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"洋服の糸が紡ぐ、地域の絆"

こんにちは。市民ライターのamiです。
1/21(日)にユニクロやGUをブランドとするファーストリテイリンググループとみらいこども財団様が一緒に宇和島市にある児童養護施設"みどり寮"の子供さんに向けてお買い物体験をする!という活動がありました。
今回はその一日をご紹介させて頂きます。


服のチカラを、社会のチカラに。

ファーストリテイリングではたくさんのサステナビリティな活動があります。その中でも"子どもたちのためにできること(次世代教育活動)"というものがあります。
子ども達と一緒になってリサイクルについて考えたり、
ユニクロの職場体験で社会に触れたり、ただ販売するだけでなく、洋服を着るとは何か?洋服のチカラってなんだろう?を一緒に考えていくというような活動です。

一般財団法人みらいこども財団とは?

一般財団法人みらいこども財団とは、様々な理由などで親の元を離れ児童養護施設で暮らす子どもたちの支援している団体です。この日も関東や関西、九州からもボランティアクルーさんがみどり寮に来られていました。
オンラインで子どもたちの悩みを聞いたり、様々な活動を通して子どもたちを遠いところからも支援していて、この日やっと会えたー!と喜んでいる様子を見て、子供たちとの間の絆の強さを実感しました。
一般財団法人みらいこども財団ホームページ

洋服を届けるために

みらいこども財団の方から教えて頂いたのですが、
児童養護施設の先生方から"洋服"を提供していただけると嬉しいという声を多くいただくそうです。
確かに子どもの洋服は元気な証拠ではありますが、すぐ破れたり汚れたりしてしまいます。
そして成長するとすぐにサイズアウトしてしまい、着れなくなるので、手軽なものも増えてきているとはいえ、サイズやデザイン選びには私も慎重になります。
措置費の中に衣類を購入する予算はあるため、全く足りていないという状況ではないそうですが、それでも毎日身につける必要なものです。
そして洋服は個性を表すものでもあります。
子どもたちにとってお気に入りの一枚が届くよう全国のGU店舗では期間限定子ども服に特化した古着回収が行われたりもしています。(今回のイベントでは回収分ではないお洋服のお渡しでした!)
ファーストリテイリンググループでは衣料品の寄贈と、今回のようなお買い物体験イベントをみらい子ども財団と一緒に実施しています。

また他のリサイクル活動の一貫として常時ユニクロ、GU店舗ではリサイクル回収ボックスも用意してあり、こちらは子ども用〜大人用まで集めています。

迎えた当日。

ユニクロ×GU みどり寮店のスタートです!
先生たちのフォローも頂きながら自分のサイズを探していきます。
お買い物カゴもユニクロ宇和島店から本物を用意しました!
リアルなお買い物体験できたでしょうか??^^
チェキコーナーも用意してくださっていました。
とびきりのおしゃれコーナー!
全身コーディネートのご提案!採用!さすがです!!

3グループで分かれて選んでいったのですが、
あっという間の時間でした。
子どもたちの笑顔からもらうパワーはすごい!
高学年の女の子達はしっかりと自分が着たいイメージが固まっていました。一人一人の雰囲気と選ぶ洋服から伝わるイメージがぴったりで、わあ!素敵!それいいね!!と一緒に喜べた瞬間は洋服のチカラを感じ、とても嬉しくなりました。洋服一枚で相手と同じ気持ちになれる、とても温かい時間でした。

あっという間に時間が過ぎていき…。

最後に、
「今は様々な理由があって児童養護施設というところで生活をしているかもしれないけど、自分を支えてくれてる人がこんなにたくさんいる。ということをこの洋服を見たときに、着たときに思い出して欲しい。」、
「みどり寮の先生たちが子どもたちの笑顔のためにと
この企画の実現に向けて動いてくださり、
"この洋服が誰かの為に役に立って欲しい。"と、届けてくださった方の想い…たくさんの人の想いが詰まった一枚なんだよ。」ということを伝えられていました。

私たちがお渡しした"洋服"が子どもたちの生きるパワーに繋がり、こんなにも眩しい笑顔になる!ということを1日を通して改めて感じました。洋服ってすごい!!


みどり寮のホームページを見るとたくさんの宇和島市の企業や個人の方々からの支援へのお礼が綴られていました。
この町で子育てができてよかったな〜と、私が多くのシーンで思うように改めて宇和島市は温かい場所なのだな、と認識した日でもありました。

大きな企業だからこそできること…。
そしてそのチカラを自分の住んでる地域の身近な誰かのために発揮できることに感謝をしながらこれからも地域との繋がりに着目し、活動を続けていこうと思ったのでした。

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