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ギリシャ旅行記~アテネ観光編①~

4泊6日のギリシャ旅行。
アブダビでのトランジット9時間を含み、日本から約25時間の移動時間。
ようやくアテネ到着です。

前回の記事はこちら。


アテネ到着

アブダビから出発した飛行機は、予定より少し遅れてアテネに到着しました。案内板に沿って歩き、スーツケースの受け取りに。

4人分の荷物のうち、3つは割と早めに流れてきたけれど、最後のひとつがなかなか来ない。この時はまだロストバゲージに必要以上に怯えているので、脳内で不吉な想像が浮かんでは消えていました。

最後の荷物の持ち主である夫はのんきにトイレに行ってしまったので、かなり気を張りながら荷物を注視。

途中、新しい荷物が数分流れてこないことがあったのでかなり焦りましたが、無事に見覚えのあるスーツケースを見つけ、安堵しました。

入国審査は、ギリシャ発行のパスポートを持っている人とそうでない人で窓口が分かれていました。前者は機械化ゲートであっという間に進んでいましたが、後者はひとりひとり窓口対応。グループで対応してもらえたので、前の人に続いてパスポートと航空券を一緒に出したら、クールなお姉さんに「パスポートだけで良いよ、行って」と厳しく言われてしまった。
航空券は最初のひとりだけでよかったらしい。

数少ない海外旅行の知識のひとつ、入国の目的「sightseeing」を言う場面がなかった。ちょっと準備してたのに!

アテネ市内へ

アテネ市内へはUVERタクシーで向かいます。
比較的海外に慣れているAちゃんが手配してくれました。

タクシー乗り場には似たような見た目のタクシーがたくさん待機中。
アプリ上でタクシーのナンバーと現在地が確認できたので、その情報をもとに自分たちの乗るタクシーを探しました。

目的のタクシーのドライバーさんと目が合うと、雑にその場に車を止めたので衝撃。は、端に寄せるとかしないんだ…。
運転席から降りてきたドライバーさんは、軽く挨拶後、荷物の積み込みをやってくれました。

乗り込む際に気が付いたんですが、左ハンドル右車線。こういう細かい部分で、ここが日本ではないという実感がわいてきますね。

アテネ市内へは約40分。
ドライバーさんに質問をすると、いろいろ景色の説明をおこなってくれました。両側に広がるオリーブ畑が新鮮でした。

目的地は本日の宿泊施設である「Hermes Hotel」
名前に驚きましたが、あのエルメスとは無関係です。

Hermes Hotel

チェックインして、部屋へ。
エレベータの扉が手動でした。
二重になっていて、中の扉は自動で開きます。
空港以外でエレベータに乗る機会はここしかなかったので、これが一般的なのかは不明。

手動扉のエレベータ

通された部屋はビジネスホテルくらいの広さで綺麗。
三菱の空調とPanasonicの電話に親近感を抱きつつ見て回ると、洗面台に不備が。
排水部分の蓋が閉まったままになっており、レバーを引いても微動だにせず。一応チョロチョロと水が流れていたし、1泊だけなのでと我慢。
それ以外は特に気になる部分もありませんでした。

既に夕方だったので、夕食を食べるため外へ。
ホテルスタッフにおススメされたお店と逆方向へ進んでいたので疑問に思っていると、まさかの観光予定が入っていました。

アゴラ見学

アゴラとは「広場」のこと。人の集まる場所を意味するらしく、アテネのアゴラはアクロポリスの麓に位置しています。
かつての神殿や役所に加え、市場などもあった場所のようです。
遺跡の見学時間が17:00までと1時間くらいしかない中、滑り込みました。

各遺跡の説明がギリシャ語と英語で書かれていましたが、じっくり読んでいる時間もなく、サクッと見て写真を撮って進んでいきます。
フレンドリーなBさんがいつの間にか知らない人と仲良くなっており、しばし歓談するような場面もありました。

私はと言えば、日本で見たことのない植物に興味を持ったりしていました 笑

知らない植物

そして半分を見て回ったかなと思われる頃、突然鳴り響く笛の音。ホイッスル。
何の音?と思っていると、見学時間終了の合図でした。
追い出し担当のスタッフらしき人が、笛を吹きながら「終わりだよ!」とジェスチャーで出口を差していて気が付きました。

メインらしい建物をちゃんと見れなかったのが残念でしたが、出口までの道すがらソクラテスと孔子の像をチラ見したりしながら退出しました。

あとから調べたところによると、ここはヘファイストスの神殿だったよう。ファンタジー作品で馴染みのある神様なので、今更ながら勝手に親近感を抱いています。

ヘファイストス神殿

地元料理「ムサカ」

ムサカとは、ギリシャの家庭料理でラザニアの元になったものだそうです。
行く前に夫が「これは食べたい」とアピールしていたので、食べに行くことに。定番料理らしく、どこのお店にもありました。

アゴラの前の通りにレストランが並んでいたので、その中のひとつに入り、各々料理を注文。チップ文化ならではなのか、テーブルごとに担当がつくので、基本はその人が注文など対応してくれました。

ムサカ

目当てのムサカは期待を裏切らず美味しかったです。ラザニア好きな人なら間違いなく好きです。

ホテルまでの帰り道、地元のスーパーに立ち寄り水を購入。
どうやらこちらの水は売っているものも含めて硬水ばかりのよう。
普段硬水は飲んでいませんが、特に問題なく飲めました。
というか何の違和感もなく飲んでました 笑

さて、翌日はサントリーニ島へ移動するので、荷物の詰め替えも必要。
リュックに3泊分の荷物を詰めて、不要なものはスーツケースに入れてアテネ空港に預けていきます。

ということで、次回はアテネ観光後編とサントリーニ島移動まで書けたらいいな!

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