【化物語】コミカライズ大成功のお知らせ

著者:大暮維人
『エアギア』
『天上天下』
『バイオーグトリニティ』など

原作:西尾維新
『化物語』シリーズの原作者

見ていてうっとりする美麗な漫画を描く大暮維人と、「俺の言葉全部パンチライン」ばりに唯一無二の小説家西尾維新のタッグ。

正直期待はしていなかった。

「化物語もうこすられすぎでは?」

と思っていた。今更化物語の漫画家なんて別にどうってことないと、今日のマガジン発売まで思っていた。

穴があったら入ってそのまま埋めてください、最高です。

アララギ君がそこにいた

コミカライズは小説で許していた読む側の創造性を著しく破壊することがある。僕なんかはハルヒのコミカライズを見てがっかりした、「違う、そうじゃないんだ」という義憤に駆られてしまった。僕の頭の中のキョンはもう少しリアルだったし、朝比奈さんはそんなにあざとくない!と思ってしまった。14歳、夏。

往々にして小説と漫画はどちらの方が文化として上かなどという議論がなされがちな昨今ですが、それによれば小説の漫画化など言語道断、「読み手の創造性を奪う行為ではないか」などと言われてしまえばこちらとしてはその通りと言わざるを得ない。
それだけヒット小説を漫画にするのは危険なのだ、最近ではAV女優紗倉まなさんが「告白」という小説を出しその後コミカライズされたが、はっきりいって漫画は駄作でした
小説は4つで一つの者だったのに対し漫画ではその一つを切り取っただけ。正直あれを読んで小説を読みたくなる人は脳みそがちんちんに付いているのではないかと懸念せざるを得ません。僕は脳みそがちんちんについているので読みましたが...(なんなんだよ)

このように漫画化すればいいということでもなくて下手したら原作すら脅かしかねないのがコミカライズというやつなのです。原作が売れているのだからもういいではないかと思うのですが、何故かこのような話はヒット作にはつきものです。ほとんど滑ってるのに。

しかし

しかししかし!

化物語と大暮維人のコンビは本当に互いのいいところを引き出している!いや、その言い方は正しくない。正確に表記するのであれば互いの悪癖をカバーしている、というのがいいでしょう。

西尾維新の場合

西尾維新が書いている小説は僕の中の認識では“絵がないだけの漫画”だと思っています。それもそんじょそこらの漫画では太刀打ちできないくらい、ジャンルの壁を壊してもう漫画なのです。
より正確にいうならゲームなのかもしれません。シャフトのイメージからアニメが至高だと言うのもわかりますが、物語の導入は女神転生やペルソナのような妖しさと妖艶さを持っているように思います。

しかし西尾維新の弱点はその癖の強さから描き手を選ぶ原作になってしまうということでしょう。しかも弱い漫画家では確実に駄作になってしまうような芸術的構成力と天才的セリフ力。これを持ち合わせなおかつ誰もが思うキャラクターをかける漫画家など一握り、いやひとつまみ程度なものでしょう。

それこそが西尾維新の弱点でありますが、ここに来て大暮維人の作画力構成力のセンスがめちゃくちゃにはまりました。
ビルから落ちる戦場ヶ原を必死に受け止めたあのシーンのスピード感からの軽さの表現。あんなことできる人はまずそうそういない。すごすぎる。

では大暮維人の弱点とは一体何でしょうか!?

大暮維人の弱点

風呂敷を広げすぎて最終的に概念と叩きすぎ。

要はお話がうまく読者にはまっていないのが今までの弱点であったと僕は考えます。しかしそれを西尾維新というストーリーテラーがカバーした、この化物語。また僕たちに興奮と感動を与えてくれるに違いない。

そう想起させる1話でした。化物語を知っている人には文句なしに星5ですが、知らないよって人はまずはアニメから見た方がいいかなと思います。好みの問題ですが。

これはまたマガジンが楽しみになって来た!コミカライズならではの表現で僕たちをまた化物語の物語に心酔させてほしいものです。

コミックちゃん

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