ナイフ

これは最近あったいくつかのことについて思ったことを記したものです。あくまでも1人の人間として思うことです。

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傷はどのようにつくか、というのは状況と人によって変わる。
例えばバランスを崩しそうな人にタックルしたら、バランスを崩して大怪我することもある。しかしラグビー選手が目の前から迫るタックルを受けても平気なことがある。(大怪我することもあるらしいが、割と日常茶飯事とか言っているイメージがある。痛そうではあるから心配にはなる)

しかし、傷は最初が小さくても繰り返し頻繁に傷つけたり、傷つけ方が悪いと跡が残ったり、場合によっては命に関わる。

人間の心にも同様のことが言える。
言葉はナイフと同じだ、なんて言葉がある。自分は少し違うと思っている。
言葉は万能な道具だ。それはスコップにもピンセットにも縄にもナイフにもなる、とてつもなく万能なものだ。
しかし国によって規格が違うから同じ道具でも使い方が違う、同じ道具がない、ということもある。
そしてその道具も使い方を間違えれば人を殺す道具になる。
スコップもピンセットも縄もナイフも凶器になり得るんだから当たり前だ。

最近はそのことを知らない、あるいは考えてこなかった人間が多い。
あまりにも思考停止的で、AIよりも劣っていると言えることもある。
自分一人くらい、みんなもやってるしいいだろ、このくらいじゃ傷つかないだろ。
違うんだよ傷は小さくても繰り返すと酷くなるんだよわからないのか!

日頃の行いもそう、今日だけは、今回だけは、今だけなら。そう思って何かをしたら命がなくなりかけたとかあるわけ。
人間は死を意識しなさすぎだ。リアルでもネットでもそう。

自然と離れすぎている。
一度自然に還るべきでは?と思うようなことも多い。
そして考えて行動することが少ない。失敗を批判し蔑むし、成功を妬んだり成功するための手助けをしなかったり、色々おかしい。

遅いんだろうね。存続するには何もかもが遅いのかもしれない。
そうだとしたら、せいぜい悪あがきだけさせてくれ。そうしないと気が済まない、やり残したまま死にたくはないんだ。

死ぬならやることをやってから死ぬ。
やることはやりきる。

言葉は何にもなる。便利な道具にも人を救う歌にもなる。しかし人を殺す凶器にもなることを忘れないべきである。

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すみませんね、つい色々言ってしまいました。
残念ながら全部本音です。全部。悲しいです。

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