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ハルのアートDay

適度におでかけできる、麗かな週末。

めいいっぱい外の空気をすいつつ、
咲き始めた花々、
サクラの花のあとからキラキラしたながらでてきた新芽を目に、記憶に焼きつけながら、
ありがたき、をこころで繰り返しながら、
時にはスマホのシャッターをおしながら。

読書も音楽も映画も珍しくバランスよく適度に楽しめた。

こんな気の重くない朝を迎えられたことが何よりの証拠だ。

映画は前からみようみようと思い、
その長さから、後回しにしてしまっていた作品。
後回しにしてしまっている作品は山積みだけれど、その中でも高い優先順位にあった。

こんなにいろいろな意味で大作なのに、
観ていて疲れなかった。

むしろ、人として少し幅が広くなった気にもなるような、画角というのか、恐らく様々な技術や知恵が散りばめられているであろうことを気付かされる。

セピア色だが、エンドロールはカラー。 
そしてその背景に違和感一切なく流れる音楽。

役者さんお一人お一人の技術も高いのだろうけれど、わたしにとって非日常のストーリーであるにも関わらず、すべてが違和感なく、何もかもすうっと入ってくる。もう何年も前の作品だが、俳優さんたちが若い、と脳の一部で思えど、そこに思考が定まることなく、物語を純粋に追っていく自身に途中で気付く。

正直にいうと、確かに途中で時計を見て先を予測したりもしたが、またすうっと物語に入っていく、そしてそれは、「没入」ともまた異なる。
 
こんな作品が世の中に生み出されたことに感謝と、またそんな風な出会いがありますようにと願う。

恐らくまた感染力の高いウィルスが増えるであろう残りの春も「ハルのアートweek」として、
読書も音楽も映画も楽しみたい。

いい出会いがありますように!


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