michiko otsuka/コロテンポ

イラストレーター。絵を描いたり、手織りをしたり、糸を紡いだり小物を編んだりしています。…

michiko otsuka/コロテンポ

イラストレーター。絵を描いたり、手織りをしたり、糸を紡いだり小物を編んだりしています。 日々のこと、街歩き、道草、美術館巡り、犬猫のこと、園芸などなど。。 イラストレーションのページ https://michikootsuka.jimdofree.com

マガジン

最近の記事

塩田千春展@森美術館を見て。

昨日、今更ながら私も森美術館に塩田千春展に行きました。 塩田さん自体の内面の強さと繊細さを感じられ作品群でした。 出来上がった物ではなく、毎回展示ごとに糸を張る作業を考えると並なパワフルさではないと思います。 糸の一本一本が重なる美しさはわたしは個人的に手織りや糸紡ぎをやっているといつも感じていたのですが、これだけのスケールでやられると本当に圧倒されます。 東ドイツの壊される建物の厚いペンキで塗られた木枠のガラス窓のインスタレーションのあの汚れたガラス窓の感じ、糸で結ばれたド

      • cotton project 01 /棉紡ぎ事始め。

        • いわさきちひろ展/東京ステーションギャラリー

          子供の頃から目に触れる機会が沢山あった いわさきちひろさんの絵。 でも私は絵の学校に通い始め絵を描くようになり、随分大人になって初めて東京のいわさきちひろ美術館で原画を観てファンになりました。 今回の美術展のタイトル「いわさきちひろ、絵描きです。」。 タイトル通りに戦中に絵を習い始め、いわさきちひろさんの後の絵のスタイルが出来上がる経過をみることができました。 戦後の暗い時代の油絵は色が沈んでいるけれど少し色味があるものもあり、暗い時代の中にはあるけれど小さな希望を感じ取る

        塩田千春展@森美術館を見て。

        マガジン

        • 美術展巡り
          3本
        • 手織り、編み物、糸紡ぎ
          3本

        記事

          ふたつの安西水丸展

          青山の表参道交差点の谷内六郎さんのモザイク画の壁が目印の山陽堂書店とSPACE YUIにふたつの安西水丸さんの絵を観に行った。軽やかな色と構図。80年代からよく雑誌や広告などで観ている絵だけど、今見ても妙な古さを感じないオシャレで軽やかな楽しさがあり素敵だった。 自分が絵を描くときや布を織るとき、編み物をするときにできれば軽やかなリズム感のある作品を作りたいと思うけれど、そう簡単ではない。。

          ふたつの安西水丸展

          +3

          糸紡ぎ01