見出し画像

おぱんちゅうさぎってなに?

以前、知人の女性に「最近どんな物にハマっているの?趣味とかある?」と質問してみたところ「おぱんちゅうさぎ!」と返答されました。まさか女性の口から唐突におぱんちゅ!などという破廉恥な言葉が出てくるとは思わなかったため、少々面食らってしまいました。

さて、おぱんちゅうさぎなどと突然言われても情報に疎い私は何のことかさっぱりわからないので気になったので調べてみました。

おぱんちゅうさぎとは、クリエイターの「可哀想に!」さんが生んだキャラクターだそうです。2022年1月にXに初登場し主に2コマ漫画の作品が投稿されているそうです。
またYouTube上には「可哀想に!」さん名義のアカウントが存在しており、動画作品が多数アップされていて人気を博しています。

そんな大人気のおぱんちゅうさぎですが、一体どんなキャラクターなのでしょうか?
おぱんちゅうさぎは兎に角頑張り屋で健気に人のために一生懸命尽くすのですが、それがことごとく裏目に出て結果的に報われない。でもそんな姿が愛らしくて憎めない。可哀想なんだけど不憫で可愛い。そんなキャラクターだそうです。
確かにいつも涙目でにっこり笑うそんな表情が特徴的でなんだか愛らしいですね。

現在、若者世代からの圧倒的な支持を受け様々な企業や商品とコラボしているようです。
例えばゲームセンターのUFOキャッチャーでは景品のぬいぐるみとして置かれていたり、原宿のキティランドでは様々なグッズが販売されていたり、ファッションセンターしまむらとコラボ商品を販売するなど世間からの注目を集めています。


私の知人ももれなくグッズ集めに余念がないそうですが、YouTubeを見ていると、おぱんちゅうさぎのグッズを買い過ぎて自己破産したなどという信じられないようなタイトルのものもありました。
こうして短期間で沢山の若者達から支持され、人気を獲得する事ができたのは紛れもなくSNSというツールがあったからでしょう。改めてSNSというツールの影響力と拡散力の凄まじさを感じました。

近年、デジタルディバイドなどと言われネットに繋がる環境がある人とそうでない人との情報格差が問題視され様々な媒体で取り上げられています。
スマホの普及によりインターネット利用率は2022年時点で84.9%(個人)となっているそうです。端末別のインターネット利用率では「スマートフォン」(71.2%)「パソコン」(48.5%)になっているそうです。
ですので国民の大多数がインターネットを利用できる環境にあると言えます。

しかし、いくらインターネットに繋がる環境があるとはいえ、自分から取りに行かないと掴めないような情報もここ最近は増えてきているなと感じております。
例えば、SNSユーザーから人気を獲得したおぱんちゅうさぎなどは普段からSNSを当たり前のように利用しているデジタルネイティブ世代を中心に人気が拡大したため、そもそもSNSをやっていなければ知る機会は殆どありませんでした。
余程の情報通な知人、友人またはコミュニティなどの繋がりがなければ、知る機会はなかったのではないでしょうか。
なので、直近のトレンドを知るためにもSNSを上手に活用することが必要となります。
そこに新たな流行やビジネスチャンスとなるものがあるのかもしれませんね。

一昔前まではテレビのニュースや新聞から情報を得るのが一般的でしたが、SNSの登場により現在ではスマホを利用する全てのユーザーが情報を受発信できる立場となったため、一次情報の時点でより広く、速く情報が拡散するようになりました。
そのため、おぱんちゅうさぎに関してもこの様な爆発的な広がりを見せたのですね。
特にこの情報の速さという点ではニュースや新聞などに勝るのではないでしょうか。
なので使っている人にとっては今更になりますが、SNSを普段活用していない人はやる価値があると思います。
私もこれを機会にSNSをもっと上手に活用してみたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?