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みんな違ってみんないい!タイプ別学習スタイル

私が教えている英語では、
まず耳から聞こえてくる英語を
聞こえた通りに言う、という練習から始めます。

文字情報が一切ない中、
耳から入ってくる音を自ら再現してみることで、
英語独特のリズムやイントネーションを
体に覚えさせます。

これ、なんの抵抗もなく
楽しくできちゃうタイプと、

めちゃくちゃ気持ち悪くて
なかなか発話できないタイプがいます。

それぞれいいところ❤️と
ちょっと厄介なところ☠️があったりする
という、そんなお話。

なんの抵抗もなく
楽しく言えちゃうタイプの人たちは
圧倒的にアウトプットの量が多くなります。

正しさを追求せず、間違いを恐れず、
適当に、聞こえたままを、
勢いと、ノリで言えちゃう!

躊躇せず、何度も何度もアウトプットすることで
少しずつ正しい音に近づいていきます。

私もいっぱい聞かせてもらえることで、
その人のクセや、苦手な音、得意なリズム
なんかに気づけるから、早い段階で
発音を矯正することが可能になります。

でもこのタイプの人たち、
同じことを何度も繰り返してたり
進め方のパターンがいつも一緒だと
すぐ飽きてしまうんです。

また、とりあえず言えた!で満足しちゃって
最後まで答え合わせをせず、
なんとなーくは言えてるんだけど、
意味がわからずじまい、なんてことも。

だから飽きない工夫が必要!
同じ文章を何度でも言えるように、
そしてきちんと答え合わせまで辿り着けるように、
ありとあらゆる手を尽くします。

一方、何を言ってるのかわからないことを
わからなくてもいいからとりあえずリピートする、
なんて、めちゃくちゃ気持ち悪いこと
できない!したくない!という
なかなか発話できないタイプの人たち。

え?何?なんて言ってるの?
もう一回言って!もう一回!
もっとゆっくり!もっともっと!
と、正解探しを始めるから
最初の一言を話すまでにかなりの時間を要します。

何を隠そう、私もこちらのタイプなので
気持ちはよーくわかります😊

このタイプの人たちは
自ら発する前に、正解とお手本を
見たい、聞きたい、確認したいと思います。

人前で言う前に、一人でいっぱい
練習したりもします。

ある程度自信がつくまでは
努力してることは見せずに
こっそり頑張ってたりします。

でもある程度自信がついたら
かなりの精度でアウトプットしてくれます。
びっくりするくらい完璧だったりします。

繰り返し同じことをすることに抵抗がないから
時間がかかってもきちんと仕上がる!
毎回少しずつ成長しているのが目に見える!

だから私は無理強いしない。
必要なだけ時間をあげるし
欲しいだけお手本をあげて
準備が整うのを待ちます。

日本の学校では、まだまだ
みんな同じことを同じようにすることが求められてますよね?
みんなと同じことができない子を
無理矢理できるようにしようとする。

1人として同じ人間はいないのだから、
得意なこと、苦手なこと、あっていいし
全部「平均」にすることを目指すんじゃなくて
得意なことを伸ばして、人と違うことに
誇りを持っていいと思うのです。

正解がない時代、どっちのタイプもOK👍
どんな人も、その人らしく
英語だって学んでほしい❤️



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