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読み書きが苦手な、ただものじゃない人の。

「ただものじゃない」と書くと、語弊があるかもですが。

「読み書きが苦手」
つまり、ブログとかに全く縁がないような方々というのに、
複合施設でバイト(先輩に応援要請されたワークショップとか)すると、
出会えるのですが。

大きな駅ビルとか、複合施設とかの、共用の休憩室。

様々な職種・業種・雇用形態・年齢層・・・
観察好きの絵描きにとっては大好物。
格好の絵の題材が溢れていて「幸せ〜(感謝)」
な空間です。

物書きさんであれば、
「様々な人間模様の断片」
として観察するのかな?

・・・

普段は一日中一人で仕事をしているから、
「今日もキツかったわね〜」なんて、
いそいそと帰り支度しているおばちゃんたちに混ざるのも楽しい。

昔はこの雰囲気にどう対応していいかわからず
苦手だったんですけどね。

帰ってもやる事がない、おばちゃんの長話に
捕まるのを避ければいいとわかったので大丈夫(笑)

子育てや介護に忙しい女性たちが、
短時間集中型の肉体労働に従事されているような場合、
お互いを労って、お菓子の小袋を交換し合いながら、
「またね〜」
と、散って行く様子は、
ジブリの映画に出てくる、
たくましい女性たちのようで、気持ちが良い。
(そして体力に自信がない者としては尊敬半端ない)

無駄に職場の人に干渉しないし、
他人をジャッジしたりもしない。

他のことに忙しいからだけれど。

そもそも、読み書きが苦手(だと本人が思っているだけだろうけど)
だから、「私は頭が悪いんで」とか
自分の思うことを言語化する機会を持たない(必要ない)
のだろうけれど・・・

いますよね。

「え?何者?(神様ですか?)」

みたいな。

短い言葉なんだけど、その立たずまいも相まって。

その、今、さらっとおっしゃったお言葉。

滲みる・・

ってか、「深っ」

それ、きっと誰かのヒントに、
人生変えちゃうような気づきの
目覚まし時計になるようなことですよ。

って、思うような事があります。

・・・

で、思ったのですが。

あ、そうか。
読み書きが苦手な人がいる。

そして、人の話を聞いてそれを
文章にする事が得意な人がいる。

インタビューさんや、編集さんへもリスペクトです。

そう言った方々の時間を通して、
私たちは、世に出される事がなかったかも知れない
魔法の言葉に出会えるんですね。

読み書きが苦手なだけで、
ただものじゃない人の
魔法の言葉集。

そんな本。

読んでみたいです^^

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