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アンティーク屋になってみた その2

大阪で働いていた時に、ある程度の貯蓄はしていたものの、
やはりいきなりお店を持つなんてことはできなかった。
でも、商売を始めた。

そう、ネットショップです。
当時はまだそれほど普及していなかったインターネットという場で自分たちのお店を持とうと。
もちろんホームページ制作なんてやったこともないし、知識もなかった。
ただ、小さい頃から兄がパソコンに興味を持っていたり、
前職ではCADを使っていたりと、
パソコンを触ることには慣れていた。

安い聞いたこともないようなホームページ制作ソフトを購入し、
ホームページを作ってみた。
それで、無事に自分たちのオンラインショップを持つことができた。
今思えば、それがその後web制作会社で10年以上働くことの
きっかけにもなったわけ。

当時はダイアルアップ接続。
あぁ懐かしい。

まだオンラインショップ自体が少なかったおかげで、
わりと競合も少なかったけど、ユーザの数が今よりも少ないのは当たり前。
今思うと、ネットで注文を取れていただけでもすごいなぁと思う。

その後、骨董祭やアンティークフェアに出店するようになり、
今でも付き合いのあるアンティーク仲間と知り合うことに。

買い付けには年2回ほどは行っていた当時。
今思うと本当よくやっていたと
当時の自分たちを褒めてあげたくなります(笑

イギリスアンティークをメインに扱い始めて数年後、
北欧に興味を持つようになりました。
今ほどまだ北欧がそれほど人気高くなかった頃でした。
ロイヤルコペンハーゲンやスティグリンドベリ等々。
イギリスやフランスとは全く違う世界観に魅了されました。
が、根はイギリスやフランスの物がどうやら好きらしく、
今に至っています。

つづく

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