就労継続支援という名のリハビリ

  1. 就労継続支援とは?
    病気や障がいで一般の企業に就職することが難しい人向けに、就労の機会を提供する福祉サービスです。雇用契約を結んで最低賃金法が適用されるA型と、雇用契約はせずに生産活動がメインで年齢制限のないB型があります。B型は、雇用契約をしないので、もらえるお金も賃金ではなく工賃となります。

2.なんで通ってるの?
  療養が長期間にわたり、その間に医療的ケアが始まって、社会参加することが難しくなりました。資格を取ってスキルはあるものの、医療的ケアのある障害者が一般就労の場でどうしたら存在しつつけられるのか。医療的ケアという言葉自体どこまで認知されているのか。これらの疑問や課題を、いきなり一般就労の世界に飛び込んで確かめるのは、危険でものすごく怖い。だからまずは、理解の得られやすい福祉就労から始めようと思いました。
 もう一つは、度重なる発作でかなりの体力を消耗してしまったことと後遺症?を残してしまい、できる限り元の状態近づけるために、通勤の練習をしています。

3.一か月通ってみて
  通勤に関しては、本当にいい練習になっています。吸引器や、緊急時の対応グッズは結構重たいので大変ですが、長い距離を歩くなど体力筋力づくりには最適です。
 作業内容に関しては、もともと一般就労をしていたので、物足りなく仕事している実感はないです。でも、制作活動を通して心を落ち着かせることができるため、精神的なリハビリとしてはすごく役にたっています。普通に病院でリハビリを受けると結構な金額なのですが、お金は交通費しかかからないのに工賃として頑張ったリターンがあるなんてすごくお得です。
 
仕事ではなくリハビリをしに来ているんだ!という考え方にシフトできたら、心が軽くなり通うのが楽しくなってきました。


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