見出し画像

感受性と感性

ふと、出てきた疑問。
感受性と感性って同じ意味なのだろうか?

辞書を引くと、「感受性」は「外界の刺激を印象として心に感じ取る能力
一方で、「感性」は「外界の刺激を受けてそれに対応する感覚内容をまとめる働き」・・・なるほど。

つまり、"沈む夕日を見て、思わず涙ぐむ"のは感受性であり、
"自分の思惟を経て詩や音楽にする"のは感性といえる。
感受性が豊かなだけでは、何も形にすることができないが、その逆も然り。
両方兼ね備えて初めて自分の感じたことを形にできる。

感受性と聞くと、「自分の感受性くらい、自分で守れ。ばかものよ。」という茨木のり子さんの言葉をふと思い出す。

***
そんな自分の心に楽しく水やりをする旅を企画。

目が醒めるような畑のみどりと青空に包まれて、
トラックの荷台でガタゴトと旅をする。
朝ごはんの採れたて卵は、やさしいはちみつ色。
久しぶりに傘をささずに濡れた雨は思ったよりも透き通っていた。
なんだ、わたしの感受性もまだまだ捨てたもんじゃない。
自然の色が豊かな東川町で、わたし色を見つける旅。

舞台は北海道東川町。「自然」と「人」、「人」と「文化」、「人」と「人」が繋がる町。実際に歩きながら、感じたことを形にしていきたい。

どんな旅になるか今から楽しみだ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?