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ことのはいけばな’22 立春 第2候 『「黄鶯睍睆(うぐいすなく)」2/9〜

花を活けるように、言葉を三十一文字の器にのせて活ける。はなとことばを立てて相互記譜。七十二候のことのはとはなの旅。

稲村ヶ崎のお庭で。谷間で猫のさかりがひとしきり。
帰りは首都高海沿いに北上。
鶯よりも、鵯群れてみゆき通りを未だ席巻する。

*冬うららお午睡からはオキザリス

*陽春に誘われ眠子のさかりつくかたばみ未だ半醒半睡

酢漿かたばみの酸っぱいままでオキザリス酸いも甘いも眠子の恋かも

*陽光に猫恋ざかりとんび鳴く

*首都高のひねもす海にリヴァイアサン

*鵯の1ダースほどの制空権

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猫のいるしあわせ

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