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フリーランスとして活動してきたからこそ気付けた、選択する際における大事なこと

フリーランス。

この言葉を聞いて「羨ましい」と、声をかけてもらえることが度々ある。

「自由で羨ましい」
「スーツ着なくてよくて羨ましい」
「満員電車乗らなくてよくて羨ましい」
「好きなことできて羨ましい」

そんな声。

もちろん、これらは僕自身も感じているメリットであり、会社員の時ではなかなか実現できなかったことであるのは間違いない。

ただ、そんないいことばかりなんてことはない。フリーランスにはフリーランスなりのデメリットorリスク要素がある。

現に、僕はこの1年間で度々仕事が変わっている。それぞれ変わる理由は違うのだが、急に来月からお金が入ってこなくなる状況に晒されることがある。これは本当に怖い。冷や汗が止まらなくなるレベルで怖い。最初は毎日のように不安になる時間があったほどだ。

ちなみに僕の仕事は、単発単発で受けるようなものではなく、一定期間企業と二人三脚でやっていく仕事になるので、月契約になっている。

ところが、企業の状況やお互いの納得感を追求した先に、急に仕事を変わらざるをえない状況になってしまうのである。特に、僕の生業としているコミュニティというものは、まだまだ浸透しきっていない領域でもあるため、ちょっとした不一致が起きてしまうことは珍しくない。

その時、絶対に僕がぶつかる葛藤がある。

「生きるためにお金を稼げることに手をつけるか?納得感を追求するために踏ん張るのか?」

ということ。"生きるため"というのは極論バイトでもするし、会社員になれるところを探すとか、なりふり構わないそういった選択。納得感の道は、自分が生きたい生き方、在りたい姿を追求する選択のこと。

こう言葉を並べてみると、後者を選択するべきだと、誰もが思うと思うのだが、その瞬間は生きるか死ぬかのプレッシャーから解放されたい自分が「前者を選べ」と囁いてくる。その方が楽だし、簡単だから。


僕は、この1年間で2度、そんな状況に立たされてきた。一番初めは、フリーランスになりたての頃。仕事がないまま独立したことが災いして、がむしゃらに動いていたが、思うように仕事は見つからなかった。

その時、一緒にWasei Salonという空間をつくっている鳥井さん(@hirofumi21)にこんな言葉をかけてもらったことを覚えている。

「時間を切り売りすることはやめましょう。スキルなり、経験なり、積み重ねられることを選んだ方がいいです。納得感を大事にした方がいい。」

本気でその直前までは、バイトの求人ページをちらちら見ていた僕は、”はっ”とした。せっかく、一歩踏み出したのに、またすぐ元の位置に戻ろうとしている自分に気が付いた。いや、気付かせてもらった。

その気付きのおかげで、踏ん張って、時に弱い自分をさらけ出して、なんとかその時ベストだと思える仕事をできる状況になった。いや、正しくは多くの方々に助けてもらった。

そんな経験もあり、2度目の時も踏ん張ることを選択し、その時もなんとか仕事を見つけることができた。

そんな経験から、この”踏ん張ること”って、何かを選択する際めちゃめちゃ大事なんじゃないかと思うようになった。逃げたくなりながらも、そのギリギリまで自分を信じてみる。自分の選んだ道を信じてみる。自分ならなんとかできると思い込む。そんなことが大事なんじゃないかなと。

とはいえ、一人きりでそれを持続させることって、かなり難しいことだとも思っている。人はそんなに強くない(もちろん強い人もいる)。だからこそ、この気持ちを時にさらけ出したり、大事なことを気付かせてくれたり、背中を押してくれる人たちの存在が大切になる。

僕にとってはそれがWasei Salonのみんな。これは僕がコミュニティマネージャーをやっているからとか、コミュニティとしての評価を上げたいとか、そんな浅い理由で言っていない。心からそう思っている。現に何度も助けられてきたのだから。

もし、今フリーランスを目指している人がいたら、そんな関係性を持つことをオススメしたい。それが、あなたが「あなたらしい道を選択できること」に繋がってくると思うから。


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そんな僕は、ふたたび同じ状況に立っています。諸事情で、8月からの仕事のスケジュールが空いてしまいました。

ただ、上記にも書いたように、今回も怖さや不安に負けず、納得感を追求した先の選択をしていきたいなと思っています。

納得感に付随する話ですが、最近感じるのは「ミッションへの純度」の重要性です。一緒にチームとしてミッションを追求することを、僕はしたい

もし、一緒にお仕事がしたいと思ってくださる方がいたら、ぜひ下記のnoteを一読の上、SNSよりご連絡をいただければと幸いです。

それでは!



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