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20時間チャレンジ

こんにちは!coMpass改めMya-hk LAB.の砂川です。

シアトルは最近寒くなってきました。私は朝が苦手なのですが、寒さに負けない良い生活リズムを作るために早寝早起きを心がけています。


さて今回は私たちの活動の一つである「20時間チャレンジ」について紹介したいと思います。

どんな取り組みか簡単に説明すると、「チャレンジャーが自分で決めたある目標に向かって20時間取り組み、それを私たちがサポートする」というものです。

なんだかよくわからないと思うので以下で詳しく説明していきます!


なんで20時間チャレンジ?

そもそもこの取り組みはある動画が元になっています。それがこちら↓

新しいスキルを身につけるのには、最初の20時間が重要だ」という内容で、スピーカーであるジョシュ・カウフマンさんが自身に子供ができたことをきっかけに見出した、新しいスキルを習得する方法について話しています。

日本語の字幕もあるのでぜひ一度動画を見てみてください。

ここではざっくりと動画の内容についてまとめながら、チャレンジの内容を紹介していきます。


20時間を有効に投資する

ジョシュさんによると、ある分野を極める(頂点に立つ)ためには1万時間の練習が必要だと言われている一方、素人がゼロからはじめてそこそこできるようにになるために必要な時間はおよそ20時間。計画的で集中的な20時間を投資すれば、忙しい中でも効率的に新しいスキルを身につけることができるそうです。

これは勉強や他のあらゆる分野に応用できます。例えば、数学のある分野を身に付けたい、英単語を覚えたい、ギターを弾けるようになりたい・・・。完璧な習得とまでは行かなくても、ある程度身につける、今後の成長を勢いづけるのに20時間という数字が重要になります。


ではどのように20時間取り組むのか?
ただいい加減にやってもあまり効果はありません。動画では、時間を有効に投資する4つのプロセスが紹介されています。


①スキルを分解する(Deconstruct the skill)

まず自分がどんなスキルを身に付けたいか、何ができるようになりたいかを明確に決めます。そしてそれが決まったら、そのスキルを細かく分解していきます。

ジョシュさんいわく、学ぼうとしているものは様々なスキルから構成されていて、分解するとどの部分が自分にとって重要かがわかるので、そこから学習していけば最小の時間で効果的に学ぶことができる、というわけです。

例えば、「二次関数をマスターしたい!」と思ったとき、マスターするのに必要なスキルを分解してみると

こうなるとします(私の一例)。そしてマスターするのに一番重要なものはどれか、また自分に今足りていないものは何か考えます。

理論を理解しないまま公式を覚えても応用問題でつまづくだろうからまずは理論をしっかり理解しよう、問題の解き方はわかっても計算が苦手だな・・・と、自分なりの弱みなども含めて分析して、重要だと思うところからやっていくと、より効率よく学習を進めることができます。

他にも英単語を○個覚えようと思ったとして、必要なスキルを分解すると
・読める(発音できる)
・単語だけ見て意味がわかる
・文章の中での使われ方がわかる
・自分で使える
といったように分けることができて、自分に最も必要なのは何か考えることができます。


②自己修正できるだけ学ぶ(Learn enough to self-correct)

次に、学ぼうとすることについての情報源を3〜5個手に入れます。そしてそれらを使いながら学習をすすめ、自分で修正しながら学んでいきます。

学習というのは、間違ったときにそれと気づいてやり方を変えられること」と動画では言っていますが、要は学んでいく(練習する)中で最も良い方法、自分なりの方法を見つけていこうということです。

さっきの英単語の例でいうと、まずどんな覚え方が良いのかの情報をネットや本、他の人に聞くなどして3〜5個集め、良さそうなものをやってみる。もっと効率的にできそうだと思ったらさらに情報を集めたり自分で工夫してみる、という感じでやります。

大事なのは「学びながら探っていく」ことです。完璧に準備ができてから始めるのではなく、学習を進める中で自分で修正していくことが重要です。


③練習の邪魔になるものを取り除く(Remove practice barriers)

ネットやテレビ、漫画など、気を散らすものがあると効果的に時間を使うことはできません。せっかくやるのであれば、無駄なものを排除して集中して取り組んだ方が絶対に早くできるようになります。


④少なくとも20時間は練習する(Practice at least 20 hours)

何かをゼロから始めるとき、できないことにイライラしたり嫌になってしまうことがあるかも知れません。
しかし、「とりあえず20時間やろう」と考えることで、この苛立ちの壁を超えることができます。

「何か新しいことを学ぶときに大きな障害になるのは、知力の問題ではなく感情の問題」なのです。

この「とりあえず20時間」が自分にとっての動機となりモチベーションになります。


これら4つを踏まえて、自分で取り組みたいものを決めて20時間を投資するのが「20時間チャレンジ」です。これは勉強に限らず学ぶ「クセ」を身につけるのにもかなり効果的だと思います。

そしてわたし達はLINE@を通じてそれをサポートしています!定期的にLINEで進捗を報告してもらったり、困ったことがあれば相談できたりと、より良い20時間にするために一緒にがんばっていきましょう!


20時間チャレンジやってみたい!という人がいればぜひMya-hk LAB.のLINE@にメッセージを送ってみてください。お待ちしています〜


では!




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