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小学二年生から不登校の娘の今③認められるために生きていない

次女が韓国語をどんどん学びを習得していくことと同じくらい、他に好きなことが2つあります。

『絵を描くこと』

『お菓子を作ること』

絵を描くことは、幼稚園の頃から好きで、色使いや表現する視点は斬新でいつもおもしろいと私も出来上がりを楽しみにしていました。

小さな絵本、風景画、ケータイの背景、オリジナルキャラクターなど、スケッチブックやiPadのアプリを使い、何時間も納得のいく表現ができるまで描き続けるし、欲しいものは厚手の紙質のスケッチブックや繊細な色合いのペン、0.2mmのシャープペンなど、こちらもこだわり抜いた文房具が少しずつ増えていきました。

こんなに好きで得意で才能もあるのなら、LINEスタンプを作って販売したりInstagramのアカウント作ってみたり、展示会とかも出来るといいだろうなと、思っていました。

時折提案もしてみましたが、それはやらないと頑なに拒みました。

こっそり内緒でアップしようかとも思いましたが、これはいくら子どもとはいえ、本人の同意が無いのでしてはいけないだろうと思いとどまりました。

『すごい上手でママはビックリしたよ。色んな人が見たら元気になりそうだと思うけど、他の人に見せてもいい?』

『やだ。見せるために描いてない。』

その言葉を聞いて、学校に行っていない、勉強をしていない【代わりに】何かしていることを、私自身が誰かに認められたかったのかもしれない、と思いました。

何のために時間を過ごすのか、、、世間に認められるため?凄いと言ってもらうため?そんなことのために、自分の大切な時間を使っていない。

求められるように描く絵ではなくて、自分が満足する絵を描くこと。のびのびと幸せそうにしている時間は、私が忘れかけていた感覚を思い出させてくれました。

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