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今だからこそからくりサーカスを読んで欲しい

最近笑っていますか?
colorfu√です。

何かと辛気臭いニュースが蔓延る昨今、笑顔でいることの大切さを忘れているのではないでしょうか。

そんな現代だからこそ、今回私がオススメするのは藤田和日郎先生の「からくりサーカス」です。

この記事では原作における区切りごとに分け、辛うじてネタバレ少なめに紹介できる12巻までを紹介します。

各セクションないでのネタバレは極力避けますが、先の章では前の展開のネタバレが入ります。
途中で読みたくなった方は、その時点で先を読まずにどうか原作を読んでください。

ちなみにサムネは目を引くため画像を使いましたが、記事内ではコマの画像等意図的に使用していません。
なので、本当に、読んで……


はじめに

みなさんはからくりサーカスをどれほどご存知だろうか。
からくりサーカスは1997から2006まで週刊少年サンデーにて連載されていた、藤田和日郎先生の作品。
他は「うしおととら」や「月光条例」などが有名でしょう。

からくりサーカスは非常に人気を博し、原作は全43巻と長編作品となった。
メディアミックスも複数ある、紛うことなき名作である。
さて君のからくりサーカスへのイメージは?

古い作品、そうだね。
終わって15年以上経つ以上、古いのは確か。
だが15年経ってもまだメディアミックスがある作品だ。
古いながらに名前を一定認知されているのが面白さを裏打ちしていると思う。

絵柄が独特、たしかに。
藤田和日郎先生の作品を読んだことない人は絵柄で敬遠しがちだろう。
だが昨今評価されている鬼滅の刃や、ジョジョの奇妙な冒険、少し違うが初期の進撃の巨人なども絵柄は独特と言われてはいなかったか?
そしてそれらを読んだ人なら、絵柄で敬遠するのはもったいないと勧めたくならないだろうか?


アニメを見た、素晴らしい。
数話だけでも見ていれば、どんな雰囲気の作品かは分かったのではないだろうか。
少しでも魅力を覚えたのなら、既にレールは敷かれている。
すぐにでも原作の世界に飛び込んでほしい。

あとね〜〜アニメの曲マジでいいの!!
KANA-BOONのハグルマもいいんだけど、BUMP OF CHICKENの月虹!
これマジで主題歌として100点過ぎてな〜〜
どれぐらい凄いかって言うと、1期OPだったこの曲があまりにも良過ぎて、2番以降が最終クールのEDにもなった。
決まってたんだろうけどそれに見合うくらい世界観と合ってるんだよ〜〜〜〜


パチンコ/スロットを打った、それもいいでしょう。
仕方のないことだが、ストーリーはあまり分からないが原作の重要なネタバレが容赦なく出ていることが惜しい。
初見のインパクトを楽しんで欲しくはあったが、きっと知っていても楽しめるだろう。

……余談だが、パチンコは個人的には相当面白いと思っている。
演出は一部改変などあるが概ね良し、バランス良し、スペック良しの個人的神台。

これはからくりで1番勝った日。確か7万プラス。


これは朝イチ10回転当たり10連で確率1/16になった台。

ちなみに甘デジもいい。
スペック微変更で継続率上げたことで、中々楽しい仕上がりになっている。
強いて言うなら上位行く時にブラックアウト消えたのは惜しいな〜

これは初打ち。プラス2万。

スロットはまぁ〜〜〜〜〜ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
悪くは、ない。
打たなくても、いい。

ちょっと難すぎますっ\いぇー/

先に言っとくと私は"原作が好きで"これらを打った。
"これらを打って"原作を読んだわけではないのでそこだけは真実を伝えておきたい。




……舞台を見た!?それはもう原作ファンでは?



アイマス同人誌で見た。





許さねぇぞ○井○モエドァーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




彼のせいでアイマスPにはからくりサーカスの深刻なミーム汚染がある。
いえ、彼の創作スタイルを非難したいのではありません。
パロディというのは商業作品でも用いられ、その作者の魅力として認められています。
僕とロボコ、太蔵もて王サーガ、最近では呪術廻戦でも遊戯王ネタが見られましたね。

だからこれは彼を非難するのでなく、私の嘆きとして聞いていただきたい。

からくりサーカスは心を強く打つ作品だ。
笑いも怒りも緊張も、そして感動も与えてくれる、そんな作品である。
ゆえに所謂名シーンと呼ばれる場面が数多くあるのですが、なんということだろうか。
そのシーンでデレマスアイドルの顔が浮かんでくる。
すると怒りは笑いに、感動も笑いに。
作品の持つ強い魅力が笑いに変換されてしまう。

だから今一度皆さんに、この作品の真の魅力をお伝えしたいのです。

全43巻という長く感じる巻数にも関わらず、何故私が原作をオススメするのか。
それはメディアミックス等の惜しさにある。
アニメ入り口として悪くないが、一部の展開や重要キャラが消えているし、改変もなかなかきつい。
これがとても惜しい!
作画も声優もかなりいいのだけれども……

そしてからくりサーカス、気になるからあらすじも見ず読んでみたいかもという方。

サンデーうぇぶりにある!!!!!!
三話まで!!!!!!!!!!!!!無料で読める!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

なんなら全員この記事読まずにこれ読んでほしい。
ちなみに某鯖のDai-Daiさんが気になるとのことだったので、何もネタバレしたくないからとりあえず3巻まで読んでくれと勧めた。


これは勧めた日の夜に届いたDM(掲載許可取得済み)


3巻まででこの点数を叩き出す面白さの作品、可能な限り前情報なく進んでほしいのが本音である。
そのため今回の記事は紹介と銘打っているが、できれば引き返してほしい。
呼んでいる最中、少しでも気になったらその場でこの記事を閉じてほしい。


その上で原作へ向かうか向かわないかは、皆様がお選びください。

それではこれより、からくりサーカスの開幕でございます。


1〜3巻 

プロローグこと勝編。
プロローグで3巻もかかるの!?とお思いでしょうが、この作品は全43巻、後ろに40巻あると思えば3巻は序章も序章だな!

この物語はサーカスの着ぐるみスタッフとして働く青年、加藤鳴海(カトウナルミ)の元に、謎のトランクを持つ少年、才賀勝(サイガマサル)が現れたことから始まる。

鳴海は世にも珍しく、まだ治療法が確立されていない「ゾナハ病」を患っていた。
ゾナハ病罹患者は人を笑わせなければ呼吸困難に陥ってしまう。
誰も笑わせることができず発作に苦しむ鳴海を、笑うことで救ったのが勝だった。
鳴海はその恩もあり、「1番近くのサーカスへ行きたい」という勝を連れて行く最中、謎の刺客に襲われる。
中国拳法の覚えがある鳴海は彼らと対峙するが、彼らは人ではなくからくり人形で……


何故からくり人形が襲ってくるのか。
勝が持つトランクには何が入っているのか。
そして勝がサーカスを目指す訳とは。


……というのが一話。
ここで気になった人はまず引き返して欲しい。
試し読みとかで読めるから。一話読んで。




あら、まだ惹かれてない。では続きを。

勝が向かったサーカスにいたのは銀髪の少女、「しろがね」。
彼女は勝が持ってきたトランクから操り人形「あるるかん」を繰り出すと、からくり人形を撃退する。


操り人形を駆る「しろがね」は何者なのか。
なぜ勝はからくり人形に狙われているのか。
数奇な運命の歯車に巻き込まれた勝、鳴海はどうなるのか。



勝編は正にプロローグといった感じ。
だがからくりサーカスはプロローグがすでに面白い!
前半はそれぞれのキャラの個性をちゃんと物語内で描写しつつ、最初は反発しあいつつも勝を中心に理解しあう鳴海としろがねの話。
迷惑をかけてばかりなことを嘆く勝に、自分もかつては弱々しい子供だったと明かし、強くなるために様々なことを教える鳴海。
3人の兄弟のような親子のような、数奇な絆を深めて行く過程が描かれる。

この道中に同じく操り人形を使って戦う敵が出てきたりするのだが、その人形のデザインもまた秀逸。
人間よりでかい人形同士が戦う姿は迫力があっていいぞ。

後半は攫われた勝を助けるため、敵の本拠地に乗り込んでいく。
勝を追う敵は誰なのか。
何故狙われているのか。
拐われてしまった勝を助けることができるのか。
この後半のバトルがカッコいいし熱いしで本当に面白い!


そして勝編に出る阿紫花英良(あしはな えいりょう)、こいつが凄くいい。
どこまでも金本意で動く冷酷な奴に見えて、非常に人間臭いこの男が本当にエロい。
この作品で1番エロいキャラを聞かれたら確実にこの男を挙げる。

ちなみに私は勝編を読んで必ず全巻読もうと決意した。
それだけ面白さがここにある。
勝編の紹介はここまで。
この先は勝編の重大なネタバレを含みます。
それでもまだ物足りない人のみ先へお進みください。









4〜7巻

ここからは「サーカス編」が始まる。
あらすじを紹介していこう。

鳴海は勝を守りいなくなってしまった。
兄のように思っていた鳴海を喪った勝、最初の印象は悪かったものの、徐々に鳴海を憎からず想うようになっていたしろがね。
彼らは鳴海を失いつつも、追手から逃げながら前向きに進もうとする。
その中で出会った仲町(なかまち)サーカスと旅路を共にすることになり……



そう、さらっとネタバレしたのだが。

鳴海が3巻で退場するのである!!!!!!

しかも退場の仕方が、勝が拐われた屋敷が爆発し崩れる最中、なんとか地下水路から逃げようとした際に後ろの爆発とそれに伴う激流から鳴海が勝を守ろうとする!
衝撃が収まった後、鳴海の逞しい腕に抱かれ勝は生きていた。
生きていることに喜び、腕の主である鳴海に向かって振り返ると

そこには勝を抱いた左腕のみを遺し、鳴海の姿は無くなっていたのである!

しかもこのシーン、助かったんだ!となってページをめくると、見開きの大ゴマでバーン!!と出てくる!!!!!!!!!!!!


な、鳴海お前ッ!!!!!
この先40巻続くレギュラーキャラじゃ無かったのかよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


あのコマを初めて見た時の衝撃が忘れられない。
とはいえ、サーカス編は割と平和である。
たしかに追手などは出てくるが、基本的には仲町サーカスという新たな仲間の顔見せ編と思っていい。
ここまでに言えなかった重要なことと言ったら、「しろがね」は個人名ではなく団体名ってことかな。
サーカスで出会った「しろがね」の名前は「エレオノール」です。
面白いけど、まぁ日常パートってやつ。
ここでダレる人はダレるかも。
耐えろ。




7〜12巻

からくりサーカスはここからがとんでもなく面白い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そのためにあらすじを紹介するが、当然ネタバレだ。
覚悟して進んで欲しい。



フランスのある街に芸が下手くそなピエロがいた。
通行人に「なぜそんなことを?」と問われても、記憶喪失らしく何故やっているのかが分からない。
そんな時、彼の近くで自動車の暴走事故が起こる。
彼は暴走した車に轢かれそうになった子供を助けるため、"中国拳法の構えを取る"。
そして熟練した技で車を止めると、拳法と共に思い出した名を名乗る。
「おっさんじゃねぇ…」





「ナルミってーんだ。」






な………………鳴海ッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

そう、鳴海は生存していた。
失った左腕には何故かからくり人形の腕を移植されて。

ここから「サーカス編」と同時に進む「からくり編」が始まる。
そう。
からくりの腕を持つ鳴海の「からくり編」仲町サーカスで旅をする勝の「サーカス編」。
この2人のW主人公で進む物語こそが「からくりサーカス」なのである。
この構成マジで好き。愛してる。ちゅ♡


からくり編はすごいぞ。
からくりサーカスという物語の深みが一気に増す。
鳴海がかかっていた「ゾナハ病」とは何か。
「しろがね」とは何者なのか。
彼らの敵はなんなのか。
そして敵の目的とは。
これらの話が一気に進む。すごい進む。桃鉄の新幹線カード並みに進む。
この進み方は本当に凄まじく、一気に「からくりサーカスってそういう事かァ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!」にさせられるぞ。

そしてここで出てくる「ギィ・クリストフ・レッシュ」という男。
私はこの作品で1番好きな人間は彼です。
魅力を書くとネタバレを踏みそうだ〜〜〜〜〜〜もどかしい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

下に軽くネタバレも書こうと思う。
本当に引き返せるタイミングで引き返して原作を読んでほしい。








まず、鳴海がかかっていたゾナハ病。
これは「真夜中のサーカス」と呼ばれる自動人形の軍団がばら撒く病だった。

では何故彼らはゾナハ病をばら撒くのか。
それは彼等の主である自動人形、フランシーヌ人形を笑わせるため。
他者を笑顔にせねば発作が止まらないのは、他でもないフランシーヌ人形を笑わせなければならなかったからだ。

先程「しろがね」は団体名だと書いた。
しろがねとは、ゾナハ病の元罹患者たち。
自分たちを地獄に陥れた自動人形たちを破壊するため動くものたちである。


自動人形たちは誰に作られたのかや、治療法がないといったゾナハ病にも関わらずなぜ「元」罹患者たちなのか。
その他諸々ある謎については君の目で確かみてみろ!


一時閉幕

ここからの展開は、この記事で説明するにはネタバレをしまくらなくてはいけない上、意図的に説明を省いた12巻までの情報などもさまざま話さなくてはいけない。

そのため今回の記事はここで一時閉幕とさせていただこうと思う。

からくりサーカス、確かに古い作品だし長いしで読むハードルは高いかもしれない。
でも私は、この作品にはそのハードルを悠々と飛び越せるほどの魅力があると思う。

少なくとも、私の中では「金色のガッシュ!」「進撃の巨人」辺りと肩を並べてオススメできる作品だ。


だからぜひ、この機会に読んでほしい。


ぜひ。

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