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2.7次元 (でんでん&なっちゅん) 『初めまして。2.7次元です。』(東京都目黒区中目黒)

やっぱりさ、PARK GALLERY が『秋葉原 DEAR STAGE』から近いからか相沢梨紗(でんぱ組inc.)の「2.5次元伝説!」って自己紹介を思い出してしまう。2.5次元ってワードを耳にするようになったのは、いつからだろう? と思って調べてみるといろんなパターンがあるみたいですね。知らなかったなあ。

この ZINE は、2人の女の子がセーラームーン的キラキラ EYE をフェイスペイントした女子高生に扮して街中でポートレートを撮った一冊。2次元的なイメージの3次元への投影。

ホストのあのヘアアイロン使った髪型って、あれも2次元的なイメージの投影だと思うんだよね。正面からの見え方で出来上がってる感じ。スネ夫の髪型を3次元で再現すると成り立たない、その感じ。

まあそれは僕の勝手な妄言だけど、その程度には2次元的なイメージが投影された日常に僕らは生きてると思う。こんな風なフェイスペイントだって、もしかしたら『2.7次元』くらいの違和感で日常に溶け込むかも? いやいや、これで歩いてたらぎょっとするか。

写真をデコるように取り巻くコラージュに、上手い感じに解像度の悪いのを入れてくるあたりや、モデルとしての素人感が、このノリを『分かって』やってる、つまり編集上のバランスが良。

ー Written by 大滝 航( crevasse

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エントリー 東京目黒区中目黒

2.7 次元(でんでん&なっちゅん)

『初めまして。2.7次元です。』
2次元とか3次元とか次元が入り混じってきたこの時代。3次元で生きている私たちだってなにも考えず、2次元みたいな世界でも生きてみたい。当たり前の3次元だけど、2.7次元だったらなんかいいとこ取りしているかもしれないなってくだらないことを考えながら、そんな考えてたことを実感しちゃえ!って思って撮ったポートレート作品。実感したからどうなんだって話だけど、そんなちょっとしたしょーもない実感を残したかった。ー でんでん&なっちゅん

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