見出し画像

【宮崎のU29】 宮崎を愛する男ー杉本恭佑

宮崎を愛し、宮崎に愛された男。

いや、正確には、宮崎に愛され、宮崎を愛した男だと思います。

colorvan・KINAIYO!プロジェクト 代表、杉本恭佑です。
みんなにはきょーちゃんと呼ばれています。

クラウドファンディング最終日。ちょっと長いんですがよかったら僕の話を聞いてくれませんか。

「KINAIYO!」は僕の宮崎愛から生まれました

「KINAIYO!」を企画するcolorvanのメンバーには宮崎出身者はいません。

宮崎を愛する僕は熊本県出身。そして僕の宮崎愛を受け取ってもらい(笑)、僕以外誰も宮崎に行ったことがない状態でチームがスタートしました。それぞれ「地方」というものに興味を持っていたとはいえ、本当に凄いことだなーと思っています。全員が本業を別に持ちながらKINAIYO!をつくっています。

なぜ杉本恭佑は宮崎が好きなのか

「それほどまでの愛はどこから?」「出身でもないのになんで?」
一番多くされる質問です。

それと「宮崎のどこが好きなの?」
僕が宮崎を愛する理由は山ほどありますが、大きいものは2つ。

宮崎が僕を受け入れてくれたから

僕は20歳まで高専に通っており、宮崎大学に編入するという形で宮崎に住むことになりました。生まれた熊本を離れて住む最初の土地が宮崎。これまで仲良くしてくれていた友達はいないし、編入ということで既にグループができた状態の大学に入ることは、寂しがりやな自分にとってかなり恐怖でした。案の定編入してから一週間、ほとんど同じ学科の友達と話さない状態で時が過ぎました。

「友達がほとんどいない」という僕としては絶望的な状態からスタートしたのですが、同じ編入生の仲間とは仲良く過ごしていました。

その中で1人の編入生が「ボランティアがあるらしいんだけど行かない?」と誘ってくれました。当時の僕からしたらボランティアに興味はなかったのですが、「友達ができそう」という不純な理由で参加しました。それがたまたま「Doまんなか」という宮崎市内の中心市街地活性化を目的としたボランティアで、僕は宮崎が好きな人たちと出会っていくことになります。

言ってもあれなんですが、地域活性なんて全然興味がなかった。

九州以外の方はあんまりわからないかもしれないのですが、宮崎って九州の中でもトップクラスに栄えてないんです。九州第二の都市熊本からきた僕は「宮崎って全然栄えてないな…」と思ってしまっていました。正直にそれは事実です。

ただ、「宮崎を盛り上げようとしている人たち」「宮崎を好きな人たち」はとってもかっこよかった。優しかった。素敵な人たちだった。当時大学生の僕は衝撃を受けました。こんなにもかっこいい、生き生きした大人たちがいるんだと。

Doまんなかの活動を入り口に、他の活動にも声がかかるようになり、一年間多くのボランティアや活動に没頭しました。大人もなんですが、そこに関わっている同年代の大学生が本当にいい人ばかりで、途中から参加したようなよそ者でも、温かく迎えてくれました。

一年後には学生団体を立ち上げ、僕が代表を交代する頃には宮崎で最大の学生団体となりました。また、個人の活動として二ヶ月に一回、宮崎で活動をする学生を集めるミートアップのようなものを開催していました。

ぼっちだった僕は、一年後にはたくさんの素敵な人たちに囲まれていました。

後にこのことを振り返り、僕は宮崎に受け入れてもらえたんだなと感じました。Doまんなかの友人も、学科の友達も、3年から宮崎にきた僕に対して「あれ?きょうすけ1年の時からいたよね?」っておどけていってくれていて、その言葉がどれだけ嬉しかったか。

人生が変わるきっかけをくれた宮崎

今では、宮崎のために働きたいと思い宮崎の野菜をメインで販売するベジオベジコで働いているほど、働く中心に宮崎があります。

そんな僕は高専の頃は富◯通で働きたくて仕方がなかったんです。エンジニアになる気満々でした。ただ、高専の頃の僕は「エンジニア」という枠の中で職業を選んでいたし、その中でも好き過ぎて富士◯のことしか見ていませんでした。

そんな中、先ほどお話ししたように僕は宮崎でカッコいい大人たちに出逢います。かっこいい大人たちって「やりたいことをやって」「好きなことをする」を当たり前にやっていた人たちだったんです。縁をいただき、たくさんの大人と関わらせていただく中で色んな人の生き方や価値観にふれ、自分の見ていた世界が一気に拡がっていくのがわかりました。
自分が人生で何を大切に生きて生きたいのか、どうやって働いていきたいのかを、改めて見つめ直すことができたのは宮崎の皆様に出逢えたからです。

僕が宮崎のために生きていきたい理由

元を辿ると、僕の人生が変わり素敵な人たちに出会えたのは最初にボランティアに誘ってくれた友人がいたから。彼がいなかったら僕は平々凡々な大学生活を過ごしていたかと思います。

大学生というのは、やれることの範囲が広く、時間にも余裕が生まれやすい、とても貴重な時間です。ただ、地方の大学だとそういったことに気づくことなく卒業していく人が多いと感じています。「選択肢の多さに気づいていない」「気づくきっかけが少ない」というのが現状です。僕は運よくそのきっかけをもらっただけ。

そして幸いなことに素敵な人たちが僕を受け入れてくれました。だったら、僕はそんな宮崎に対して「恩返しをして生きたい」「宮崎で生きていきたい」と思ったのが宮崎にきて3年目の春でした。

宮崎のどこが好きなの?
地鶏も野菜も魚も美味しくて、海がきれいで、気候も温暖で…

そんなことはどこの地方も同じようなことをいうと思います。実際に宮崎以外の地方も本当に素敵なところが多いし、もっと知りたいなと思っています。

ここまで話したように僕が一番好きなのは宮崎の人たちなんです。みんながみんな合うかどうかなんて分からないんですが、僕には合ったんです。優しくておおらかでちょっとお節介なぐらいの方々が。だから僕が宮崎を案内するときは絶対宮崎の友達も紹介します。だってそうでしょう?一番魅力的だと思ってるんです。

KINAIYO!とは

(自称)宮崎観光大使の僕は学生の頃からたくさんの人を宮崎に案内しました。満足度は100%です。みんな宮崎を好きになって帰っていく。それはなぜか?ちゃんと知っている人が案内して、その土地の人と繋がるからです。また来たくなるんです。

社会人になって働きながらも、僕は宮崎の魅力をしっかり伝えて、好きになってもらえるようなツアーをつくりたいとずっと言って来ました。今回それを「やろうよ!」と言ってくれる仲間ができて、数年越しに実現させる運びとなりました。

「地域活性」や「地方創生」などの言葉をよく聞きますが、「じゃあ杉本は宮崎をどうしたいの?」なんてこともよく聞かれます。日本の人口は減るし、ここから爆発的に人口が増加するなんてことは現状考えにくい中で(何があるか分かりませんがね!)、僕は宮崎にどうなって欲しいか。いや、どうなって欲しいかなんておこがましいんです。

僕は「宮崎」に関わることで「人生が彩られる人」が増えたらいいなと思っています。宮崎に住んでいる人もそう、これから宮崎に来る人もそう。宮崎との関わり方だって色々。あなたの人生が「宮崎」という一つの色で豊かになりますように。僕は近い将来から宮崎に住むと思います。そんな僕の周りが幸せな人で溢れるますように。

僕はきっと宮崎に呼ばれたんです。きないよって。

今度はみんなを呼ぶ番。KINAIYO!

colorvan代表 杉本恭佑

クラウドファンディングは本日7/31の24時まで。1人でも多くの人とこのプロジェクトをつくることができたら嬉しいです!
https://faavo.jp/miyazaki/project/2893

参加者も絶賛募集中です。呼んでますよ!宮崎があなたを。
KINAIYO!参加者応募ページ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?