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採用周りの仕事を外注する時に気を付けてほしい3つのこと

こんにちは。働き方と好きを中心に発信している、於ありさです。

最初に言います。予想以上に長くなってしまったので、サポートしてくれたら泣いて喜びます!!!!!!!!!

2社での就業経験がある私ですが、どうしても今の日本の働き方の"普通"に自分を合わせることができず、「自分に合う働き方はなんなのか」と探し求めてフリーランスになりました。

そんな経験もあって、働き方にまつわるコラム執筆や企業を紹介する取材記事の作成をしていました。

しかし、芸能人取材などをしている様子を見た企業様から「人へのインタビューもできるなら、うちの社員のことも取材してくれない?」と言われるようになり、最近ではオウンドメディア用の社員インタビューが増えました。

さらに派生して、私の前職がインナーブランディングを中心とした社内広報ツールを作成する会社での企画営業&ライターであると知り、オウンドメディアの運営やWantedlyの運用から入らさせていただいていることもしばしば…。

私自身、ライターの業務に止まらず幅広く仕事させていただきたいので、大変ありがたいです……本当に休む暇もなく…………「あー生きてるな」って思います(白目)まさに嬉しい悲鳴ってやつですね!

さて、9月くらいから、そんな調子で月平均5~15社の採用周りのライティング&運用&時にはコンサルティングをしている私ですが…正直、何度かまじで困ったことがあるのも事実。

そんなわけで、今回はフリーランスのライターが、本当にお願いしたい!採用周りの仕事を外注する際に気を付けてほしいことをご紹介します。

①職種&ターゲット&何を伝えたいか決めて

「おきありさんの実績を見てご連絡させていただきました。ぜひ、うちの会社の求人を書いていただきたく…」とDMやメールなどでお問い合わせをいただくのですが、皆さん何でその記事載せたいのか抜けがちです。

例えば、「今回の取材対象者は入社3年目の広報の女性です」といただいたとしても、その記事の完成形って1つじゃありませんよね。

・御社での広報の仕事の楽しさ伝える
・女性の働きやすさを伝える
・新卒で入社3年目なら入社間もないころの経験を新卒サイト向けに
・中途で入社3年目なら前職との比較

超ザックリと考えただけでこれだけあります。だから、取材対象者のパーソナル情報を教えられただけでは、ちょっと困ってしまうんですよね。

「これを全部伝える記事を書け!」とのオーダーもありますが、1つの記事に何個も言いたいことがあると、結局は誰にも何も伝わりません。よっぽど「読むのが好き」な人ではない限り、長い文章、何を言いたいかわからない文章は読まないのが現実だからです(そんな人に最後まで読ませるのが、私のライターとしてのモットーです!燃えます!www)

あと、それと同じくらい教えていただきたいのが掲載予定のサイト。Wantedlyに載せるのか、オウンドメディア用なのか、求人媒体のブログ欄なのか…読む対象が誰かによって文体は変わります。

それにアルバイトを募集するとしたら、通常の転職サイトよりもアルバイト情報のサイトの方が効果は高いですからね!(ここらへんは、実際ご依頼いただいた後で「こっちのサイトの方が効果高そうじゃないでしょうか?」と提案しています)

ライターさんの中にはいろいろな考えの方がいるので一概には言えませんが、少なくとも私は毎度変えています!

例えば、同じ話を書いたとしても、学生さんが読むならビジネス用語はかみ砕いて伝えるし、すでにその業務を経験した方、ビジネスマンの方が読むのならいちいち解説を入れたりしません。

それにトンマナや雰囲気を変えます。例えば…

・相手の言いたいことを読み取って、わかりやすく書く
・取材対象者の意図を汲んで、平易に記述する

この文章は同じことを言っていますが、何となく印象が違うと思いませんか?だからこそ、ライターは読者やターゲットを知りたいのです。

ーーー

ちょっと話はずれますが、ガチで困るご依頼は、「とりあえず人を募集したいんです!職種は決めていません!求人を書いてください!」というご依頼です。

うん…ごめんな……結構困っちゃうわ………。私が御社で働いていたとしたらまだしも、「はじめまして」でそんなこと言われちゃったら…困っちゃうよ?

というわけで、このようなご依頼が来た場合には、

「もしも明日、あなたの会社に1人社員が入るとしたら、どういった人に来てほしくて、なんで来てほしくて、何の仕事をお任せしたいのか。その社員の入社から1年後にさらに新しい社員が10人増えたとしたら、その方には何をお任せしますか?ということを想像してみてください」

と宿題を出させていただいています。

思った以上に長くなってしまったのですが、最低限のポイントは3つ!
どうして伝えたいの、誰に伝えたいの、どうやって伝えたいのかを整理した上で依頼しましょう。(整理するところから手伝って!とのご依頼もありです!)

②「書いて終わり!さようなら」はモッタイナイ

採用ターゲットの方に入社してもらうために何度も打ち合わせをして、何度も執筆しなおして「あーでもない。こーでもない」と時には意見をぶつからせて、1つの記事が掲載されるとしましょう。

そして、無事に記事がリリース。

ご依頼いただいた企業様から2週間後にご連絡が入ります。

「先日はありがとうございました!早速、次のご依頼ですが…」

あ、うん………ちょっと待って!

この間の記事見て、応募者からの反応とかPV数とか、実際の応募数の推移とかなんか、そういう効果教えて!!!!!!!!

これ、フリーランス特有の寂しさかもしれないんですけど、しょせん見れる情報って応募者と同じ情報までのことが多いんですよね。Wantedlyの管理画面のアイパスから渡してくださる場合なら、本当にありがたいにこしたことないんですけど、

大抵、私、孤独です!独りよがりになりがちです!(笑) これ、ライター仲間に言うと本当に同意される!!!!!

まじで商品紹介の記事を書いたなら売れてほしいし、舞台のレポート書いた時には足を運んでほしいし、採用周りの何かを書いたなら採用ターゲットに入社してほしいんです!

でも、そこの結果って、悲しい言い方をすると外部の人間だから、私たち見えないんですよ。

だから、厚かましいかもしれないのですが、こちらはチームとして仕事をしているつもりですので…ぜひ効果や反応、もっとこういう人集めたかったなどの社内での反省を共有していただけたら嬉しいです!


③時間を取る=お金が発生する

「付き合いづれー」と思われるかもしれませんが、お打ち合わせ、入稿、写真の補正などなど…ライティングだけのつもりが思った以上に想定外のところに時間を取られがちです。

会社員の頃はライターだけど、ライティング以外にアンケートの解析とか企画書のための資料整理とかもしていました。

でもね、フリーランスってその時間、給料が発生してないんです。

だから、打ち合わせの有無だとか入稿の有無だとか、そういうのによってこちらは請求額を変えています。

だから、後出しで「あれも、これも!」はちょっと…きついんです。

一番悲しいのが、かなーり綿密にオンライン&オフラインでお打ち合わせをしたのに「あ、ごめん。やっぱり出すの辞めたから、またなんかあったらよろしく!」って言われた時のこと。

うん…しょうがないけど、その時間に別の仕事できたよね。せめて打ち合わせした時間分、資料作ったり、フォーマットや依頼書を共有したなら、その分お金請求したいよね。(その時は「最初に言ってくれなかったじゃん」と言われて反論できなかったけど)悪気がなくとも、搾取は良くない…。

当然、作業工程が少なければ、お値段は抑えることができるでしょう。

でも、どうか「外部の人だから…」「企業に頼むより安いから…」ではなくて、適正な料金でお仕事をご依頼いただけたら幸いです。

最後に

現在、1ヶ月で5~15社の求人広告の作成・オウンドメディアなどに載せる社員インタビューの作成、コンサルティングをしている私ですが、なぜ私に依頼するのかをクライアントさんに聞いたことがあります。

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