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「平成っぽさ」の話

きょう、会社でおもしろそうな話を耳にしました。

「『この令和の時代に』は、つい3週間前のことをもう『遠い過去』のカテゴリーに入れてるよね」

…なんだかわかるようなわからないような、
ハッとするような眠くなるような
ふしぎな言葉だなぁ、と思います。

でも思えば確かに、昭和のギリギリに生まれて
物心ついたときにはなんとなく
「昭和っぽいもの」という概念が既にあったような気がします。

だから「平成っぽい」という新たな概念が生まれていく過程を
これから生で体感していくことになるんだろうなぁ。

「平成っぽさ」ってなんだろう?

たまごっち、小室ファミリー、コギャル文化、メル画、mixi、原宿系、パンケーキなどなど…

平成の年号とともに歳を重ねてきた世代にとって
この時代はとっても特別だったような気がします。
ほんの一部分の流行を切り取って
「平成っぽい」としてしまうのはなんだか寂しい気持ち…。

いずれ令和(その時の今っぽさ)と比較して違うところが
「平成っぽさ」になっていくんでしょうね。
寂しさ半分、どうなっていくんだろう的なワクワク感が半分。

区切りがあることは良いこと

大学生のころはよく
「和暦なんて日本でしか使わないんだから、もはやいらんでしょ。全部西暦で統一してほしいわ」
くらいに思ってたものですが、
改元を目の当たりにして
やっぱり和暦いいよなぁ、となっております。

というのも、日常が続いていくなかで
一区切りをつけられるタイミングって
実はあんまりない
ものだな、と思うのです。

特に社会人になってからは、
1つの仕事が終われば次の新しい仕事が
切れ目なくやってきて、
それの繰り返しで1年が終わっていく感覚。
ともすれば何も変わらない(実際には変わってるんだけれど)日々が永遠に続くかのような
終わりのなさの絶望をうっすら日々に感じてしまう時もあります。

そう思うと、冒頭の『この令和の時代に』には
今まで変えたくてもきっかけがなかったことを
新しくしていきたい、という
前向きな気持ちが背景にある
ような気がします。

なんかそう思うと、令和がとっても素敵な時代になるような気がしませんか?

一区切りつけて、これまでを振り返って、
積み重ねに感謝して、また前を向き直す。

大きな区切りがなくても、
気づいたときに振り返るのは
新しい力を得るチャンスかも知れませんね。

#自己分析 #セルフケア #振り返り #気づき #平成 #令和 #改元 #チャンス

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