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Community Life

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近年注目されてきている「コミュニティ」。Community Life-コミュニティに関わる人へ向けた、コミュニティマガジン-をテーマに、コミュニティに関する記事を配信していきます。
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#コミュニティマネジメント

「コミュニティのために」だけでは弱い

こんにちは。 コミュニティフリーランスの長田(@SsfRn)です。 先日、こんなツイートをしてみました。 まちと表現してしまっていますが、コミュニティ全般に同じことが言えると思ったので、このnoteではコミュニティを軸に考えていければと思います。 コミュニティ運営に関わったことがある人なら共感してもらえると思うのですが、メンバーの皆さんに「貢献的なアクションをとってほしい!」と願う瞬間ってあると思うんです。コミュニティをいい場にしたいと考える立場であれば、自然な思考です

コミュニティを立ち上げる際に考えるべきポイント

こんにちは。 コミュニティフリーランスの長田(@SsfRn)です。 先日、久しぶりにタイムチケット経由で、コミュニティの相談を受けました。 このようなコミュニティの相談の内容の多くは、「これからコミュニティを立ち上げたいと考えているのですが、どうしたらいいでしょうか?」というものです。 確かに、まだコミュニティに触れたことがない人にとっては、不安が多いところだと思いますし、イメージがつきにくい部分。 今日は、そんな「これからコミュニティを立ち上げたい!」と考えている方

「他の誰でもない、あなたから始めるのだ」

先月末からスタートした、コミュニティの本質を探求する学びの場「コミュニティの教室」第8期。僕がコーディネーターを務めている、コミュニティ型のスクールだ。 3ヶ月の間に、コミュニティを実践しているゲストを呼んだり、メンバー同士での学びの機会を提供している。 昨夜、複業研究家 / コミュニティカタリストとして活躍している、西村創一朗さん(@souta6954)にお越しいただいた。 さまざまなお話を伺ったのだが、特に印象に残っているのが「GIVE」についての話だった。 「コ

コミュニティ運営の”いいチーム”をつくるために

こんにちは。コミュニティフリーランスの長田(@SsfRn)です。 最近よくいただく質問に「コミュニティにおいていいチームとはなんですか?」というものがあります。 僕は、少し前から「いいコミュニティには共通して、いい運営チームがあります」と話しています。さまざまなコミュニティを見てきて実際に感じていることであり、運営における土台的な部分でもありますよね。 ということで、今回は「コミュニティ運営のいいチーム」について、考えていきたいと思います。 コミュニティオーナーとコミ

コミュニティマネージャーはなぜ必要なのか?

こんにちは。コミュニティフリーランスの長田(@SsfRn)です。 僕はこれまでさまざまなコミュニティの運営に関わってきていました。コミュニティによって特徴も異なるし、運営体制も多様です。 実際に世の中的にも、”コミュニティ”と呼ばれる空間の数がどんどん増えていきているように感じています。僕の周りの方からも「コミュニティに関わっている」という声もよく耳にするようになりました。 コミュニティを話していくと、世間的にイメージされるのが”コミュニティオーナー”の存在です。インフ

コミュニティマネージャーは発信すべし

こんにちは。コミュニティフリーランスの長田(@SsfRn)です。 コミュニティマネージャーとしての振る舞いが、時々SNSで議論されます。例えば、「コミュニティマネージャーは黒子に徹して、あまり表に出ない方がいい!」とか。 先日、こんなツイートをしました。 コミュニティマネージャーは、発信していくことが必要である。そんなデータが出たと耳にしました。 ということで、今回はコミュニティマネージャーの発信のついて考えていきたいと思います。 一番コミュニケーションを取るのは誰

コミュニティはGiveの関係で成り立つ

こんにちは。長田(@SsfRn)です。 先日、知人の方からオススメしていただいた、こちらの本。 オススメしていただいたその場でポチって、翌日から読み始めましたが、この中で大変興味深い内容がありましたので、今回はそれについて書いてみようと思います。 "Take"と"Give"どちらが動機となるか?「ゆっくり、いそげ」の文中にはこんなことが書かれています。 一回一回の交換を”テイク”の動機に基づいて行うこともできれば、”ギブ”の動機に基づいて行うこともできる。前者を「

”自分らしく”いられるコミュニティとは

こんにちは。コミュニティ情報のおっかけnagata(@SsfRn)です。 ある日ふと思いました。 人が集まる”コミュニティ”では、みんながみんな、自分らしい姿でそのコミュニティで接することができているのかな?と。 人はやはり、人からよく思われたいですし、認められたいという承認欲求を持っています。特に、同じ興味関心があり、基本的に否定的な言葉が飛び交わない”コミュニティ”という空間では、その欲求が表に出やすいのかもしれません。 このような環境の中、自分らしい姿で接するこ

コミュニティにおいてのリアルな場の重要性

こんにちは。コミュニティ情報のおっかけnagata(@SsfRn)です。 いきなりですが、最近ではオンラインサロンというコミュニティプラットフォームができています(DMMオンラインサロンなど)。facebookでもグループページあるし、LINEグループを活用してるコミュニティもあるかと思います。つまり、オンライン上でのコミュニティがどんどん増えてきていますよね。いつでもどこでもコミュニケーションが取れて便利だし、なんかコミュニティできてる感があるもの事実です。 ただ、この

コミュニティデザイン3.0のその先

こんにちは。コミュニティ情報のおっかけnagata(@SsfRn)です。 最近読んでいる、山崎亮さんの「コミュニティデザインの時代〜自分たちで”まち”をつくる〜」に興味深いことが書かれていたので、そこについてまとめて、自分なりに掘ってみようと思います。 山崎さんは、この本の中でコミュニティデザインには、1.0~3.0の3つの種類があると述べています。まずはそこを順に見ていきたいと思います。 コミュニティデザイン1.0はじめはコミュニティデザイン1.0です。 1960〜

「義務感」はコミュニティ衰退のはじまりはじまり

こんにちは。コミュニティ情報のおっかけnagata(@SsfRn)です。 先日書いた「サイボウズ式と灯台もと暮らしから学ぶ、コミュニティにおいて大切なこと」が、登壇者の皆様にも拡散していただき、自身が書いた記事の中で一番のシェア数となっています(といってもそもそもの分母が少ないのは置いといて)。本当にありがとうございます。。 この記事の中で、株式会社Wasei 代表の鳥井弘文さんからいただいた言葉で得た気付きで”義務感はコミュニティの衰退のはじまり”ということを書かせてい