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愛情のかたちそれぞれ

ひとと話をするとき、「この人の雰囲気好きだな」とか、「この人の距離感はちょっと苦手だな」とか思うことがある。
これってなにが原因なのかなーと考えていたのだけど、最近、あっと思い当たることがあった。

大枠ではコミュニケーションの問題、ということになるんだろうけど、その土台となっているのは愛情なんじゃないかしら。そしてその種類や、相手への渡し方に個人の差がでてくる。

種類の話でいうと、愛情にはやわらかい愛情と鋭利な愛情がある、と思う。(もっとあるかもしれないけど、最近大きく感じたのはこのふたつ。)

前者は、相手を受けとめたり、受容したり。直接的な視覚やことばでは、ちょっと見えづらい。けれど、対象や相手の周りをふんわり包むみたいに、雲や水蒸気のように、質量を感じないけれど、そこにあることが確かにわかる。

後者の場合は、ありあまるほどに対象に愛情をかけたり、情熱を燃やしてみたり。相手を独占したいとも思うかもしれない。
そしてたぶん、密度が濃くて、その分相手にぶつかったときの質量が重く感じる。
受け取る方はうれしい一方で、ちょっとやりすぎという感じを受けることもあるかも。

いま、前者のやわらかい愛情のほうを目指したいなぁと思っている。
ふんわりとそこにあって、励みや後押しになるような。 

向かってきてくれるうれしさよりも、振り返るとそこにいる安心感を求めたい、与えたいのかもしれません。

読んでいただきありがとうございます。 また来てくださるとうれしいです。