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高齢のため体調が不安定な、ふくまる君のきもち

  15歳のふくまる君。
 心臓病や腎臓病の影響もあり食欲や体力が落ちてきていることを、飼い主さんは心配されていました。
 毎日を幸せに過ごしてもらえるように何をしてあげたらいいのか聞きたい!とのご希望で、アニマルコミュニケーションを受けてくださいました。

 今日は、ふくまる君とお話した内容の一部を書いていきますね。

ふくまる君の意識に繋がると


 「早く!早く!待ってたよ~。言いたいこと、やっと伝えられるよ~。」
 よっぽど、飼い主さんに伝えたいことがあるようす。
 
 「ママがね、心配ばかりするから心が落ちつかない。そんなママを見ていられない。」
 胸がぎゅっと締めつけられるような感覚が伝わってきました。

 「僕が居なくなったら独りぼっちになっちゃうなんて思わないで。泣いてもいいけど、どうにもならないことを嘆かないで。」
 「僕はすぐには行かないから、その間、いつもどうり僕にいっぱい話しかけていっぱい笑ってくれる?それが僕の安らぎ。」
 これが、ふくまる君が1番伝えたかったことでした。

 ふくまる君とお話している間、顔をくしゃくしゃにして笑う飼い主さんの姿が、何度も何度も浮かんできました。
 それは、ママの笑顔がふくまる君の宝物だからです。
 子供のように無邪気に笑う飼い主さんの笑顔には、人を安心させる癒しのエネルギーを感じました。
 ふくまる君は、毎日この癒しシャワーを浴びて暮らしてきたのです。


ごはん食べない時があるのはどうして?


 現在は、タンパク質やカリウム制限のため、療法食のドライフードを食べているそうです。
 
 「食べたくない。飽きた。おいしくない。」
 「とり肉が食べたい。」
 「缶詰の肉が食べたい。」
 体調が悪くて食べなかったのではなく、好きな物を食べられなくなり療法食ばかりで飽きてしまっているようでした。

 私たちもいっしょですよね。
 好きな物が食べられなくなって、毎日同じ薄味のごはんだったら、「たまには違うものも食べさせてよ。」って、そっぽ向くこともあるかもしれませんね。

 飼い主さんは、トッピングを工夫してみるとおっしゃってくれました。


ふくまる君のやりたいこと、してほしいこと


 「できるだけ、外に出たい。歩きたい。外の匂いを嗅ぎたい。風に当たりたい。」
 
 橋の上から蛇行した川や畑を眺めている光景と何もない原っぱを見せてくれました。
 伸び伸びとした解放感、心地よさ。
 「うんちがもりもり出てスッキリする。」とも言ってました(笑)

 飼い主さんに伺うと、ふくまる君が元気だった頃のお気に入りのお散歩コースだそうです。
 
 そして、大好きな白いふわふわの毛をしたワンちゃんに会いたいということも伝えてくれました。
 お散歩で仲良くなったワンちゃんだそうです。
 ふくまる君が長距離を歩けなくなってから、会えていないとのことでした。

 「写真をいっぱい撮ってほしい。」とのご要望もありました。
 「年老いた姿になっても、かわいそう…は止めてね。」
 「今までどうり、かわいい!かわいい!っていっぱい言われたい。その方がママも楽しいでしょ。」

 ふくまる君は、「幸せは日常の中にある。」と伝えてくれました。
 特別なことは望んでいなくて、家族といっぱいお喋りしていっぱい笑っていっぱい撫でてもらって…ありきたりの日常が1番いい!と。
 ママの元に来る前、つらい環境で暮らしていたふくまる君だからこその名言です。

 ふくまる君は、ママを奮い立たせる役割を担ってきたそうです。

 ママは、ふくちゃんのために頑張ろう!ふくちゃんを幸せにしよう!と、起き上がりこぶしのように何度も起き上がって生きてきたんだと教えてくれました。

 つらい思いをしたふくまる君を幸せにしたい!と精いっぱいできることをして愛情を降り注いできた飼い主さん。
 ママが強い気持ちになれるように、ママを奮い立たせてきたふくまる君。
 お互いに支え合って生きてきた、なくてはならない存在。

 だから、飼い主さんは、ふくまる君を失ってしまうことを恐れていました。
 それは、当然です。だって、愛する我が子ですもん。
 お互いに、つらい環境を抜け出して支え合って生きてきたんですもん。
 怖いですよね。泣けてきちゃいますよね。

 そんな時は、「ママ、寂しくなっちゃって、悲しくなっちゃって泣いちゃった。ごめんね。ママは、あなたが大好き。あなたと居られて幸せ。」と伝えてあげてください。
 「そうか、そうか…」って聞いてくれますよ。
 そして、落ち着いたら笑顔を見せて安心させてあげてくださいね。


飼い主さんのご感想


 この間はありがとうございました
 ふくまるがどう思っているのか、どう感じているのか、 どうして欲しいのか、 わかって本当によかったって思いました。
 とりあえずあの日は、ご飯を腎臓食のウェットフードをあげたらめっちゃがっついて食べてくれました。
 はじめに肉!の前に鳥って言ってましたよね。
 その通りで、豚さんも買って来たりしたんだけど、 やっぱふくまるは鳥さんが好きみたいです。
 ご飯はとにかくドライフードだけど、トッピングでなんとか飽きないように、ちょっと日にちは遅れちゃったけど、買ってきました!
 言ってくれたように、お腹や背中のところ、 そして身体全体をエネルギーで包むようにしてます。
 そうすると震えが少し止まるように感じます 。
 好きな子と言っていた、そらくんという子に会いにも ふくまるカーに乗せて連れて行きました。 あいにく会えなかったけど、 昔よく散歩で歩いた道、 今は体力無くなっていかなくなった道です。
 なんだかめちゃ興奮してるというか、より元気な感じで終始お散歩してくれました。
 見てもらって 本当によかったです。
 ふくまるが私に伝えたいことも よく分かりました 。全くは無理かもだけど、 なるべく普通の毎日を 笑顔で楽しい毎日を ふくまると一緒に笑って過ごせることを日々の目標にして、 そして、今以上に 「カワイイ」 を連呼して過ごしたいなって思ってます。
 本当にありがとうございました 。そして、またお願いすると思います 。その時はまたよろしくお願いします。

 
 愛情は、行動に表れますね。
 その深い愛情は、ふくまる君にしっかり届いています。
 時には誰かに弱音を吐いたり、泣いて心を整えながら、ふくまる君と笑顔をいっぱい見せ合って暮らしていただけたら嬉しいです。
 
 



 

 
 

 

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