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列車の夢と Coming Soon!

この時期の朝の散歩。冬の森の静けさや、侘しさ、そこに潜む生命感、好きなのですが、冷気に浸りすぎると春先にメンタルが弱るので、あまり立ち止まらず歩き続けます。

とはいえ、今年の近所の森は早起きです。水仙の花がずいぶん早く咲き出したし、木々の枝の様子も去年よりずっと早く春支度に入っている。

ご近所さんたちとの会話でも、
「予定より随分早くに産まれてきちゃってね〜」
「あら、うちの孫も一ヶ月も早かったのよ(母子とも健康)」
「おめでとうございます^^」

と、なんだか自然が何かを急いでいるような感じがします。

サイエンス的には「暖冬」とかなんらかの現象なのだと思いますが、
人間が設定した境界線(国とか市区町村とか不動産)とかとは関係なく、
このあたりの土地の神様たちのお仕事で、出産を前倒しにしたり、
今年は早くに桜を咲かせる必要があるとか、そんなことなんだろなと。

・・・

なんとなく、急かされている感じ。
というのは、ここ数ヶ月のカラーセラピーのセッションでも感じていて。

まぁ、年末年始だったということもあると思うのですが、
クライアントさんから伺う夢の話で圧倒的に多いのが
「電車に乗っている夢」

お一人お一人、ディテールは異なるものの、
・知らない駅名・路線の電車
・知らない名前の始発駅と終着駅
・間違ったことに気付いて途中下車
というシチュエーションがとても似ています。

また、
・途中下車したものの、反対方面へのホームが見つからない
・そのまま途中下車した町に出かけている
・反対方面の列車に乗り込んだところ
と、状況(段階)はそれぞれです。

その夢の意味も、人それぞれ。

かく言う私も、そう言う夢をみた事があります。

これまで多くの人々が、
電車通勤が当たり前の仕事で何十年も生計を立ててきたわけだし、
もしくは、「銀河鉄道の夜」、アニメや漫画の影響とかでしょうか。

例えとしてわかりやすいですものね。

夜眠っている間、みな同じ夢の中にいるのかもしれない・・・
なんて言う空想をしてしまう(笑)

・・・

そしてそもそもその電車、乗り間違いないんだけれど。

なんで乗り間違ったのだろう?

・・・

で、ふと思い出したのが「アルプスの少女ハイジ」

ある日、叔母さんがやってきて、ハイジはその列車に乗る。

大好きなおばあさんに、柔らかい白いパンを持って帰ろう、
すぐに戻ってこれると信じていた。

私のカラーセラピーを受けてくださったり、絵をオーダーしてくださる方々は、

騙した叔母さんがひどい、何もわからない子供になんてことを。

とはもう考えていないと思います。

私たちは、頭の中に、
自分を幸せにしようとして、本当の自分を不幸にする
「良かれと思って叔母さん」を記憶しているみたいで。

「結局、自分で良かれと思って、不本意なことをやってた。」
というクライアントさんが多いです。

私がかつてそうだったから、そういうクライアントさんとの
ご縁が繋がるのかな^^

・・・

そして、ハイジのなかの本当のハイジは、
自分を幸せにする(アルムに戻る)ために
「心の病」になる
というハイリスクな手段をとります。

もし、ハイジが「旅費」を持っていたら?

それがアルムまでの旅費には足りなかったら?

ともかくここには居たくなくて、
どこに行くかもわからない列車に飛び乗ったとしたら?

私たち、何年も、もしかしたら何十年も
それをやっていたのかもしれません。

・・・

夢の中では不安だったかもしれませんが、
自分の向かう駅は決まっていて、これはお約束。

どのみち、戻れると安心して窓の外を見てみれば、
初めての電車から見る知らない街の様子、
他の乗客の様子に、目が輝き出すかもしれない。

いつもの通勤列車ではなく、食堂車なんかもあったりで、
さぁ、どんなメニューがあったら嬉しいかな?

あ、話があっちこっちに行ってますが(ごめんなさいw)

このあたりは私がよくやるセッションのシナリオで、
クライアントさんに自由に想像していただきます。

その列車はどんな列車?

結構楽しめそうなら、終点まで行ったらそのまま始発に戻ってくる車両なのでこのまま乗り続けましょうか。

すぐに反対方面に乗りたいので、途中下車しましたか。
各駅停車の普通電車に乗っても、3時間後の新幹線に乗っても、
目的地までの到着時間は一緒だとしたら?

3時間、この街を少し歩いて見ますか?

そんな話をしていくうちに、
「気づき」の蕾が、クライアントさんの中、
潜在意識の湖のような水面から、フッと現れて、
花が開くのです。

・・・

願わくば、そんな私のお手伝いは、
本当に向かいたい場所があるのに向かえない、
または、
どこに向かいたいのかも忘れてしまって思い出せない
といった、現実には如何ともし難い
もどかしさを紛らわしたり、焦りから逃れるための
その場しのぎや、無駄遣いではなく
(本当の意味では人生に無駄はないのだけれど)

クライアントさんそれぞれの長く、
決して楽しいことばかりではない旅の途中の、
ほっこり休憩時間の楽しいお供でありたいと思っています。

若い頃、無駄遣いしまくった私が言うかって感じですが(汗;)

と、私の仕事(サービス・商品)の話(言い訳かな)は
ここで置いておいて。

・・・

クライアントさんたちが
「あれ?何か違ってた。」
と共振していた
(現在は、軌道修正していらっしゃる方がほとんどなので過去形)
ということは。

春といえば引っ越しシーズンではありますが、
なんだか壮大な「引っ越し」を感じている今日この頃です。

自然界もお引っ越しモード。

ドラマやアニメに例えると、
今、起きているように見えるものは、
エンディング。

よくエンディングでその回のダイジェストだったり
ハイライトが流れますよね、あの感じです。

何番目かはわからないけれど、
仮に第四シリーズのエンディングが現在だとしたら、
「あぁ、私たちこういうことしてきたよね。。」
というのを見ている。

そして、エンディングを見終わって、
第五シリーズの予告を観ている人たちもいる。

さぁ、あなたの第五シリーズの予告はどんなですか?

Coming Soon !

私には、笑顔で手をたたいたり、
腕を広げ合う人々が見えています^^

・・・

ここまで読んでくださってありがとうございます。
今日も良い日でありますように、
または、今日もお疲れ様でした。



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