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おわりに「共にジオラマを組みたてる喜び」読むだけで人生を照らす物語:第2弾

私たちにとっての時間は、過去・現在・未来というように一方向に流れているようにみえます。

「現在の自分が過去の自分を変えることはできない」と一般的には思われていますよね。また「未来の自分が現在の自分を変えることができない」とも言えますよね。

「パラレルワールド」という言葉を耳にした時に、何を言っているのかわかりませんでした。「今生きている次元と違う次元がいくつもあって、自分でそれを選ぶ」なんて、想像もつきませんでした。

ですが、ある体験を思い出した時に、パラレルワールドがあるかもしれない、と腑に落ちました。心身のバランスを崩していた15年ほど前、私の内側からある声が聞こえてきました。「kiyomi、おかえり」優しい声にむせび泣きました。

今から思うと、未来の私が過去の私へかけた声なのかもしれません。今の私が過去を変える。そして、過去の自分が変化して今の自分を変える。まるで、共にジオラマを組み立てているようです。

ある時のジオラマは「家の中に嵐が吹き荒れ、険しい顔をしている家族」そんなジオラマを眺めていると「あたたかい家の中、家族みんなで笑ってご飯を食べている」ジオラマを作りたくなります。

そう、ジオラマはどんなものを作っても自由。「どんなジオラマを作りたい?」そう問いかけて、淡々と作ります。すると「魂の故郷で、魂の家族と幼子のように遊ぶ」ジオラマが出来上がりました。

アップダウンの激しいジオラマはもう作り尽くしました。穏やかな場で「幼子のように喜びにみちあふれ、楽しく遊ぶ」ジオラマは、どこか懐かしさをおぼえます。

早起きをして山や川で遊んでいる子どもたち。お腹が空いて、外で食べるオムスビのおいしさ。泥だらけになりながら、夕暮れになるまで夢中で遊ぶ喜び。純粋な子どもは、ただ好奇心の赴くままにつきすすみます。

そんなジオラマを今の私が作ると、過去の自分が喜びます。そして、未来の自分が変わり、未来の自分からのメッセージを受けとるようになります。パラレルワールドという次元をあちこち移動しながら遊んでいくんです💐









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