失敗と別居

          自分を責めてしまうあなたへ:友達との浮気

          私が中心となって編集をしていたある媒体を前回少し話題に出したのですが、その媒体に関わることで、今でも折に触れて考えてしまうことがあるので、今日はそれを書きたいと思います。 「自分を責めてしまうあなたへ」の更新は久しぶりになってしまいました。 マガジンを買って下さっていたみなさまには、長らく更新せずにすみません。 今回もあまり気分の良い話ではないかもしれないですが、自分の心の整理のためにも、そして今この出来事をどう捉えて、どう消化しているかにもつながる文章にしたいと思いますの

          自分を責めてしまうあなたへ:友達との浮気

          たいせつなものはそんなに多くない、だから全力で守る

          最近、がっかりしたり、怒ってしまったりすることが多いと友人に話したら「それはあなたが信念をしっかり持っているからじゃないかな」と言ってくれた。 「私はそこまで考えていないから適当に流すことができるし、そういうものかあ、色んな人がいるなあと思って終わってしまう」と。 もちろん、自分なりに信じていることはあるけれど、どちらかといえばこれは性格によるものだと思う。 私は結構執念深いし、ひとを許さないところがあって、そしてこれも自分ではあまり良いことではないという自覚はあるのだけれ

          たいせつなものはそんなに多くない、だから全力で守る

          自分も他人も叩き潰さない

          以前は、自分が信じていることを誰かに伝える時、「これは私が個人的に信じていることであって、相手にそれを押し付けたくはない」という気持ちが勝って、ものすごく遠回りに言ったりはっきり伝えなければならないときには手が震えてしまったりしていた。 特に関わっていた媒体に関することでは過去のトラウマ(その媒体は数年前にPTSDを患うことになった事件と密接に関わっているため)も手伝って、パソコンでうまく文字が打てないほどに震えてしまったりしていた。 自分の大事にしていることと、その媒体全

          自分も他人も叩き潰さない

          自意識、美意識

          もっとすらすらと文章が書けたら良いのだけれど。 毎日欠かさずブログを書いていた時の私は、いったいどうやって文章を書いていたのかな。 もちろん当時から読まれることは意識していたけれど、今のようには悩まずに、きっとなんとなくは伝わっているだろう、という確信を持って書いていたような気がする。 たくさんの方の文章を取り扱うプロジェクトを始めてから、私は全然文章が書けなくなった。

          自意識、美意識

          生活すること/つくること

          自分の状況を説明しても、そんなに簡単には理解してもらえないだろうということは分かっていた。 でも、手を動かして、時間を費やして、あまりお金にはならないけれど大事だと思っていることに心血を注いでいるひとになら少しは汲み取ってもらえるんじゃないかと思って話してみたんだけど、やっぱり全然あさっての方向から答えが返ってきた。 こういうことに、もう過剰にがっかりしたり、厭世的になったりすまい、と思っているんだけど、やっぱりがくっと来る。 横に経済を勉強している学生がいて、芸術家は大変

          生活すること/つくること

          仕事を依頼するときは最初にお金の条件を言って欲しい、という話:後日談

          以前書いた『仕事を依頼するときは最初にお金の条件を言って欲しい、という話』の後日談です。 急に持ちかけられた衣装レンタル代 あれからAさんはB先生に仕事のお給料を訊いてみたそう。 仕事は早朝から地方に出かける1日がかりのものだったのだが、B先生がAさんに渡すのは80€だけ、ということだった。 80€ならいいじゃない?と思うかも知れないが、通常、遠出の演奏の仕事というのは1日200€ほどもらえるのが普通である。(そのために事前に何日かリハーサルをしなければならないこともあっ

          有料
          100

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