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非モテフルコミットでフラれた僕が出会い系アプリをやってみる話し⑤美晴(仮)アポその1

9月19日。

出会い系アプリで知り合った美晴とのアポ。アプリでLINE交換した2人目の女性で、プロフィール写真がさほどタイプではなかったし休日がなかなか合わなそうだと言うことで会えることを期待をしていなかった。

LINE交換から数日放置してたところ美晴から「電話で話しませんか?」と連絡が入る。彼女は話好きで身の回りのことをたくさん教えてくれる。そして声も話し方も可愛い。性格は素直な子なのかもしれない。

「わたし、こういう感じなんです」と、不意に送ってきた写真。

「え?」

そこに写っていたのは細身でおしゃれにも気を使っているめちゃ可愛い女性だった。プロフ写真と違う姿に一瞬怯みそうになる。しかしここで可愛いなどと顔を褒めたりましてやスタイルを褒めたりして下手に出たらいけない。なのでこう言う場合の定石である顔やスタイル以外を褒める。「ネイル、めちゃ綺麗だね。自分でやるの?」こんな綺麗な仕上がりなのはサロンでやってもらってるなんてわかってるけど、「お店でやってもらうの」と自分の技術やセンスではないと否定させることでパッシブディスの作用を狙う。

20分ほど話を続け気分がよくなってきたであろう時間でタイムコンストレイント。「ごめん、友達から電話だ。また今度ね」と話を打ち切る。その後のLINEで「すごく好きな声!会ってみたいな」と逆アポ打診。

「声が好き」

大好きだった元カノもそこから興味を持ってくれて付き合い始めたので、このセリフには少し胸がギュッとした。嬉しいのか寂しいのかどちらともいえない感覚だった。

・LINEメンテの難しさ

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