「僕の心のヤバイやつ」がそこまでヤバくない件。

作:桜井のりお
週刊少年チャンピオン新連載

正直、カッターのくだりで笑った。

おもしろい!しかし、凡庸といえば凡庸。どこかで見た中二病日常漫画と言われれば、その通り。

ギャグのキレは非常に心地よく、見ていて「うっわ〜、滑ってるなー」感はない。それだけでも優秀なのかもしれない。

貶したいわけじゃない!僕は好き!好きなんだけどなんだろうこの感じ、だがしかしの様な尖もないし絵柄で言えば月曜日の友達の方がよくデフォルメされ心に突き刺さる。しかし貶したいわけではない子の葛藤にまるで「ひぐらしのなく頃に」ばりに首をかきむしっている次第である。

食べ物で食べるならプチチョコレートクッキーみたいなもので、うまいのは間違いないしボーッとしてたらずっと食べられるんだけど、わざわざ友達に「これ最高なんだよ!」と熱弁するのも何か違う。そんな感覚をこの漫画から感じます。今更自分のルールにケチはつけないが、1話考察ってむずかしいよね!

感想

ギャグは面白かった、漫画を読んで笑うのはあまりないので驚いた。主人公がサイコパスぶっているのに立ち回り的にはツッコミなのが個人的に興味深かった。僕はコント師のアキナのサイコパス漫才が好きなのだが、あれで山名さんがツッコミになると想像してほしい。

冷静に分析してみると最近の少年漫画日常系は✖️(かける)漫画が基本になっていると思う。例えばこの漫画なら中二病男子✖️天然美少女という方程式だし、例えばだがしかしなんかは暴走少女✖️普通男子、となりの関くんなら子供✖️大人(大人びてる)、からかい上手の高木さんなら・・・ってな具合にその二人の掛け合いに巻き込まれていくスタイルが多いと思う。けど、それはすごく単純な掛け算でしかなくてそればかりだと飽きてくるのだ。

昨今の高木さんのいたずらに心やられてしまったバブみキッズがよく見られるのだが、はじめこそいいが7巻くらいにもなってくると「いつまでからかってんねん」と鬱陶しささえ感じてくる。それが日常系だと言われたらそこまでだが僕は自分の日常ですら常に転機を求めているから同じことをずっとされると飽きるのだ。うんざりなのだ。

という様な心持ちの時にこの作品を読んだから、少し心が擦れてしまった読み方をしている。

しかしこの作品今後の展開次第では化けるという予感もある。できることなら実際に人を殺してしまいそこから二人の歪な関係が始まる様な「僕の心のヤバイやつ」な漫画になってくれればいいなという祈りも込めて星3とさせていだだきます。

好きな人は好きだと思います。かわいいし。

コミックちゃん

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