ルミコさんといつかちゃんと私

先日、アマプラでモテキ(映画のほう)を観た。
劇中音楽といい、自意識過剰で多感でいつまでも子どもっぽい藤本幸世といい、女性陣キャストの本当にヤれそうな感じといい、既視感と羞恥心と懐かしさを煽りまくられる映画だった。鑑賞後はHPが半分くらいまで削れた。実に良い映画。

とくに麻生久美子さんが演じたルミコさんには感情移入せざるを得ない。一人カラオケ、好きな男と寝た瞬間から彼女気取り、振られる時の「悪いとこあったら直すから」、傷心から適当な男と関係を持ちがち…。独身時代の自分とシンクロし過ぎて吐きそう。
もちろんあんなに美しくないのだけれども。美人だからギリ許せるラインのことを自分がやっていたと思うと尚更吐きそう。

ルミコさんが墨田さんと寝た後に一人で牛丼をかっこむシーンで「うぉぉーー!ルミコッ!!幸せになってくれーーーッ!!!」と感情が爆発した。

そういえば昔、好きだった人に「モテキのいつかちゃんに似てる」と言われてすんごい嬉しかった記憶がある(しっかり「漫画の方ねw」とつけたされた)。
当時あんまりモテキに詳しくなかった私はビジュアルだけ見て「お!あっさりしてるけど可愛いやんけ!」と歓喜したが、約十年ぶりにふと「モテキ いつかちゃん」でググってみたら、いつかちゃんの記事には「非モテの代表」と書かれていた。泣いた。

漫画、ドラマ、映画通じて思うのは
やっぱ女も男も自己肯定感低いとモテる要素持っててもモテないんだな
ってこと。

あとモテるキャラは(内心適当かも知んないけど)
相手を否定するようなことあんまり言わない気がする。
みんな自分自身の存在を肯定されたいんだなぁ…。
現代社会の闇だなぁ…。

女の私からしても長澤まさみちゃん演じるみゆきちゃんは超絶エロ可愛かった。
露出具合とおっぱいと脚、人懐こい性格、ヘルシーな笑顔、オタクの趣味トークに付き合える守備範囲と懐深さ、酒癖の悪さ、わずかな隙に挟み込まれるエロイベント。パーフェクトです。付き合ってくれ。

これは個人的見解だけど、島田が言ってた「その女、巨乳だろ」は自己肯定感に大いに関係あると思う。
貧乳の私が言うのだから間違いはない。はず。

結局、持って生まれたものを生かせる戦略に長けた者がモテを制するのではないかと思うのです。
そうやって自分の良いところをしっかり理解してハッピーに生きたいね🤗

何が足りないか、じゃなくて
いま何を持ってるか。

折れそうになったらそう考え直してみようと思ったのでした。

#モテキ #久保ミツロウ #映画 #自己肯定 #長澤まさみ #非モテ

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