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Cocorinha(ココリンヤ)は小さいココナッツではないと知った2023夏

あの、こんにちは。
コミーダなんですが、ちょっとなんですか?この時の過ぎゆく速さは。あまりの速さにちょっとついて行けなくなってきたので、もうついて行かなくてもいいかなと思い始めてるんですが、まあそういうわけにもいかなそうなので頑張って巻き返していきたいと思わないでもない新年。今更ながらあけましておめでとうございます。
そんなわけでして、タイトル通り昨年の夏の出来事を書こうと思うのです。夏ぐらいまではまだリアルタイムで過ごせていたような気がします。そう、コロナに罹る前までは。などと、いかにもコロナのせいで何かが変わってしまったかのような口ぶりですが、あんま関係ない。ぶっちゃけ全然関係ない。コロナはただただ苦しかっただけ。

さて本題です。自分にとってはなかなかの衝撃だったので、これは書いておきたい!と思った出来事がありまして。それがタイトルにもあるように、ココリンヤ(ココリーニャ)に対する勘違いです。
今までずっと、ココリンヤは小さいココナッツだと勘違いして生きてました。ずっと勘違いしたままカポエイラを何年もやって、あまつさえココリンヤをモチーフにしたグッズまで販売していました。(只今リンク先のショップにて好評販売中!)

えらいこっちゃやないかい!

なぜ正解を知ることになったのかというと、それは本当になんでもない会話からでした。本当にひょんなことから。(ところで「ひょんなこと」って普通に使うけど、“ひょん”てなに?オノマトペなの??ひょん。)
もとい、そのひょんなことは夏の終わり頃までやっていたオンライントレーニングの最中でのことでした。
ある時期から、私が所属しているカポエイラグループの先生と有志の数人で、週一回のオンライントレーニングをしていました。で、ストレッチをしている最中、先生がしゃがむ動作をするように促しながら「Cócoras」と言ったのです。

ココラス。

私たちは一瞬「?」となって聞き返しました。そしたら「しゃがむってことやで。小さくしゃがむからココリンヤや。」と。

「小さくしゃがむからココリンヤ」….?

なん….だと….?
その場にいた全員(いうて3人)が、衝撃を受けたのは言うまでもない。みんなこれまでずっとココリンヤは“小さいココナッツ”という意味だと思い込んでいたのです。だってだって、先輩たちもみんなそう言ってたしカポエイラ系のブログとかにもそう書いてあったんだもん!←言い訳
これに関しては何故かちゃんと調べもせず、完全にそう思い込んでいました。

ここで、なぜ“小さく”とか“小さい”という形容詞がくっついているのかを念の為ざっくり説明しておくと、文法の話になりますが、縮小辞(または指小辞)といって主に名刺や形容詞にくっついて、小さいとか少ないという意味を表す表現がありますよね。これはいろんな言語にありますが(日本語なら“小”一時間とか、“小”腹がすくなど)、ポルトガル語にもそれがあります。
単語のおしりに “-inho(a)” がつくとそれになります。また、小さいだけではなく可愛らしい感じを表現する時にも使います。日本語でも飴ちゃんと言ったりしますよね。
あと全くの余談ですが、うちの先生は滋賀弁ペラッペラのブラジル人(カポエイラの本場バイーア州出身)です。

閑話休題、そんな感じで私はココリンヤを完全に小さいココナッツだと思い込んで、20年近くもカポエイラをやっていたというわけです。
いやあ、びっくりですね。なんで調べなかったんでしょうかね。よく考えたら小さいココナッツならコキンヨ(コキーニョ)やん。
この感じだと勘違いして憶えていることがまだまだありそうで恐ろしいですが、その都度アップデートしていけると思えばいっか。みゃは☆←殴られろ

とはいえ、実は私と同じ勘違いしてたっていうカポエリスタは結構いると踏んでるんですが、どうでしょうか?





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