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一歩踏み出したいけど、踏み出せない人へ

こんにちは。長田(@SsfRn)です。

最近、強く思うことがあります。

「一歩踏み出したいけど、踏み出せない。そんな同世代や若手に向けて何かできることはないか?」

ということです。


僕は、これまで新卒でユニクロに入社し、半年でスポーツイベント会社に転職。2年半ほどプロスポーツの現場で働き、IT企業へ転職。そこで1年ほど、SNSコンサルティングやスポーツ協会の運営を担当し、その後コミュニティフリーランスとして独立。現在社会人歴5年ほどになります。

このようにキャリアを辿ってみるとわかりやすいですが、キャリアチェンジのペースは、同世代と比べて多い方だと思っています。僕はこのキャリアチェンジという意思決定に立たされるたびに、「目の前の環境にワクワクできるかどうか?」それだけで判断してきました。正直、雇用条件とか福利厚生とかほとんど見ていませんでしたし、給料も知らずに転職を決めるときもありました(冷静にやばい、、、)。

これは、僕が幼少期のころから大好きなスポーツに打ち込んできた経験が大きいところがあると思っています。「好きに純粋になる」経験値をたくさん積んできましたし、その意思決定をしたらどうなるのか?何が求められるのか?はなんとなく肌感で理解できていたのかなと思います。

そうやって人生を歩んできたのですが、じゃあその結果、「何でこんなに転職繰り返して、挙げ句の果てに独立しとんじゃい」と感じる方はいると思います。ただの飽き性と言ってしまえばそれまでですが、シンプルに僕は意思決定のたびに修正してきたんだと思っています。

その時、「こういう環境が合っている!これが好き!」と自分で思っていても、その粒度が大きすぎることなんて山ほどあるし、経験を持ってでしかその粒度を小さくしていくことができない。だからこそ、その瞬間興味あるところには、すぐ飛びついてきて、少しずつ自分という人間を知り歩んできました。


では、そんな私がめっちゃ幸せなワークライフを送ってきたかというと、そんなことは全くありません。常に僕は《仕事》に対する悩みを抱いてきたし、それが解決したのは独立してからの話。

その悩みというのは、仕事に対して感じる圧倒的な《閉塞感》。今から取り組むのは仕事だ!そう思ってしまうと、自分のいる世界が限りなく狭く感じたし、とてもとても息苦しかった。取り組む仕事も最低限でいたかったし、定時に帰ることが目標だったような気がします。それで割り切れるならよかったのですが、僕はそんなことをしている自分に納得できなかった。学生の頃は、バリバリ会社で働くビジネスマンに憧れてきたし、そうなると信じて疑っていませんでした。それが蓋を開けてみると、1日の3分の1の時間は窮屈さを感じ、そのモヤモヤを誰にも言えず過ごす日々。表では、気持ちよくしっかり仕事をしている風を装う。そんな自分が嫌でした。(もちろん、それはその企業が悪いとかではなく、僕自身の価値観やスタンスや、合う合わないの問題)


そんな僕は、今とても気持ちよく仕事ができています。地球の裏側にいた時間でさえ、日本に帰って仕事したいと思う瞬間があるほど。その変化は、間違いなく独立をしたことが大きく、自分が合っているフィールドをそこでようやく知りました。

ただ、独立してここまで悩みが解決できるとは当時微塵も思っておらず、本当に結果論だったなと思います。経験できていないことの世界を理解することって、とても難しいこと。

フリーランスになるという選択肢は、昔から僕の中にはありましたが、その一歩を踏み出すことがずっとできていなかったんです。その世界のことがわからないし、リスクも背負うから。何事も経験だ!と日頃思っている僕でさえ、ずっっっっと踏みとどまっていました。タイトル通り、「一歩踏み出したいけど、踏み出せない人」だった。


なぜ、一歩踏み出すことができたのか?それは間違いなく、『Wasei Salon』の存在が大きかったと思います。自分に納得感を持って、自分の道を一歩ずつ歩んでいるメンバーから受ける刺激はとても大きく、メンバーを信頼できたからこそ抱えていた仕事の悩みを、初めて打ち明けられました。そこで親身に聞いてくれるメンバーの皆。「長田なら自分の道を進めるよ!」と背中を押してくれたんです。

このメンバーが言ってくれるならと、僕は素直に皆んなの言葉を受け止めることができて、独立の一歩を踏み出せました。実際、僕が独立する時には、1つも仕事が決まっていませんでしたが、そんなリスクを負ってでも一歩踏み出せるほど、メンバーからの応援は頼もしかった(こんなリスク負わない方がいいです笑)。


僕はこれまで、この出来事を《キッカケ》として捉えていたのですが、どうやらその解釈は間違っていたなと最近考えています。

一歩踏み出したい人にキッカケをいくらつくっても、踏み出せない人は踏み出せない。そもそも、キッカケで踏み出せるなら、それは初めから踏み出せる側の人間だなと思うんです。

では、何が必要なのか?

それは、【つながり】に他ならないなと。

こうやって「お前ならできる!」と背中を押してくれ、応援してくれる関係。時には切磋琢磨できる関係。悩みを打ち明けられ、それに真摯に応えられる関係。

そんな深いつながりこそが、一歩踏み出したい人には必要なんだと思ったんです。そのつながりこそ、それぞれの人生において、重要な存在となるなぁと。自分の実体験を持って強く感じました。


最近、同世代から「一歩踏み出したい」という相談を受けたり、#本で繋がる企画 で出会う人に「背中を押してもらえました!」と言っていただくことが増えました。

「僕が周りにできることは、これかもしれない。」

そう、率直に思ったんです。


ということで、今後この部分にもアプローチできるような活動をやっていきたいなと思います。小規模でいいから、同じ悩みを抱く人が集まれる場所をつくって、そこでいろんなコミュニケーションを介し、つながりをつくっていく。

今ざっくり考えているのは、同世代の様々なキャリアを歩んでいる人を集め、《仕事・キャリア》について考える場を作りたいなぁと。「20代の仕事やキャリア論について考える」みたいなイベントとかどうですかね?それを入り口にコミュニティをつくっていくと面白そうだなぁとか、、

もしご興味ある方がいれば、ぜひご連絡ください。色々話しましょう!

それでは!


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