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ペーパーモザイクバタフライ

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蝶・蛾類の立体作品です。2010年ごろの古いものですが、よい作品なのでUPします。
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ペーパーモザイクバタフライ おまけ

ペーパーモザイクバタフライ おまけ

ミクストメディアの蝶の立体作品。2010年のシリーズ全18点をアップし終わりましたが、もう一個2015年に作ったものがそういえばありました。

右端中段の紅スズメが気に入っています。

2015年の紙わざ大賞に応募したのですが、応募したのみで特に賞とかにはならなかったです。

2005年ごろにこのシリーズの前身になったものをつくって、部屋の壁に10数年飾っていましたが、先月あまりの暑さでついにだめ

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ペーパーモザイクバタフライ 18

ペーパーモザイクバタフライ 18

コラージュとミクストメディアの作品です。
全18点のうち18点目。ラストです。2010年ごろの作品です。

Ornithoptera priamus urvillianus(メガネトリバネアゲハ)
最後は世界最大級かつ世界で最も美しい種類のひとつ、メガネトリバネアゲハです。ニューギニアのあたりの蝶です。とても大きく、とても美しく、とても珍しいので、コレクターがたくさんいます。
めがねの模様をしてい

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ペーパーモザイクバタフライ 17

ペーパーモザイクバタフライ 17

色紙のコラージュ、モール、アルミ板、布や糸、粘土などのミクストメディアのシリーズです。全18点、17個目。2010年ごろの作品です。

Phoebis avellaneda(オオベニキチョウ)
キューバの蝶です。これはモンシロチョウなどの仲間に属します。
シロチョウ科では大きい部類です。
シロチョウ科、オオベニキチョウという名前には白、紅、黄と三つも色の名前がついていて、わかりやすさとわかりにくさ

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ペーパーモザイクバタフライ 16

ペーパーモザイクバタフライ 16

コラージュ&ミクストメディアの立体作品です。2010年ごろの作品です。全18点。16点めです。

Trogonoptera brookiana aibescens(アカエリトリバネアゲハ)
マレーシアの国蝶です。
この蝶もまた、世界で最も美しい蝶といわれています。
ラジャブルック・バードウイングという別名もあります。
ラジャとは藩王のことで、発見された1855年にボルネオ島サラワクを治めていたイギ

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ペーパーモザイクバタフライ 15

ペーパーモザイクバタフライ 15

コラージュとミクストメディアの蝶の立体作品のシリーズです。
全18点中15点目。2010年ごろの作品です。

Parnasius apollonius(アポロウスバシロチョウ)
珍しい蝶、美しい蝶はやはりアマゾンや東南アジアに住んでいるものが多いのですが、これはヨーロッパからコーカサスにかけての山の蝶です。
翅が薄く、可憐な感じです。

「アポロニウス」は後翅の赤い模様を太陽に見立てて太陽神の名前

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ペーパーモザイクバタフライ 14

ペーパーモザイクバタフライ 14

コラージュとミクストメディアの立体作品。2010年ごろの作品です。
全18点のうち14個目。

Pachliopta hector(ヘクトールベニモンアゲハ)

インドやスリランカのあたりの蝶です。胴体の赤がきれいです。
毒があるので、ほかの蝶から擬態されることが多く、ヘクトール型という呼び名になっているそうです。

ペーパーモザイクバタフライ 13

ペーパーモザイクバタフライ 13

コラージュとミクストメディアの作品です。蝶の立体作品です。
全18点のうち13点め。2010年ごろの作品です。

Melinaea comma(コンマキオビマダラ)
図鑑にはコンマキオビマダラという名前で載っているのですが、ネット検索ではヒットしません。
情報が古いのかな。“世界の昆虫”の奥付を見ると“昭和55年第11刷”ととんでもない昔の本なのでしかたがない。

キオビマダラという仲間はアマゾン

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ペーパーモザイクバタフライ 12

ペーパーモザイクバタフライ 12

コラージュとミクストメディアの立体作品です。蝶・蛾類の作品です。
全18点中12個目。2010年ごろの作品です。

Idea lynceus(ホソバオオゴマダラ)
オオゴマダラの仲間は逆立ちしたさなぎが金色に見えることでも有名です。
ホソバオオゴマダラはマレーシアの蝶です。日本でも亜熱帯の島には野性で暮らしており、条件がそろえばいつでも羽化することから、昆虫館や温室などでも飼われているものをしばし

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ペーパーモザイクバタフライ 11

ペーパーモザイクバタフライ 11

コラージュとミクストメディアの蝶の立体作品のシリーズです。18点中11点目。2010年ごろの作品です。

caligo brasiliensis(フクロウチョウ)
こちらは裏側です。表側はこのような感じです。
大きな目玉模様で天敵となる鳥をおどかしているということです。

鳥は本能的に目玉を怖がるといいますが、実は私も目玉に見えるものが怖いときがあります。
それは月蝕のときの月です。
欠けていると

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ペーパーモザイクバタフライ 10

ペーパーモザイクバタフライ 10

コラージュとミクストメディアの立体作品です。2010年ごろのものです。全18点のうち10個目。

Hebomia glaucippe circia(ツマベニチョウ)
前翅の先が赤く、洒落た感じのかわいい蝶です。
モンシロチョウやモンキチョウなどと同じシロチョウ科で最も大きいそうです。鹿児島県や沖縄県など、南の地方に住んでいます。
幼虫には危険な神経毒が備わっているそうです!

ペーパーモザイクバタフライ 9

ペーパーモザイクバタフライ 9

紙のコラージュ、アルミやモールや布や糸をつかって作った蝶・蛾の立体作品です。全18点のうち9つめです。

Actias maenas(ヒレオオナガヤママユ)

なんだか細長いなあというのが第一印象です。
図鑑の写真を改めてみると、細長い部分はもっと長く、15cmに達するものもいるそうです。
オオミズアオの仲間で、セイロン島からボルネオ島などのインドから東南アジアにかけてジャングルに住んでいる大型の

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ペーパーモザイクバタフライ 8

ペーパーモザイクバタフライ 8

紙やアルミ、糸などを使ったミクストメディアの立体作品です。
全18点です。蝶と蛾のシリーズです。8つめです。

Agrias claudia lugens(クラウディナミイロタテハ)

黒、赤紫、青紫という三色のはっきりとした配色がミイロということでしょうか。雄の後翅に羽毛のような、ブラシのようなけばけばが生えています。
これでフェロモンを出して雌を誘います。

数週間前のある朝、たまたまかの「N

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ペーパーモザイクバタフライ 7

ペーパーモザイクバタフライ 7

紙やアルミや布や糸や紙粘土などいろいろな素材をあわせて作った蝶・蛾類の立体作品のシリーズです。蝶が多めです。2010年ごろの作品。7個目。

Teinopalpus imperialis(テングアゲハ)

目と目の間の下唇鬚(かしんしゅ)、またはパルピという鼻っぽい部分が、顕著に飛び出しています。なるほど天狗…というネーミングです。

ちょっと検索したところ、約30年前にやっと食草がわかったという

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ペーパーモザイクバタフライ  6

ペーパーモザイクバタフライ  6

蝶・蛾類の立体作品の全18点のシリーズです。6個目です。2010年ごろのものです。

Eurytides protesiaus(プロテシラウスオナガタイマイ)
南米の蝶です。コロンビアやブラジルに生息しています。
ネットで調べたところ、前翅の前のほうは半透明になっているということなので、この作品ではそれは全然反映されていないですね。“世界の昆虫”にそのことが載っていなかったのかも。
もし半透明にす

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