見出し画像

「卓球」から見えた交流に必要な要素とは

こんにちは。長田(@SsfRn)です。

僕は現在、渋谷の卓球複合施設「T4 TOKYO」というところで、コミュニティマネージャーとして働いています。


「卓球で社会をつなぐ」


をミッションに活動している企業で、卓球がどのようなコミュニケーションを生み、関係性を築いていけるのか?をチームで実験しています。これまで卓球をやってきた競技者の方ではなく、もっとゆるく楽しみたい僕のような一般の方に、どう卓球を楽しんでもらえるのか?という視点で取り組んでいます。

その取り組みの中で、最近スタートしたシリーズイベントがあります。

●ふらっと来れるゆるい繋がりを構築する「T4スナック」

●贅沢なランチ体験を提供する「卓球ランチ交流会」

●企業間の交流を生む「OFFICE PINGPONG」


それぞれターゲットは様々ですが、交流をメインとした設計になっています。もし興味があるイベントがあれば、ぜひお越しくださいね。

さて、今回は僕が感じている卓球の可能性とか、卓球とコミュニティの関係性についてお話できればなと思います。


誰もがやったことのあるスポーツ?卓球の可能性

卓球の特徴って何だろう?って考えたとき、ふと気づいたんです。

「日本人であれば、誰しもがやったことのあるスポーツではないか?」と。

小学校から授業で実施されることが多々あるし、温泉に行けば置いてあるところを見たことがある人は少なくないと思います。地元には何かしら卓球できる場所があるって、なんかすごい存在だなぁと。

ピンポン球もめちゃめちゃ軽いし、コートも小さいため走る必要もなく、女性でも気軽にできるスポーツ。よく、スポーツが抱える課題って、いかにやってもらえるか?というところなんですが、その参加ハードルが低いんですよね。それって卓球のいいところだなと、卓球の可能性を感じました。

最近、卓球居酒屋みたいなお店も増えていて、ダーツのような立ち位置で扱われることも多々見受けられます。それも、人気が出ていて満員のお店も珍しくないのだとか。すごい、、

コミュニケーションスポーツとしての卓球が広がっていて、とても嬉しいなぁと個人的に感じています。


交流に必要な要素とは

「交流に向いているよね。」と言っても、具体的にどのようなところがポイントになるのか?ここでは、それを考えていきたいと思います。

僕個人の考えとしては、下記が大事なポイントになるのかなと。

・コミュニケーションが取れる物理的距離
・馴染みがある(体験を連想しやすい)
・参加ハードルが低い
・そのプロダクト1つに限らない多様性
・余白がある


●コミュニケーションが取れる物理的距離

これは言わずもがなですが、やはり交流には「コミュニケーション量」が必要不可欠です。コミュニケーションが少ないと、やはり交流の密度は薄れますし、なかなか関係性も築きにくい。

今の時代、様々なツールがありますが結局リアルが強いなぁと。物理的にコミュニケーションが取れる「プロダクト」はそれだけで、交流の側面が強いと思います。


馴染みがある(体験を連想しやすい)

いざ、そのプロダクトに参加しようと思っても、イメージがしにくいことにはなかなか一歩が踏み出しにくい。馴染みがあることで、積極的な姿勢で参加してもらえる人が増えるのかなという、僕の仮説です。

卓球が最も強いのはここで、卓球はトップレベルでスポーツにおいて自分ごと化をしやすいものだと思っています。


参加ハードルが低い

まずは参加してもらえること。交流することもそうですし、そうじゃないことも参加してくれる人がいないと始まりません。

それは施策の設計に対しての問題もありますが、そもそもプロダクト自体のハードルが低いことに越したことはありません。

ハードルが低いということは、参加者の心理的安全性が増すなぁと感じています。


そのプロダクト1つに限らない多様性

プロダクト単体だけでしか勝負できないものは、なかなか交流の幅を広げていくことができなくて苦戦が強いられてしまうかもしれません。

「卓球×バー」のような、掛け算ができるその多様性って、これからの交流において必要なものになると思います。もちろん、めちゃくちゃニッチな交流を生むことも大事ですが、どうような交流を生んでいくか?という「交流のグラデーション」が今後求められてくるかもなぁと考えています。


余白がある

決め事ばかりある苦しい空間では、交流って生まれにくいもの。各自の考えや行動が反映できる余白があることで、交流が生まれやすくなると思います。

卓球では競技ルールはあるものの、どう扱うかは余白たっぷり。イベントやる際も、この余白は常に保ちつつ設計していきたいなぁと思っています。


最後に

ということで、卓球を通じたコミュニケーションを一緒に楽しみたい人!ぜひ、イベントにお越しくださいませー!

1つのプロダクトを、コミュニケーションの側面から見ることで、これまでになかった価値が見えますので、それをどうすれば最大化できるのか?を一緒に楽しんでほしいなぁと勝手に思っています。

本日はこのあたりで。それでは!



最後まで読んでいただき、ありがとうございます!サポートも嬉しいのですが、コメントやシェア頂けるとめちゃくちゃ喜びます!