言葉「ハマる」

意味（ググらないで）：没頭する、熱中する、夢中になる

一人っ子母子家庭で育った僕は、人より孤独の多い人生だったんじゃないかと思う。ゲームやマンガにハマることは、寂しさを紛らわすのと同時に僕の日常だった。

大人になって思うことは、ハマることができるのも一つの特性なんだということ。好きなことがない、やりたいことがない、などなど、何かにハマれないという悩みを持つ人は意外と多い。
そう考えると、幼少期の環境は、何かにハマることで孤独を楽しめるようになった要因として、マイナスではなかったと思えて慰められる。

コルクラボでコンテンツお題というのをやっていて、毎月一つのコンテンツを題材にして、毎週出すお題に沿ってみんなで話し合っている。

今月は映画「ネバーエンディング・ストーリー」を題材にしていて、今週のお題は「ファンタジーの思い出は？」というもの。

「希望を見たい」「自由を得たい」「前提の違う世界で予測をして楽しみたい」「物語を通じて現実世界に違う視点を与えてくれることが魅力」
などなど、お題を通してそれぞれのファンタジーの楽しみ方を知ることができて面白い。

思い出の作品も

・ドラゴンクエスト
・ファイナルファンタジー
・ユタとふしぎな仲間たち
・ゲド戦記
・イムリ
・ロードス島戦記

など、
みんなも知ってる作品や新たな作品がいろいろと出てくる。
思い出になるぐらい刺さった作品として話しに出てくるので、知ってる作品の話は盛り上がるし、読んでない作品はすごく読みたくなる。

あるコンテンツにハマっていることを他人に伝える時、その人の言葉に力がこもるしすごく楽しそう。趣味が合った時のお互いの熱狂にはある種カタルシスすら感じる。

何かにハマると、一人でも、他の人とも一緒に楽しめる。

「ハマる」

いい言葉じゃないですか？