こども学校スタディミーティング_教育のためのコミュニケーション_

【イベント】「教育のためのコミュニケーション」を語ります!

このnoteで発信している「教育のためのコミュニケーション」というコンセプトについて、自分の考えや経験、実践を踏まえて初めて体系立てて話をする機会を、私自身もコアメンバーを務めている「こども学校プロジェクト」のスタディ・ミーティングとして設けてもらいました。

【日時】2019年7月21日(日)10:00~12:00
【場所】カフェリベル(水戸市南町1-2-26)
【参加費】無料
【話題提供】山崎一希

今、原稿と投影用のスライドを作っているところですが、まず「教育のためのコミュニケーション」という自分のコンセプトの定義を、「コミュニケーションデザインの知見やテクニックを活用して、教育や学習、学校に関する人々の認識を揺さぶることで、新しい学びや教育文化を個人や社会にもたらすアプローチ」としてみました。

コミュニケーションデザインで教育のすべての課題を解決できるなんてことは考えていません。せいぜい、「教育」という日常的な実践や政策展開においてちょっとした補助線を引くぐらいです。でもきっと、現場に新しい視点やアイデアをもたらすことができると思っています。

たとえば、以下のような問いには自分なりの視点で迫ることができそうです。

・教える人と学ぶ人が同じ方向を向くためのデザインとは?
・デザインのほんのちょっとした後押しで試験の結果が変わる?
・いじめの二次被害を防ぐためのコミュニケーションとは?
・学校運営への「参加」をどうつくる?
・政策のコミュニケーションから見た「ゆとり教育」と「アクティブ・ラーニング」の違いは?

それから、今回のお話に向けて、コンセプトを簡単な図にしたのがこちらです。

馴染みのない言葉が並んでいると感じるかも知れませんが、自分がこういうアプローチを思い立った背景には、高校時代からの経験とその後の実践的な探究活動があります。ですので、今回のお話では、半分は自分のライフヒストリーをお話ししていくことになります。

ぜひ学校や教育の現場で働いている方に聞いていただき、フィードバックをいただければと思っていますが、一方で今回のお話は、今直面している子どもたちについての悩みの即効薬になる内容ではありません。私自身が学校教員としての経験も有さず、大学には勤めていますが、幼稚園児の息子たち以外には、小さな子どもたちと日常的に接する機会もないためです。ですから、新しいアイデアを見つけに来てくださる感覚でお越しいただきつつ、むしろ現場の視点から批判的なコメントも含めてご意見をいただけるとありがたいです。

みなさんのお越しをお待ちしています!


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