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人から学ぶスキルを

こんにちは、山元賢治です。今回は「人から学ぶスキルを」というテーマで皆さんに伝えたいことがあります。

学生のうちから心の準備を

学生は学生で精一杯生きています。ビジネスの世界の話は社会に出てからと考えるのも仕方ありません。それでも十分に間に合うようにデザインされているのが日本でした。

もし学生の間にビジネスの世界での日常の仕事や会話、昇進や昇給、お客様との関係など少しでも知らせてあげることができたらどうでしょうか。しかも先生ではなくビジネスの現場で戦ってきた人間が。若者もそれなりの心の準備ができます。スキル構築の準備を始めることもできるでしょう。

何事もそんなに簡単に一日では実現できません。スロー・スターターもいます。自分がどうなりたいのか、そのためにはどうやってスキルを高めていくのか、学生時代とは何が違うのか、知っておくだけで随分とビジネス人生のスタートは違ってくるでしょう。

同期で一番を目指す

最高の友であり最大の永遠のライバル

同期って素晴らしい仲間です。いつまでもため口で話せる大切な仲間です。一方職場には既にいろいろな成功・失敗体験のある先輩や上司がいます。いつまでも同期とだけ話したり・食事をしたりだけではもったいないです。

経験のある人から勉強・吸収することはビジネス成功への王道でしょう。同期の仲間とだけの狭い情報や知識・知恵だけでやっていけるほどビジネスの世界は遅くありません。どんどん変化していきます。机に座って勉強していれば良かった学生時代とは違うということを覚悟しておいて下さい。

上司からすると、Aさんが成功したり、大きな成果をあげた時には不思議なくらい「Aさんの同期は誰だったか」と考えるものです。同期のみんなはどの程度まで成長しているのか。Aさんとの差があるとしたら、何故なんだろうか。先輩・上司の違いや担当させた仕事の違いなど将来の若手指導のためにも知りたいものです。

同期とは最高の友人ですが、同時に永遠に比較されるライバルでもあるのです。たくさんの先輩もいる中で同期の中では軽く一番を目指すくらいの心構えはあった方が良いでしょう。

正しく敬語を話す

敬語3兄弟は消滅

昔はご両親・先生・運動クラブの先輩とは敬語で話すのが当たり前でした。その過程で正しい敬語を覚えることができました。特に敬語に関して問題は感じなかったものです。

しかし最近では面接などで驚く場面が多くなりました。面接の場で全力を出して話してくれている学生さんの言葉使いが奇妙なケースが多いのです。気がつけば、人生で敬語などほとんど必要なかったというのが最近の若者です。ご両親や先生ともタメ口。運動クラブには入部しないという人が増えたのですから当然ですね。

私は「侘び寂び」などは考えたこともないタイプの人間ですが、それでもビジネスのあらゆるシーンでまだ日本語の場合、敬語は必要だと感じています。例えばお客様の社長から大型の案件の契約書に印鑑を押して頂く時など。接待の場でも必須でしょう。全員が英語で話してくれるとしても、それなりの敬意を評する表現が必要になってきます。みなさんは敬語話せますか?

人から学ぶスキルを

スピードが要求されるのがビジネス

なんでもかんでも机に座って記憶していれば良かった学生時代と一番違うのは「学ぶ」ということに対してかもしれません。本を読んで学ばなければならないことももちろん沢山あります。

しかしそれ以上に「人」から学ぶスキルが要求されます。先輩方は既に成功・失敗の体験のある場合がほとんで、一から本を読んでいるのではなく、先輩から直接学んだ方が深くて早いケースが多くなってきます。どの先輩から何を学ぶか。この先輩からはコミュニケーション、あの先輩からは製品知識というように先輩インデックスを作ることも重要な自分のスキルの一つになってきます。レベルの高いスポーツ選手の真似をすることから始める場合と同様だと考えて下さい。

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