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色の基本05:【PCCS色相環】


色には、数値化・視覚化し、色の情報を共有するためのツールがあります。

アメリカの企業で世界基準のPANTONE社が有名ですが、国内では建築関係で使われている「日塗工」や、グラフィックや印刷で使われている「DIC」など様々な用途に応じて種類があります。

ここでは、色の勉強をするためのツール「日本色研事業(株)」のPCCSを使って書いていきます。

まずは色相環。

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このPCCSの色相環は、24色相の最高彩度の色を知覚的に等歩度に移行するように配列したものです。

24色相は、以下のように定められています。

心理四原色と呼ばれる、赤、黄、緑、青のそれぞれの中心と考えられる色相を色相環に示します(赤-2:R、黄-8:Y、緑-12:G、青-18:B)。

先に決定した基本となる4色相の心理補色色相を色相環の対向位置に示します(青緑-14:BG、青紫-20:V、赤紫-24:RP、黄みのだいだい-6:yO)。

各色相の間隔が知覚的に等歩度に移行するように上記の8色相に4色相を加え、12色相を定め、さらにその中間色相を内挿して24色相としています。

http://www.sikiken.co.jp/pccs/pccs02.html


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