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令和6年度介護報酬改定における改定事項について ⑨

おはようございます。fumioです。本日は、介護老人保健施設についてnoteします。

■介護老人保健施設
 介護老人保健施設は、病院と自宅の「中間施設」として高齢者が病院にて社会的入院していたものを改善するためにできた施設です。現在は、5つの類型(在宅復帰の有無とその内容)に分類されています。

・2. (1) ⑬介護老人保健施設における短期集中リハビリテーション実施加算の見直し(P79)
➤「ア 原則として入所時及び月1回以上ADL等の評価を行った上で、必要に応じてリハビリテーション実施計画を見 直していること。 イ アにおいて評価したADL等のデータについて、LIFEを用いて提出し、必要に応じて提出した情報を活用してい ること。」

老人保健施設の入所をすると3か月間(週3回~週6回)リハビリテーションが20分(1日)提供されます。(リハビリスタッフの数によりことなることと、先ほどの「5つの類型」や入所前の3カ月間老人保健施設を使っていなかったなどでことなる)

また、(既に、介護老人保健施設の「入所時」「入所~1月後」「入所~2月後」「入所~3月後」とリハビリ職員を中心に「動作の変化等」を評価している施設もあるとおもいますが)入所から1月後と「動作の変化等」を評価して、さらに、データを国に提出する。

以上を実施する(実施している)施設を評価しています。

※私的には、「丁寧に」入所者をケアしている施設でもあると思います。

・2. (2)④ 介護老人保健施設における在宅復帰・在宅療養支援機能の促進①(P93)

この内容は、入所の相談から、入所時から退所まで、退所後の入所者とその家族や介護老人保健施設外の関係者と「入所者とその家族」と相談をうけたり、関係者へつなげていく職種(社会福祉士の有無)と入所される方の「入所前」「入所後」に自宅を訪問して「入所中のリハビリテーション等が効果的に提供でき、在宅復帰へつなげる」ことを評価すること。

※私的には、「さらに、丁寧に」入所者と家族のケアにあたる施設と思います。

・2. (2)④ 介護老人保健施設における在宅復帰・在宅療養支援機能の促進②(P94)

この内容は、「丁寧に」ケアにあたる分だけ「利用料金」が加算として増えることを示しています。

介護老人保健施設は、在宅復帰と在宅継続支援をおこなう施設です。高齢者が住みたいとことで可能な限り自分で生活したいことを応援するサービスで
医師・看護師・リハビリ職種・栄養士などの多職種がいます。

経済的な負担と、自宅と施設を継続して利用すれば、体調不良を早期発見して医療につなげて早期退院して生活を維持できるので、元気なうちから在宅サービスを使いながら介護老人保健施設を使うことは、これからの「大介護時代」には、一番効果的なサービスと思います。

但し、5つの類型など見極めが大事です。居宅のケアマネを選ぶのとどうよ言うに「丁寧なケア」をする介護老人保健施設を選んでください。

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