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「Co-Liftが明治×ゲキジョウの3社間で業務提携」というニュースについて、中の人なりに噛み砕いてみる

こんにちは。Co-Liftのミドリです。

2024年1月。

「Co-Liftが明治×ゲキジョウの3社間で業務提携」というビッグニュースを発表いたしました。


https://geki-joe.jp/pdf/240131_news.pdf


一般的な情報は各社プレスリリースを見ていただくとして、このnoteではせっかくなので、中の人目線でこの業務提携について噛み砕いてご説明しようと思います。



さて。


このニュースを見て、まず皆さんが思うことを当ててみましょうか。


いや悩みすぎ


「なんでCo-Liftみたいな小さな会社が明治みたいな大企業と業務提携に至ったのか?」


って思いませんでした?


私自身、実は長らく明治さんのDX支援に関わらせて頂いておりました。

明治さんとお仕事をするようになってから、我が家の食卓に並ぶ食品ブランドを意識するようになったのですが、あらためて考えるとすごく日常的にお世話になってるんですよね。

毎日飲んでる「R-1」。ジムの後は「ザバスのプロテイン」(キャラメル味うますぎ注意)。おやつに「チョコレート効果」と「アルファルナ」。

我が子らは、おそらく身体の80%が明治の「果汁グミ」や「コーラアップ」、「ポイフル」で作られているし、「アンパンマンジュース」はお出かけの支え。赤ちゃんの時は「ほほえみキューブ」も使ってた。

過去で言うと「ポポロン」は内容量が多く感じて好きだった。「チョコベビー」は大人になってようやくザーッと口に入れてぼりぼりと食べる喜びを知った。大人になるってこういうことだって。


え?


例のことに触れてない?それについて触れないのはズルい?



たけのこ派



きのこ派


どちらかって?



答えはヘッダー画像に。

ちなみに、これは私個人の嗜好であり、Co-Lift全体の総意ではないことをお伝えしておきます。共同代表のカンタはきのこ派らしいです。



そう。話を戻しますが、そんな私生活に密着しまくっている明治さんとの業務提携を発表させていただいたのです。


なぜ業務提携することになったのか?

まずは、なぜ業務提携することになったのかから触れていきましょう。

この問いに答えるには、今回業務提携した3社の強みについて触れる必要があります。

まずは弊社Co-Liftから。

Co-Liftの強み

Co-Liftの強みについては、このnoteでも詳細に語らせていただいているのですが、一言で表現すると「新しいデジタルサービスを作り上げて、育てること」を得意としています。


当たり前だけど、一言で言うと簡単に聞こえますね。


ゲキジョウさんの強み

ゲキジョウさんは、本質的な課題を解決するための戦略策定と実行支援のケイパビリティを武器に、経営、事業、マーケティングにおける総合的なソリューションを提供しています。

私もプロジェクトでご一緒させてもらっているのですが、頭の回転が早すぎて「イチ言うたら、ジュウまで理解してくれはりますわ〜」という頼もしきパートナー企業です。


明治さんの強み

「食と健康」のプロフェッショナルとして、おいしさと栄養価値にこだわった商品・サービスを赤ちゃんからお年寄りまであらゆる世代のお客さまに提供していることが明治さんの強みです。

誰もが明治さんの商品を知っていて、「健康な食生活」のパートナーであると認知しています。これは一朝一夕にはマネできない大切な資産ですよね。


3社業務提携の意義とは?

さて。

この3社が業務提携をする意義について、もう少し語っていくことにしましょう。

普通のプレスリリース的な

「ホニャホニャ領域のホニャホニャノヒャな業務提携によってAがB出来るようになります」構文を使っても面白くないので、別の切り口から。


今回は

カレー屋を作る

に例えながら、それぞれの役割と「なぜこの3社が組むと良いことが起こるのか?」をお伝えしたいと思います。


まずはCo-Liftです。Co-Liftは、プロダクト開発を担うので、カレー屋で例えるならば、建物を建てるのが仕事です。大工さんですね。

そして、内装も自社でやります。以前お伝えしたようにインフラもバックエンドもフロントエンドもUIUXも自分たちでやることができる(=フルスタックエンジニアがいる)という意味です。自分たちの設計した建物にマッチした内装を施していくのも得意です。

また、最新技術へのキャッチアップも絶えず行っているので、

  • ホールスタッフが動きやすくて、お客さんも居心地最高に良い客席

  • 調理に最適化されたキッチン

  • 最新鋭の調理器具

  • 効率的なオーダーシステムや決済システム

といったように、何だかイケてる建物が出来上がります。


さて、これでカレー屋がオープンできるでしょうか?



はて…


もちろん答えはNOです。これでカレー屋をオープンさせようとしたら狂気の沙汰です。ビジネスとして成立させるための必要な要素が、まだ全然足りてませんからね。


どんなカレー屋にすべきか?どこに店舗を構えるべきか?いくらで売るべきか?等、ビジネスとして成立させるために必要な要素を組み立てる必要があります。

いや、むしろ建設する前にやることです(順番的に弊社のことを最初に書きたかったので許してください)。


コンセプトや立地検討、PLシミュレーション等の戦略立案は、ゲキジョウさんが担います。求められる売上と利益を達成するためのロジスティクスやオペレーションを構築することもゲキジョウさんの役割です。

ゲキジョウさんは、絵に描いた餅ではなく

  • 商売として成立させる

  • 実行可能な状態にする

ことが強みなので、「一人のスーパー優秀なスタッフに依存した複雑なオペレーション」や「それ以外はすべて良いのに立地が山頂」みたいなことは起こりません。


さてさて。


良い立地、良い建物、良いオペレーションシステム、良いスタッフが揃いました。


これでオープンできるでしょうか?


なんか忘れているような…


これも答えはNO。


肝心のカレーがありません。


では、安全で美味しくて栄養満点のカレーを作るのは、誰の役割でしょうか。


分かりやすすぎますね。

明治さんです。


美味しく安全で栄養満点の食品を作って、日本全国のお客様の元に届けられるというビジネスアセットを活かして、カレーを作り上げるのです。


しかも、明治さんにはこれらをちゃんとやってくれるというブランド力があります。

例え中身がまったく同じだとしても、どこぞのコリフトっていうカレー屋より、明治のカレー屋の方が安心感ありますでしょ?


3社協業の意義はここにあり

つまり、今回の業務提携の意義はこうです。

Co-Liftだけだと、良い感じのお店は出来るけど中身は空っぽ。
ゲキジョウさんが入ることでビジネスとして成立させる。
明治さんが入ることで、美味しいカレーが提供出来るようになる。

3社すべてが合わさることで、めちゃくちゃ良いカレー屋さんが出来ることが想像できますでしょうか。


「OPEN」看板もなんだか誇らしげ


ただし、実際に作るのはカレー屋さんではありません。


美味しいカレーが食べたければ、スーパーに行ってこう言いましょう。


「銀座カリーください」

西陽を浴びて


何をやるの?

カリー屋じゃないのだとしたら何をやるのかですが、以下のようにプレスリリースでは発表させていただいてます。

  1. 食・ヘルスケア領域での新サービス開発

  2. 明治グループの事業DXサポート


重要なのは「新サービス開発」ってところです。


そう。

新しいサービスを開発してます。食とヘルスケア領域で。(倒置)


めっちゃ期待して欲しいです。
私は中の人でもあるのですが、いち消費者としてワクワクするサービスを準備中です。

早くみなさんにお伝えしたいです。「ワクワクしてっぞ!」です。


この後どうする?

先にお伝えした2つを軸に、お客様に価値を提供すべく引き続き準備を進めていきます。

詳細を発表できるタイミングになりましたら、プレスリリースなどを打ったりするので、続報をお待ちくださいませ!このnoteでも、何らかの情報をお伝えしたいと思います。


たけのこ派による熱い応援、きのこ派による熱い勧誘もお待ちしております。いつの日か、「たきのこの山里」をDXして世界平和を目指したいですね。

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