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【ROOTS-名古屋サロン】Vol.5〜最先端モビリティ都市の実現に向けて〜

2月8日に記念すべき第10回目となるROOTS-名古屋サロンを開催しました。今回は名古屋市住宅都市局からの議題です。

いつも通りビール片手に和やかな雰囲気でスタート。
名古屋市ゆかりのお菓子をいただきながら、
さて、本題です。
それは都心部の移動問題について、、、

名古屋市の都市部では、地下鉄や市バス路線が充実しているにも関わらず、移動にはいくつかの課題が存在します。特に、駅やバス停の間隔が長いことや、街区内や街区間の移動がしにくいこと、細い路地の存在が移動を困難にしていることなどが挙げられます。また、バス停の位置や系統が分かりにくく、市民がスムーズに移動するための環境が整っているとは言い難い状況です。

このような背景から、都心部での超短距離移動ニーズに対応するための新たな仮説が提起されました。
一つは、「まちの横のエスカレーター」のような、ちょこちょこと移動ができるパーソナルモビリティの導入です。これにより、都心部での短距離移動がより容易になるのではないかと考えられています。
もう一つの仮説は、「まちの横のエレベーター」のように、少人数での短距離移動が可能なモビリティの導入です。これらのアイデアは、都心部での移動をより便利にし、市民の生活の質を向上させることを目指しています。


ディスカッションでは、これらの仮説に対して、市民が実際に感じている課題とその解決策について、以下のような活発な意見交換が行われました。
・既存の公共交通機関との連携強化が必要
・歩行者や自転車利用者のためのインフラ整備の充実
・バス停の位置や系統の情報提供の改善
・観光資源との連携
・市民の足としてクルマがメインで新たな交通インフラは必要ない

などなど

多方面からのアプローチが提案されました。
参加者たちは、都心部での移動をより快適にするためには、ただ技術を導入するだけではなく、市民一人ひとりのニーズに応えることが重要であるという共通認識に至りました。
また、新しいモビリティサービスの導入にあたっては、安全性や利便性、環境への影響など、多角的な視点からの検討が必要であるという意見も出されました。

こうして、第10回目のROOTS-名古屋サロンは、都心部での移動問題に対する新たな視点と解決策を議論する場となり、都市の持続可能な発展に貢献することを願い会は終了しました。

ROOTS-名古屋サロンでは随時サロンメンバーを募集しております。関東圏在住の名古屋、または近郊のご出身の方、ご興味ございましたらご連絡いただけますと幸いです。
名古屋の未来を一緒に考え、形作っていくために、皆様の貴重な意見をお聞かせください。和やかな雰囲気の中で、ビールを片手に、名古屋市の課題解決に向けた有意義な時間を共有しましょう。

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