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自分は動かず、他をどうにかしようとしていないか?

このnoteは、Comfort Life Coachingから一部を引用して掲載しています。

ついついエアコン頼みになってしまう猛暑。しかし、それだけでいいのでしょうか?。自分自身が望んでいることに対して、今の自分でできることを、働きかけていますか?。自分は動かず、他をどうにかしようとしている限りその物事はうまくいきません。

他をどうにかしようとするほど、うまくいかない

●自然を感じ取る感覚・五感の感覚を見失っている

2023年7月

東京では、ほとんど梅雨の間も雨が降らず35度以上の猛暑日が続きました。

そしてこの8月も
雨が降る様にはなりましたが、まだまだ暑い日が続いています。すでに9月が目の前にあるというのにまだまだ暑い日が続いています。

私の部屋は2Fの北向きで西陽が入るのもあって高温多湿なので、夏場はほとんど1Fの居間にパソコンを持ち込み、そこで仕事の作業をしています。

我が家は少しながら庭に樹木やグリーンもあり、昔ながらの木造建築なので、夏の季節、1Fは割と涼しく過ごせます。(さすがに夕方にはエアコンつけますが)1日家で作業の時もできるだけエアコンはつけず、パソコンが高温になりそうな時は流石に、パソコンのために涼しくします。流石に34、35、度ともなると、部屋にいてもじわりじわりと汗をかき、外出から帰ってくるとさらにぶわっと汗が吹き出すため、エアコンをつけておきシャワーを浴びます。

身体のためにというもありますが、それで過ごせているから・・とういうのもあります。

今夏のように猛暑日が続くと連日TVのニュースで注意喚起されているように「こまめな水分補給、無理せずエアコンを使う」熱中症対策が必要、という。もちろんそれは、油断できないということはありますが、それ以前に自分でできることをするという意識も必要なのではないでしょうか?。

自然哲学であるマクロビオティックの考えの中には、
「自分の状況・状態を良くしたいのなら、食べるものを変え、自分自身の振る舞い、行動を変える」

というものがあります。

例えば暑い時、現代社会では、すぐにエアコンをつけることで環境を変えようとします。それは、自分の周りばかりを変えよう、変えようとして、自分自身を変えること自分でできることをしないのと同じことです。

しかしながら、自分自身の暑さも不快感も、自分自身から変えない限りえんえんとその不快感は追ってきます。その知恵はマクロビオティックの考え方に限ったことではありません。自然や地域の中に根付いていることも多いのです。

例えば、
季節の食べ物(夏の野菜の多くは暑さから身を守るために、水分を溜め込みます。人はその野菜を食べることで、身体のなかの過剰な熱を放出します)

暑い地域、インドや中東などで砂糖の多く入った甘いミントティーやチャイが飲まれるのは、砂糖をつかって身体を緩めることで、熱を溜め込まない様にするためです。(その習慣のあるインドの方がアメリカなどに渡ると、これまでの食習慣を続けてしまい、その土地の気候と噛み合わず体調を崩したりすることが多く見られるとか)

日本でも九州の醤油が甘いのも、麦を使った味噌を使っているもの同じ理由で暑い土地ならではの郷土食と言えます。逆に東北地方では、塩気が多く身体を締めて熱を出さない様にするのです。

野菜を小さく細かく切ることで、熱がすぐに入りサッと炒めたり蒸したり、揚げたりという調理法を使うことで、熱のこもらない食事を作ることもできます。冷しゃぶや冷たいスープもこの時期ならばとても美味しくいただけます。

以前はあまり好まなかったスイカもこの季節にはとても向いていて、朝のおめざに時々食べます。

今ではあまり聞かれなくなった夏の風鈴の音も、あの音によって涼しさを感じ取ることで感覚を涼しいものにする、夏の工夫の一つです。

エアコンを使うなというのではありませんが、今では、保冷剤や濡らして首を冷やすタオル、サラッと汗を放出するAirRism、涼しい触感のあるNクール寝具、など涼しく過ごすツールも、方法もたくさんあります。

その感覚は、あなた自身の五感の感覚に意識を向けることでもあります。少しでも、自分がまず取り組めることを取り入れることが必要ではないでしょうか?。

●あなたの不快は、あなただけのもの。それを理解していない

しかしほとんどの人は、自分自身が動かせる他に涼しくなる方法があっても、そこに意識は向きません。

暑ければ【冷房を使えばいい】

ということをしがちです。しかしながら、その周りの影響を考えずに多用することで、今の様に暑い夏は生まれます。エアコンのほとんどは室内の暖かい空気を外に出してそれが環境の温室化を産んでいるという一面があります。

同じ様に、人は自分がうまくいかないことに対して他人に要求ばかりすることをしがちです。

以前学んだNLPスクールではたいては、講師の動きやすい適温、受講生が意識を集中しやすいように、室温が低め設定だったりします。夏でも涼しいくらいです。そのことを理解している人は自分で対策をしてショールやカーディガンなど羽織るモノを用意していますが、中には、何度もそこに参加し室温が低いことを知っているにも関わらず、いつも「寒い」と文句を言うばかりで「室温寒いんで、上げてもらえませんか」という要求をしてきます。

もちろん声をあげるなというのではありません。周りを変えるためには声を上げることはとても重要です。

しかし、この場合どうでしょうか?。しっかりとした意図のあるなかで行われていることを変えようとするより、自分自身が変わることのほうが、自分が快適でいられるのです。

  • 自分でできる対策もせず

  • 他人に文句ばかりをいい

  • 他人を変えようとばかりする

まずは、その不快な状況の中で他者を変えるのではなく、あなたができることを あなたが行う。

それは、室温やエアコンに限ったことではありません。

人間関係で悩んでいる人の多くは

  • 相手が動いていくれること

  • 相手が変わってくれることを

  • 何もせずに(時に何も言わずに)思う様に動いてくれる
    ことを望みます。

その前に、状況を通して自分が何ができるのか、何を変えたいと思うのか、それをまずしてからなのです。

自分が動いて、初めて他者が動くのです。

人が動いてくれることを待っているので根本となっている原因はいつまで立っても解決しません。他者任せにしているうちは、何も望むようにはなりません。

自分が暑いのなら、自分が涼しくなるように、まず、自分のできる対処する。

それだけは確かです。

●自分を動かすには、周りの状態を適切に感じることができるかどうか

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